スクリーム・クイーンズ シーズン1第8話のあらすじ
第八話:「ママの真実」
一時は落ち着いていた赤い悪魔による殺人ですが、再び動き出します。
そのため大学はようやく閉鎖することに。事件の捜査をやめないグレースはシャネルによって自分の母親の本当の姿が知らされ、深く傷つくのです。
スクリーム・クイーンズ シーズン1第8話の感想
マンチが襲われましたよ~、ついに赤い悪魔に!いえーい!
喜んじゃいけないかもしれないけれど、いえーいっ!
彼女の場合は、あまり可哀相とは思えませんよね。強欲で残虐な女性ですから。
しかし、彼女は元夫は残虐なやり方で殺して不倫の復讐をしましたが、やっぱり赤い悪魔ではないんですよね。
しかもかなり賢い上に肝も腹も据わった女性ですから、シャワー中に襲われたにも関わらず無事に逃げ出し、逆に赤い悪魔をボコボコにします。
若い頃、元カレに戦闘術を習ったそうですよ。
赤い悪魔は二人とも出てきて、更に別のマスクをかぶった自分物も出てきてマンチに攻撃をかましますが、マンチの勝ち。
ってかめっちゃ強かったです、この人~!!
そりゃあ、元夫やその不倫相手なんて勝ち目ないよね・・・。
殺す気満々で来ている3人の人間を撃退できるんですから。
そして、折角ボコボコにしてるんだから、マスクはがして誰か見てよ、と視聴者的には思うのです。
いいから、マスク外して。マジで、犯人がわかればそれで事件が終わるんだからさあ。
結局殺人犯達はマンチの前に敗れ、必死で逃げ去ってしまいました。
マンチは自分も赤い悪魔に狙われたことから、それまでのらりくらりと交わして情報を与えなかったグレースに、バスタブで亡くなった女学生の名前を情報として与えることにしました。
それが自分の母親の名前ではなかったのでグレースは一瞬混乱しますが、マンチはそれをみて蔑みます。
「正義感ぶってるけど、所詮あなたは自分のためなのよね。
母親のことが知りたくてやってるんでしょ」グレースは怒り心頭でマンチの部屋を後にしますが、あながち間違えではありませんよねえ・・・。
本当、マンチ学生部長ってえげつないけれど、基本的には頭の良い人ですよね。彼女からしたらグレースなど痛々しくて仕方ないのではないでしょうかね。
赤い悪魔がマンチの次に狙ったのはキャンドルオタクの新入生、ジェニファーでした。
彼女はかなり公平な立場にいたと思いますが、それでもやっぱり殺されちゃいましたねえ~、これは可哀相です。
夜、いつものようにキャンドルの動画を録画中に入ってきた悪魔に、そのまま殺されてしまいました。そして食堂に死体が飾られたのです。
彼女が殺されたことにより、連続殺人犯はやはり存在している、とついにマンチは大学の閉鎖を決定しました。
これに大ショックを受けたのは、シャネルです。
大学が閉鎖では自分のキャリアに影響がある、死体が見つかったKKTの館ではパーティーは開けないし、そうなれば自分はチャドに振られてしまう!と恐慌をきたすのですね。
・・・チャドにふられるのって、そーんなに一大事??
とにかく、シャネルは次こそはプロを、と何とスコットランドヤードを雇うことにしたのです!
プロの手でゼイディとグレースを徹底的に調査してもらって、二人が赤い悪魔であることを証明しようとしたわけですね。
やはりスコットランドヤードの警察官はしっかりと仕事をしました。
シャネルを殺しそうなのはシャネルの5番であること、ゼイディやグレースにはいかなる犯罪歴もなく、人物評ともに素晴らしいことを告げます。
ふてくされてそっぽをむくシャネルでしたが、ただし、グレースの母親の名前は違ったけれど、というスコットランドヤードの言葉を聞き逃しませんでした。
どうやらグレースの本当の母親は、飲酒運転や窃盗歴が多数の犯罪者であったとわかったのです。シャネルは喜びます。
彼女はネチネチとグレースにそれを告げました。
母親は20年のあのパーティーのときのKKTの会長であった女性だったこと、犯罪歴が多数なこと、名前を変えて結婚していたことなどを知って、深く傷つくグレース。
シャネルは更に罵倒し、
「あの赤ちゃんはあなたじゃなかったんだから、もう殺人をするのはやめなさい」
といいます。
・・・そうか、シャネルはあくまでグレースたちが殺人犯だと思いたがっていましたね、そういえば。
傷口に塩を塗りこんで母親を侮辱するシャネルをビンタするグレース。
まあ、これは仕方ないですわね。本当酷い侮辱でしたから、覚えていない母親に夢を持っていたグレースにはクリティカルショックだったでしょう。
グレースは父の元へいき、母親の本当の姿は確かにそうだったのか、とたずねます。
そうだ、と頷く父。グレースに嫌な思いをさせないように、守るために亡き妻の遺品を燃やすために家に火までつけたらしいですよ。
・・・父ちゃん、それはどうなの。
嘘をついていた父をグレースは信じられず、出て行ってしまうのです。
グレースとピートはまだずっと捜査を続けていますが、マンチがくれた亡くなった女性の名前だけでは捜査が進みません。
そこでお化け屋敷をした廃屋に住み着き、ごみをあさってミルクなどを盗っていたといわれている老婆を思い出したのですね。
その人は今どこに?という話になって、行き先がないなら、もしかしたら精神病の施設かも、と思うのです。
マンチが施設に入れられていたときに会った、ゴッホと呼ばれている老婆は20年前からいた、という情報を思い出し、二人は彼女に会いに行きます。
彼女はちゃんといて、今日も絵を描いていましたが、グレースたちがおとずれると一枚の絵を差し出しました。
そこにはジジと思える女性の姿が。
そして彼女はもう一枚、絵を差し出したのです。
それはジジと思われる女性が、男女の双子の赤ちゃんを抱く絵でした。
グレースはジジに絵のことを話し、嘘つきと責めます。
そして父と別れるようにと詰め寄るのですね。
しかしジジはグレースより上手で、のらりくらりと交わした上に、さもグレースがストレスでおかしくなっているのを心配する態度で接しました。
自信がなくなるグレースは、父と婚約した、というジジに危機感を覚えてその場を後にします。
父に母親の姿を聞きに言った時に、ジジと婚約したのか、と問い詰めたのですが、父の返事はノーでした。
「そんな約束をしたことはないよ」と。
安心したくても、今は母親について嘘をついていた父を認めることが出来ません。
グレースが帰った後やってきたジジは、ここでも上手に立ち回ります。
グレースのことを本当に心配している様子で、「入院なんかさせたら・・・・?」と呟くのですね。
このままじゃあストレスでグレースは壊れちゃうわよ、とそそのかすのです。
いや~ん、ジジって好きでしたのにいいいいい~(泣)
怖いよ~、嫌だよ~この女~!!
シャネルがKKTの館へ戻ると、そこには「今日から私が寮母だよ!」とふんぞり返る警備員のデニスがシャネル5番の服や下着を着てみんなに偉そうに説教を垂れているところでした。
憤慨したシャネルですが、彼女はデニスに呼び出され、グレースに謝るように言われます。
どんなに酷いママでも他人がそれを侮辱するなんて許さない、というのですね。
・・・デニスってキャラクターもイマイチ判らない人ですよね。そこなんだ、許せないのは。
「謝るなんて死んでも嫌よ」とはねつけるシャネルに、デニスは言うのです。
「言うことを聞かないなら、チャドを奪い取るわよ」って。
超動揺するシャネル(笑)
デニスとチャドが体の関係にあったことを知っている彼女は、どうしてもデニスにチャドをとられるのが嫌だったのでしょう。渋々と頷くのでした。
ちゃんとシャネルはグレースを呼び出して謝ります。
自分の母親も酷かったから、自分は社交クラブに入ったのだ、母親に悩む人間はあんただけではない、と。
グレースは疑いはやめないようですが、母親を侮辱されたことに関しては許すことにしたようです。
嫌なことでもチャドのためなら出来るのか~・・・・。
だって「ごめんなさい」とハッキリ言いましたよ。シャネル、本当にチャドを手に入れたいんですね・・・びっくり。
画面は代わり、有名な映画に出ている俳優のホアキン・フェニックスがジムへやってきます。
彼は変装しているのですが、周囲にはバレバレ。サインをねだられて書いちゃうんだから変装の意味は果てしなくありません。
彼は筋トレの最中にかかってきた電話に出ます。そして話すのですが、その中身がびっくり。赤い悪魔の一人は彼なのでした!
ということは、男の子の赤ちゃんがホアキン・フェニックスってことー!?
そして会話では、ジジはやりすぎだ、と続くのですね。彼女を始末して、計画をすすめよう、と。
・・・あら、赤い悪魔軍団、仲間割れの危機でしょうか・・・。