スクリーム・クイーンズ シーズン1第5話のあらすじ
第五話:「恐怖の迷路」
さすがに大学はハロウィーンのパーティを禁止することにしました。シャネルは諦めきれず、自分でパーティーを企画します。
KKTでは来る選挙に向けて水面下でシャネルかゼイディに投票するかで色んな動きがあるのでした。一方、赤い悪魔に攫われてしまったゼイディは見つからず、グレースは懸命に捜索を始めます。
スクリーム・クイーンズ シーズン1第5話の感想
いやあ~・・・思い切って人が死にまくりますねえ。あ、だけど今回は一人しか死んでいません。
結局大学の閉鎖はなくなりましたが、ハロウィーンは中止。それに意義を唱えた全員を抑えて、チャドが理解不能な実に下らない演説をします。
まあ、言いたいことは要するに大学閉鎖反対、ハロウィーンで女子達といちゃいちゃしたいということなのでしょうが。
そこにいた全員が呆れる中(特にゼイディが誘拐されたことで心配からパニックになっているグレースとアール・グレイはむかついていたようです)、マンチ学生部長はチャドに向かってこう言いました。
「よくうちの大学に入れたわね」
ほんま、それ。どうやって入学したんだろう・・・。
ハロウィーンが中止になっても諦めきれないシャネルは、パーティープランナーを呼んで勝手に企画することにしたのです。そしてテーマは「夫を暗殺されたファーストレイディー」。
まあ、ジャクリーン・ケネディの格好がしたかっただけじゃないかと思いますが。
ここであまりに苛められるので、ついにシャネルの5番が爆発します。
「もうやめるわ!」と叫ぶんですね。縁を切ると。
しかしシャネルは鼻で嗤って「何度もそう喚いているけど、まだ私の下僕でいるじゃないの」といいます。
ほんま、それ。その2!この人よくもうやめるって叫ぶけど、その割にはいつもシャネルの後ろにいる・・・。
だけどこの時にはシャネル6番、もといへスターが「早く出て行けビッチ!」と叫び、5番は部屋を後にするのです。なのに台所にいる5番に近づいて、「どうして怒りをシャネルにぶつけないの?」と言い出すへスター。
5番はいぶかしみますが、口のうまいへスターにやり込められて、会長の選挙ではゼイディに投票しようと持ちかけられます。
ここではへスターが、悪役ですよね。
ちょっと変だったけどまあダサい普通の子だったへスターは、憧れのシャネルに綺麗にしてもらってからどんどん本性を現しつつあるのでしょうか。恐ろしい子だわー!!
マンチが連れてきた本の虫でキャンドル狂いの新入生、ジュリアをも抱きこんで、へスターは自分がKKTの副会長になる夢を膨らませるのです。
そんなこととは露しらずのシャネルは、何とテスト中にがっつりカンニングしていました。・・・いや、カンニングというか、テストのために雇った男の子を隣に引き入れて、答えを聞いているんですよね。それも堂々と。
教師が見咎めると「あなたここ新人?」と呆れた顔でいい、首にしてもらうわと父に電話を入れる始末。しかしそこに警察が現れて、なんとシャネルはミズ・ビーンの殺人容疑で逮捕されてしまうのです!
わーお!どうして今更!と思ったら、警察に連行される彼女を木の下で見ているシャネル軍団の姿が(withジュリア)。
つまり彼らがシャネルを裏切って警察に証言したということなのでしょうねえ・・・。
だけどさ、彼らだって内緒にしてたんだから、隠匿の罪で捕まると思うのですけど、と突っ込みたい。
シャネルはショックを受けますが、
刑務所の中には去年のシャネロウィークで彼女からプレゼントを貰ったらしいファンがいて、刑務所の中でも楽しそうでしたよ。
そして割合すぐにシャネル3番が父親からお金を貰って彼女を保釈させてましたし。
シャネルは「殺人犯の娘などいない!」と実の父から保釈金を拒否されたそうなので、そこはちょっと可哀相ですよね。普段あんなにお金があるっていばってるのに、必要なときになくて。
とりあえず裁判まででしょうけれど出所したシャネルは、KKTでまた女王様として振舞います。それに恐怖を感じたのがシャネル5番でした。
彼女は裏切りをせめられ、罰としてシャネル主催のパンプキン・パーティーのジャック・オー・ランタンたちに光を入れるように指示されます。
断ると、脅迫されるんですけどね、何とシャネルはKKTの会員の各部屋にビデオカメラを設置していたようで、あんたの秘密をバラすわよ!というんですね。
・・・すげーことしてるよね、やっぱり。
仕方なく言うことを聞く5番は、付き合っている双子の男子学生と明かりを入れていました。
そこに登場、赤い悪魔!5番は叫びながら逃げ回り、シャネルの作らせた迷路へと逃げ込むのです。
双子も5番を助けようとして迷路に入り込み、赤い悪魔と鬼ごっこをするはめになりました。
結果として、5番と双子の一人は助かりましたが、途中で別れた双子の一人は殺されてしまったのでした。
誘拐されたゼイディの行方を捜そうと必死になるグレースとピート。
どうしたらいいかと父のところへ相談に行きますが、そこでジジと父が抱き合っているところを発見します。お互いに動揺していましたが、それはそれで、とにかくゼイディを!というグレースは、そうだ、とひらめくんですね。
スマホにはGPSがあるじゃないか!と気がつくのです。
一度ゼイディとまったりしている時にアカウントの暗証番号の話をしたことがあり、それも覚えていたのでした。無事に検索し、ゼイディがいる場所を特定したグレース達。
すぐに迎えにいきますが、拷問器具などがたくさんあるかなり不気味な地下室の中には、ゼイディはいませんでした。
この時、電気を消されて暗闇になったとき、ジジがやってきた赤い悪魔にティーザー銃をぶっ放すんですよね~!いえーい、格好よい~!
だけど皆が来る頃には闇にまぎれて赤い悪魔は逃げてしまっていたのです。
さて、ゼイディはどうなった?と思っていたら、何と自力で逃げ出していたんですね。
最初は確かに地下の穴倉に落とされていたけれど、ゲーム機やコスメやと差し入れがあり、優しくされたこと、最後ははしごを下ろしてくれて上がっていくと、花束を渡されて夕食に招待されたことを、戻ってきたKKTで話します。
この時KKTではシャネルがゼイディの不在を狙って選挙を始めようとしていたところなので、ゼイディが間に合ったことが彼女は悔しそうでした。
赤い悪魔に夕食を提供されたゼイディは、喜ぶ振りをしましたが、何とフォークで赤い悪魔の手を突き刺すのです!
そして逃げ出したのですね!やったー、凄いぞゼイディ~!!さすがよ君は~!!
地下室でゼイディを見つけられなかったのでKKTに戻ってきたらしいグレースも、それをしっかり聞いていました。無事を喜びあう二人。シャネルは不満げですが、選挙を始める宣言をします。
場面は変わってジジが夜道を一人で歩いています。このパターンは・・・来るだろうな、と思いましたが、やっぱりちゃんと来ました、赤い悪魔!
だけどジジはどうやら悪魔を待っていたようですよ。遅かったじゃないの、と声をかけるんですよ~っ!
うええ!?知り合い~?廃墟にいたことといい、この人実はマジでヤバイ人なのでしょうか!?
ジジは悪魔に後は頼むわね、と告げます。
ここで今回は終了でした。
いや~、とにかくゼイディが無事でよかったです~。今回一番怖い思いをしたのはシャネルの5番ですが、結局KKTから出てないんですよね。
もういいからそこを出て、普通の寮に入ればいいのに・・・。
そして謎なのがシャネルの3番。無口で低い声、無愛想ですが、シャネルの殺人を告げたメンバーにいたようなのに彼女の為に保釈金を払ったりしたのはどうしてでしょうか。
私は外面が命、といっていましたから、やっぱりKKTの会長はゼイディになるよりシャネルのほうが利用価値があると思ってるんでしょうかねえ。
私、好きですが。3番の無表情さとか。
ジジがと~っても怪しくなってきて、この次どうなるのかに期待です。