スクリーム・クイーンズ シーズン1第10話のあらすじ
第十話:「絶叫 感謝祭」
ついに感謝際がきて、大学は閉鎖なので全員家に帰りました。
ところが皆なんらかの理由と事情があり、結局KKTに戻ってきてしまいます。
折角だからと戻ってきた順番で一緒に料理をし、赤い悪魔は誰かの推理合戦を始めるのですが・・・。
スクリーム・クイーンズ シーズン1第10話の感想
絶叫感謝際って、まあ題名にもある通りにまたレディースが喚き倒すのでしょうねえ、と思っていましたけれど、レディースだけでなく、皆本当に絶叫しまくりでした・・・。
まず場面は、「へスターはもういないから、あなたは私を感謝祭に連れて行ってね」とチャドに言うシャネルの姿からです。
へスターは嘘をついていて、あなたの子供は妊娠していなかった、というシャネルに、チャドは言います。
「つまり、君がヘスターを殺したのか?」
シャネルは殺したのは重力であり、私は押しただけ、とけろっとして答えますが、その後チャドはびびるのかと思ったら・・・喜びました。
ヤツ、死体好きでしたね、そういえば。だからこそ不気味な変態へスターの誘いにも乗ったのでした。彼は死体を見せろ、それで3Pをしよう!とシャネルを誘います。
・・・おえー。
シャネルは当然断りますが、チャドを冷凍庫へ連れて行って死体を見せることには同意しました。
しかし、またもや冷凍庫の中には死体はなく、忽然と消えてしまったヘスターの死体を捜してシャネルは仰天フェイスのままです。
チャドは「君はヘスターを殺し損ねたんだろう。このままなら、感謝祭にはきっと復讐されるぞ」と予言します。
ホテルの一室で赤い悪魔のコスチュームを見に着けたままの双子の片割れ、女の子のほうとジジは一緒に工作をしていました。
ジジは本来なら彼氏のウェストンと一緒に過ごせたのに・・・とぶつぶついいつつも、二人で並んでクレヨンを使ったり折り紙を切ったりしているようです。
何をしているのかは判りませんが、次の殺人作戦のためなのでしょうかねえ。
多分、ブーンを殺してしまったので死体を隠しながらそのホテルで過ごしているのでしょうけれど、とにかく赤い悪魔のコスチュームを着ている方は一切喋りません。
あの手袋をして工作なんて、よく出来るなあ・・・器用な人物であることは間違いないです。
ルームサービスで感謝祭の料理を一緒に食べようとする二人ですが、肉を切るための電動ナイフを悪魔へとジジが手渡したとき、悪魔に変な間があるんですよね。
これは・・・ジジは危ないのでは??
そして、感謝祭であり、大学の閉鎖にしたがってKKTも閉鎖されたので、みんな実家へと戻るのですが、あまり家族と仲が良くないとサムにいっていたシャネルの3番は非常に嫌そうです。
まあ、折角娘が帰ってきても出迎えるのは母親だけで、食事に遅刻してきた娘に対して使用人と一緒に食べろ、と命令する父親、傍若無人な弟に帰宅して5分で3番はうんざりしているようでした。
変な家なんですよ。食事が自社製品の冷凍食品プレートですし、一面にはられたテレビの前に階段状に座って会話なしの食事をしているんです。
数分で耐えられなくなった3番は、もう家族の集まりには参加しないわ!と宣言して大学へと戻るのでした。
殺人事件があっても、3番にとってはKKTがホームなのですね。なんだか可哀相です・・・。
シャネルの3番がKKTへ戻ってみると、台所から何か音がします。恐る恐るいってみれば、何とマンチ学生部長がいて料理をしているのでした。
元夫の家族には招待してもらえなかったし、ここはハイレベルのキッチンがあるから、というのがその理由で、二人は孤独なもの同士で食事とゲームをしようと約束します。
しかし、3番とマンチだけではなく、そこにはおばあちゃんの家への帰省を取りやめにしたゼイディとグレースもいました。
グレースが来たかったら来てもいいよ、と言ったので、彼女のジジと連絡がとれない父のウェストンもKKTの食事会へやってきます。
中々七面鳥が焼けないので、しばらくゲームをして待つことにしたメンバー。
マンチが「赤い悪魔は誰だと思う?推理ゲームよ」と言い出し、まず自分から、悪魔は3番だと思うと言い出しました。
3番は反対にマンチが犯人だ、という意見を出しますが、その時、実家に戻ったけれど家族が旅行にいってしまっていて誰もいなかったらしい(可哀相)シャネルの5番も戻ってきます。
3番がマンチはボローニャハムを食べられることを暴露すると、ゼイディやグレースもマンチが怪しいと詰め寄ります。そこで立ち上がったのは、父のウェストンでした。
彼は何とグレースが悪魔じゃないか、と考えていると告白するのです。
仰天するグレース、疑いの目を向ける周囲のメンバー。
一方、ちゃんとチャドとラドウェル家の感謝祭の食事にいっていたシャネルは、居心地の悪い思いをしていました。
どうやらチャドの母親はシャネルを嫌いなようでネチネチと嫌味をいいますし、あまりよさげな兄弟姉妹とはいえません・・・。ってかめっちゃ品相下劣ですわ。
そこに、まさかのヘスターが登場します!
実は首につけていたギブスのお陰で命を取り留めたこと、冷凍庫の床に寝かされたことで首の腫れも引いてすごく気分よく目覚めたことを言います。
シャネルは愕然としますが、強引にその場にいついて、しかも「チャドの子供がおなかにいるんです!」と発表までしたヘスターも、チャド母にはしっかり嫌われていました。
「こんな時のために我が家は優秀な弁護士を雇っているのよ!それに、あなたのは妊娠ではなくて宿便でしょ!」というチャド母。・・・すんげーおかんだ。こんな家、嫌だよ・・・。
ヘスターは最初の勢いはどこへやら、悄然と座り込みますが、シャネルも侮辱を受けます。
ラドウェル家の財産が目当てだろう、と父から決め付けられ、5万ドルやるから帰れ、と言われてしまうのですね。
愕然とするシャネル。自分の家はとってもお金持ちだから、お金はいらないの!と叫んでチャドに言いつけに行きます。しかしチャドはそれがどうした?という態度。
憮然としていると、食後のゲームが始まりました。
そこでまたもやヘスターが槍玉にあげられ、侮辱三昧されてしまいます。このシーンは見ていてむかつきました。別にヘスター好きではないですが、あれは酷い・・・。
しかしそう思ったのは視聴者の私だけではないようで、シャネルが盛大にぶち切れます。
おもむろに立ち上がったシャネルはまずはヘスターに殺そうとしたことを謝ってから、ラドウェル家の一人一人を名指しでこき下ろし、罵倒しまくるのです。
そしてチャドにも別れを告げて、「正気な女ならこの家族とは関わらないわ!」と言って帰ろうとするのです。
格好良い~っ!!!さすが女王シャネルです!だてに高いプライドを持っていません!いえ~いっ!!ここは見ていて楽しいシーンでした!
将来のためにはチャドと結婚するほうがいいという打算で来ましたが、やはり自分の家族、家系、そしてKKTのメンバーを侮辱されたことは許せなかったのですね。
金持ち特有の超上から目線でラドウェル家を盛大にバカにし、帰宅を宣言します。
ヘスターは少し悩んだようですが、やっぱり一家にこき下ろされたのはショックだったのでしょうし、シャネルを頼もしく思ったのでしょう、彼女と一緒に帰るといいます。
その頃KKTではグレースの父のウェストンが何故グレースが悪魔だと思うのかを説明しようとしていましたが、そこにピートも参加しました。
ウェストンの疑問を全て覆していくピートは、「自分はウェストンが殺人犯だと思う」と発言します。
グレース、ダブルショーック!
しかしピートの説明は記者らしく理路整然としている上に証拠もあって、みんなつい聞き入ってしまうのでした。
何とピートはブーンが一度目に死んだときに彼の髪の毛を、そしてウェストンの髪の毛も拾っておいてDNAテストをしていたのです!その結果、二人には親子関係が認められたということでした。
全員驚きましたが、ウェストンもびっくりです。
しかし「90年代は誰も避妊などしなかった」から、「可能性は認める」というのです。
ここでマンチが「確かに!」と頷いていたのには笑いましたが。
ウェストンはブーンともう一人の双子の女の子が自分の子供であることを受け入れ、自分の子供達が殺人を犯しているという事実に打ちのめされていました。
つまり・・・グレースとブーンは異母兄弟ってことですよね。うわ~、それはショックだよね・・・。
「当時それを知っていたら、責任は取った」という父に「わかってる」と頷く娘です。
結局七面鳥が焼きあがる前にシャネルとヘスターも戻ってきて(ってか早くない??飛行機の距離だっていってましたよね、前回!?)、全員でごはんってことになると、チャドまできたのです。
彼は「七面鳥を食べるんだろ!?」と戻ってきましたが、君、実家でたらふく料理食べてたでしょ・・・。なんならデザートも食べてたよね・・・。
この時一体何時なのでしょうか。もしかしたら深夜なのかな。
チャドは自分の家族は最高だ、という意見は変えませんでしたが、シャネルに謝りました。チャドに飛びついてキスをするシャネル。
そこで許すなよ、シャネル!!あれだけ啖呵切ったのに~・・・。
全く、折角の良いシーンが台無しだわ。
いつの間にかきていたチャドにシャネルの3番5番は驚きますが、ウェストンの「感謝祭なんだから、静かに食べないか」の声で、とにかく食事を、となります。
戻ってきても何も手伝わなかったシャネルが、「さあ皆さんどうぞ」といいながら七面鳥の皿の蓋を開けると―――――――
そこには、ジジの頭部がありました。
絶叫の雨嵐!全員肝を潰して叫びまくってます。
ああ~・・・・やっぱりジジ、殺されてたか~・・・。