ヒューマンズ シーズン2 第3話のあらすじ&感想
病院を訪れるモロー博士。
病室では一人の女性が眠っています・・というより植物状態のようです。
おそらくこの女性は博士の身内で、レオのように蘇らせようとしているのではないでしょうか。
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ジョーの後押しもあり、ニスカの弁護を引き受けることにしたローラは控訴局に赴き、ニスカの検証に立ち会います。
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シンスに職を奪われリストラされたジョーは新しい仕事場へ。
倉庫の荷物整理の仕事ですが、それこそシンスがやった方が良い業務のような気が・・・。
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マックスによって人質が解放されたことを知ったレオは追ってが来るから逃げようと皆に言います。
しかし、エドのことを好きになってしまったミアは一緒に行くことを拒否します。
レオは複雑な思いを抱えながらも彼女と別行動することを承諾するのでした。
レオにとってミアは姉であり母親ですからね。複雑なのも仕方ありません。
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シンスの振りをして生活する同級生リニーが気になるトビー。
カフェテリアでいろいろ話し掛けますが、相手にされず、同級生男子からは冷やかされます。
リニーのシンスの真似、ミアよりよっぽど上手です。
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職場復帰したカレンの担当事件はなんと「シンスの異常行動」について。
リーダーはピートです。これまた皮肉ですね。
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エドのもとを訪れ、シンスだけれど意識があることを告白するミア。
エドは及び腰だし、ミアもせめてニスカのようにカラコン入れて人間の振りするとかすればいいのに・・。こっちがはらはらします。
思いを抑えられず、思いっきり愛の告白をぶちかますミアでした。
結果、エドもミアを憎からず思っていたようで、彼女の思いは成就します。
でも前途多難ですね。
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さまざまな映像を見せても何ら反応しないニスカ。
心配したローラは検査方法を変えて音楽を聴かせます。
すると、ベルリンの彼女のことを思い出しニスカに反応が現れます。
ニスカ、彼女からもらったブレスレットを密かに大切に身に着けてますもんね。
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完全に壊れていたと思われていたオディですが、突然覚醒します。
マティーは嬉しそうですがオディ本人は戸惑っています。
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モロー博士はイギリスのホブ教授のもとを訪れ、シンスの意識について教えて欲しいと頼みます。
しかしホブ教授は政府の監視下にあり、過去の研究について言及しないように言われていると断ります。
諦めないモロー博士は半ばホブ教授を脅迫するのでした。
この話、目的のために手段を選ばない人(シンスも含め)が多く登場します。
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控訴局では引き続きミアの検証が行われています。
「14人めの顧客をなぜ殺したの?」と問うローラ。
あの逆上したロリコン男のことですね。
「レイプされそうになった。
嫌だと言ったけど彼は聞く耳を持たなかった。
怖かったのよ。」
というニスカの心からの訴えを引き出し、嬉しそうなローラでした。
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ミアとエドはカフェでイチャイチャしているところをお客に目撃されてしまいました。
だーかーらー!ミアは脇が甘すぎるんですよ!
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シンスの捜査をするうち、「セラフィム」という名のシンスが意識のあるシンスなのではないかと思い当たったピート。
仲間との飲み会の席でそのことをカレンに告げますが、カレンは体内に仕込んだ胃袋が破け、危険な状態になってしまいます。
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ホブ教授を買収し、協力を取り付けたモロー博士はクオリア社のイギリス支社で研究を続けるようです。
担当の社員から意識のあるシンスはサイロに集められていると聞く博士。
レオ達が探しているサイロですね。ここにレオが来てしまったら飛んで火にいる夏の虫です。
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モロー博士の目的が少し明らかになった回でした。
彼女がレオ達や、ホーキンス一家とどのように接点を持つのか、またミアの今後が気になります。
ファーストシーズンのようなサスペンス色はありませんが、
それぞれの登場人物の思惑が交差し興味深い今シーズンです。