スクリーム・クイーンズ シーズン1第9話のあらすじ
第九話:「幽霊の正体」
ついに閉鎖になった大学では、社交クラブも解散です。
皆は帰る用意を始めますが、赤い悪魔は活動を活発化させます。そして、死んだと思われていたブーンが実は生きていることが分かるのです。
スクリーム・クイーンズ シーズン1第9話の感想
やっぱりブーンだったんですねえ!!
俳優のホアキン・フェニックスと言われていたジムにいた男性は、実は生きていたブーンが口髭などをつけて変装した姿だったんですね~。
この顔みたことがあるぞ、とは思っていたのですが!
だからジムの男性にも気軽~にサインしてたんですね、本当は違うし(詐欺に当たると思うのですが)。
ブーンを最初にみたのはシャネルの3番でした。
夜、キャンパスを散歩していたらしい彼女は偶然変装が取れた彼の姿をみてしまい、激しいショックに見舞われます。
「死んだはずよ!」と。
ブーンはやべ、と思ったのですが言い訳は難しいよな、と悟って、何かを言いかけます。
しかしすでに恐慌状態に陥っているるシャネル3番は、「幽霊なの?!」と叫ぶのですね。
ブーンは一瞬呆気にとられますが、何とか頷いて調子を合わせます。
シャネルの3番は幽霊になってブーンが現れたのは、KKTに入れなかった恨みがあるからだ、と思い込んで自分が襲われると考えて怖くなり、絶叫するのでした。
そしてもうダッシュですよ、走れなさそうなのに・・・。走れるんだ。
シャネルはシャネル軍団を呼び出し、感謝祭でチャドの家族に披露する衣装をみせるのですが、その時にチャドにプロポーズされた、と自慢します。
しかしそれに驚いたシャネル軍団がいろいろと聞いてみると、正しくはプロポーズではなくて感謝祭に家族とすごすことの招待と、ネックレスのプレゼントでした。
しかし、感謝際で家族に紹介されればこっちのもの、結婚までは一直線と嬉しそうです。
当然嬉しくないのはシャネルのすべてを奪いたいと願うシャネル6番、つまり変態へスターです。
へスターは実はすでにチャドと寝てしまっていたのですね、しっかりとチャドを脅しにいくのです。
しかし「君を感謝際に招待せずにシャネルを招待する理由5」を述べるチャドは完全にへスターはなしだなあ~と思っているようで、あっさりと彼女をふります。
女性であれば何でもばっちこーいなチャドがへスターを嫌がる理由ってのが・・・5つも言ってますが、要するにこれでしたよ。
「オナラが臭いから」!!!
しかしへスターは諦めず、KKTに戻るとシャネルに宣言するのです。
「私はあなたに苛められたから、最高の復讐を思いついたの。それはチャドと寝ることよ!そして私は、妊娠したの!」
シャネル他全員が仰天、だからチャドが選ぶのは私よ、と誇らしげに言うへスターです。
シャネルの3番に見つかったけれど幽霊だと信じこませることに成功したブーンは、積極的に動くようになります。
まずはチャドに会いに行き、ゼイディにデートを申し込むために服を貸してほしいというのですね。
どうしてゼイディ・・・?だってあんたゲイでしょ?と思ったのは私だけではなかったようで、チャドもつっこんでました。
「お前、スーパーゲイだろ?」って。
ブーンは黒人の女の子と寝ればあの世に戻らなくていいんだーとかなんとか適当に言っています。
ゼイディは素敵な彼氏のアール・グレイといい感じでしたが、じゃあこれからエッチしようか!という場面になって、アール・グレイが舞台設定にこだわり始めます。
バスローブにキャンドル、シャンパンといちごもいるそうで、それを用意するまで待って、とゼイディに言うのですね。
寮の自分の部屋にあるから10分で戻ってくるから!って。
可愛いですよねえ~。ゼイディもそう思ったようで、嬉しそうでした。
そこに窓から忍び込んできたのがブーンです。チャドに借りた勝負服に、花束を持って。
ゼイディは驚きますが、ブーンの幽霊話は勿論聞いていたので構えています。
ブーンがまた幽霊だけど云々かんぬんといろんなことをいいつつ、つまり君とデートしてエッチをしたいんだ、ということを述べると、ゼイディはにっこりと笑って言いました。
「私、幽霊は信じないの」
恰好よい~!さすが賢いゼイディ!つまりあなたは生きているんでしょ!?と言いながら彼につかみかかります。
そこにグレースが現れて、ブーンの姿を見て仰天、二人で赤い悪魔はお前だろう!とつめ寄るのですね。
ゼイディはちゃんと、ブーンの手の甲に自分がフォークで刺した傷跡を発見していたのでした。
・・・あ、だからゼイディを誘拐した赤い悪魔はブーンってことか。じゃあ本当にゼイディが好きなんだ!?
3人でもみ合いになると、ブーンが窓から落ちてしまいました。大変だ、と二人は青くなって窓から下をのぞき込みますが、落ちたブーンの姿はどこにもありません。
そこに戻ってきたのはゼイディとこれからを考えてにこにこのアール・グレイです。
機嫌のよい彼は赤い悪魔のコスチュームを着て背後に迫るブーんには気がつかず、ナイフでさされてしまったのです。
ちょうど同じ頃、KKTにはもう一秒でも耐えられないと荷物をもって出て行ったシャネルの5番のクルマの後部座席に、もう一人の赤い悪魔がいました。
彼女は後ろにいたトラックの運転手の機転で助けられますが、運転手は悪魔に殺されてしまい、怖くなってKKTに逃げ帰ってきます。
どうしてそこでKKTに戻ってくるのだ!せっかく逃げたのに~。
しかしこの子、運は相当いいですよね。
赤い悪魔に狙われたのは3回目で相方は全員殺されていますが、いずれも助かってますよ。すごい運だ・・・。
アール・グレイが殺害されたことでまた警察が来ますが、今度は幽霊が殺人を犯しているんだという推理のもと、
ゴーストバスターズみたいな専門家をつれてくる始末で、ゼイディとグレースはいよいよぶちキレました。
そして私がどうにかするから、となだめようとするマンチに対しても正論で責めるのです。
「あんたが傍観している間に人が何人も殺されて、ついにグレイまで死んでしまったの!あんたのせいよ!」って。
マンチはついに自分の男をみる目のなさを反省して刑事を追い出し、首にさせると宣言します。
そのために一緒に寝ていた時のネタで刑事を脅迫さえしました。
ゼイディ達によってブーンは指名手配されており、赤い悪魔軍団で集まろうとブーンともう一人の悪魔はジジを呼び出します。
やってきたジジはブーンの勝手な振る舞いに怒っていて、あなたが計画の弱点になる、と責め立てます。
しかし切れたブーンは、自分はずっと不幸な境遇のもとで生きてきたこと、
検視で生きているのがバレないように仮死状態になる練習をしたこと、
ゲイだと偽ってDDCに入ったことなどをいい、
ジジに「もうあんたの指図はうけない」というのです。
ジジは自分が殺される、と気づいて悲鳴を上げますが、そこにいたもう一人の赤い悪魔が胸をナイフで突き刺したのはブーンでした。驚く顔のまま倒れるブーン。
赤い悪魔、仲間割れで一人死亡です。
シャネルがチャドに確かめたところ、へスターの妊娠はあり得るといわれた上に「家訓だから、俺は彼女と責任をとって結婚する」といったチャドに激怒。
シャネルはチャドに、私に究極のつぐないをしなさい、と叫ぶのです。
「命を差し出せってことか?」とチャドはシャネルをおびえたように見ていましたよ。
KKTで最期の夜をすごすシャネルたちは、へスターを罠にかけて妊娠していないということを認めさせました。
しかしヘスターはめげず、感謝祭にいくのは私よ、と言い切ります。
シャネルを罵倒しながら部屋を出ていくヘスターを追いかけたシャネルは、階段にさしかかると急に声色をかえて謝罪するのです。
「今まで苛めてごめんなさい」って。
驚いたのはヘスターだけでなく追いかけてきたシャネルの3番と5番も一緒でした。
しかしそれで油断したヘスターを、シャネルは階段から突き落としてしまいます。
ヘスターは首の骨を折って死んでしまいました。
パニックを起こす3番と5番を見て、シャネルは落ち着き払っていうのです。
「冷凍庫に運びましょ」
・・・またあの冷凍室かよ~・・・って顔を、5番がしてましたね。
何度遺体を運んでも消えてしまう冷凍庫・・・。出番が多いです。
ブーンを殺してしまった残る赤い悪魔とジジは、どうするのでしょうか。