スクリーム・クイーンズ シーズン1第12話のあらすじ
第十二話:「爆弾メール」
ピートが「僕は殺人を犯した」と衝撃の告白をしたため、グレースは大きなショックを受けることになります。
一方シャネルはマンチを殺すためのプールにKKTのメンバーが誰もこなかったことに対して怒り、暴言メールを書くのですが、それが赤い悪魔によって大学の生徒全員に送信されてしまい・・・。
スクリーム・クイーンズ シーズン1第12話の感想
ピートがまさかの赤い悪魔の仲間でした~っ!!
グレースは仰天して、恐怖を抱きます。まあ当然ですよね。
なぜ赤い悪魔の仲間になるかを話している間、ピートは陶酔したように喋っていて目はらんらんと輝き、どこからみても正統派の「怪しいやつ」、いや何なら「いっちゃってるヤツ」でしたから。
ピートがそもそも赤い悪魔の仲間になったのは、警備員のデニスの親友が殺された夜でした。
警備会社の車から出てきた赤い悪魔を彼はつけていき、DDCに入るのを見たのです。
忍び込んでみるとそれがブーンで驚いたこと、だけどブーンになぜ復讐するのかの話をきいて「なるほどな」と思ってしまったことなどをグレースに話すのです。
赤い悪魔はモンスターじゃない、社交クラブが悪そのものだ、と。
「誰かが退治しない限り怪物は若者の命を奪い続ける!」
だけど当然そんなのは戯言だ、とグレースはぶち切れます。
「殺人を正当化するなんて許されないわ!」
・・・うーん?でも君、つい前回はマンチを殺そうって必死こいてましたよねえ??
それはピートも突っ込むので、グレースはぐっと詰まります。
とにかくグレースに理解して欲しいピートは話し続けるのですが、その中でロジャーを殺したこと、モールでシャネルを襲ったこととその時に警察官をボウガンで打ったことは認めました。
シャネルは丸腰だったのに、ピートは「自己防衛だ!」って言ってますよ。
んなことねーだろ!
どうやら彼は去年、シャネルのストーカーとして接近命令が出るまでは、じらされて苛められ、散々屈辱的な思いをさせられたそうです。
男なら復讐するさ!といいますが、それは完全に間違いですよねえ・・・。
グレースは超冷たい顔で彼を見て、「吐きそう」といいます。
私も殺すの?と聞くと、ピートはまさか!と返すのですね。
これを終わらせるために、俺はブーンを殺したんだ、と。
・・・ホテルでブーンが死んだ時、あの時の赤い悪魔はお前かーっ!!
それでマスクもとらず、ずっと黙っていたんですね。ジジにばれるから。
グレースはこれ以上怒れないってほどに激怒しています。
もう2度と会わない!といって出て行きかけるのですが、ピートが最後に「双子の片割れが誰だか知りたくないのか!?」というと、戻ってくるのです。
ピートは皆のDNAを集めて犯人のあぶり出しをしたことを語りました。KKTのメンバーであることは確実です。そして、「犯人は――――」といったところで、後ろのクローゼットから飛び出してきたのは
赤い悪魔~っ!!
一体いつの間にそこにいたんだーっ!?
ピートが部屋で携帯電話で喋っていたときは、クローゼットの中には居ませんでした。彼がわざわざ開けて赤い悪魔のコスチュームをみていたのですから。
そしてグレースがきて、いちゃいちゃしようとしたらピートが出来ないと拒否し、殺人犯であることを話したのです。
一体いつ、あんたそこに入ったのよっ!!?
とにかくピートは後ろから刺され、彼はグレースに逃げろ、と言って揉みあいになりますが何度も刺されてしまいます。
ピートが倒れた後、逃げなかったグレースは喚きながら赤い悪魔に突進し、かーなりいい戦いをするのです。
しかし激高しているからか押し倒され、頭を殴られて気絶させられてしまいました。
シャネルがKKTのメンバーに送ったメールは、赤い悪魔によってメンバーだけでなく全校生徒に送られてしまいました。
そのため、シャネルがマンチ学生部長を殺そうとしたこと、メンバーに酷い罵倒を浴びせていることがバレ、戻ってきた学生達にごみを投げられたりSNSでバッシングされたりします。
SNSで炎上しているセレブと同じですねえ~。
シャネルはKKTの前でテレビ局のアナウンサーに、全国の人に謝罪をしますか、とマイクをつきつけられますが、それにはこう答えました。
「みんなくたばっちゃえ!」
さすが、女王です。
しかしシャネルもかなり精神的にはボロボロになった模様で、今やアメリカで一番の嫌われ者と自覚しています。
この後はもう、クレオパトラのように美しく死ぬしかない!と思いつめた彼女は、中国から蛇を輸入して自殺をはかるのですね。それをとめて慰めたのはゼイディです。
「あんたもカッパも今が一番最悪でしょ。これからは這い上がるだけじゃない」
と言われて納得するシャネル。
ゼイディは続けて
「力をあわせて連続殺人犯を捕まえて、カッパを皆が誇れるクラブにしよう」と誘います。
シャネルはしばらく考えて、頷くのでした。
そこに突然入ってきたのは赤い悪魔です。しかし何か様子が変です。
ゼイディが悲鳴をあげながらいつものように攻撃をかまし、マスクをとることに成功するのですが、それはピザの配達人でした。
彼はシャネル達に捕まって、一体どういうことかと説明を求められました。彼は叫びます。
「俺に爆弾がついてるんだ!爆発するんだー!」
どうやらピザの配達にいって捕まり、爆弾を体にまかれて赤い悪魔のコスチュームを着、KKTに行けと命じられたようですね。
この時、爆弾の残り時間は5秒でした。
間に合うわけないじゃーん!と皆男性を放置して逃げ、隠れます。
そして爆発、男性は木っ端微塵になってしまったのでした。
ああ・・・・この人は、本当~に可哀相だったなあ・・・。マジで被害者ですよ。
グレースは無事に気がついたようで父の元へと戻ります。
何故私は殺されなかったのだろう、と悩むのですが、父はそんなことよりピートとエッチしちゃったのかが気になる様子・・・。
とにかく赤い悪魔のもう一人はKKTのメンバーであることは間違いない、となったので、父と二人で力を合わせて全員のことをもっと調べよう、と決めたのです。
そして父のウェストンはマンチの家に忍び込み、誘惑するという手段に出ました。
・・・・・・・・・・・・なぜ、そうなった??
あんた、マンチが大っ嫌いだったのでは??
ウェストンがマンチを誘惑しているうちに忍び込んだグレースとゼイディは、マンチのパソコンを調べます。この案誰が出したのかしら。
マンチと父が絡み合っているのは、グレースは全然気にならないのでしょうかねえ!?もう父はどうでもいいのか?
マンチのパソコンで調べたところによると、思いっきり怪しいのはヘスターでした。
社会番号は1から数字が続いているし、出身高校がドラマの高校名なのです。
彼女が赤い悪魔だ、と確信した二人は、シャネル達が危ないと飛び出して生きます。
一方マンチと残されたウェストンは、マンチとのエッチがあまりによかったのでびっくりしたようです。ってか本当にやっちゃったのね。娘が隣の部屋にいるのに。
マンチのほうはグレースたちが情報を探す間のちょっとした出来事、とわかっていたようですが、どうやらウェストンが本気になってしまったようです。
・・・色々、それでいいのか、父よ。
その頃シャネルは、自分の評判を底辺から浮上させるためには、とりあえず前会長だったメラニーへ謝罪へいき、それを動画でネットにのせることだ、と何故か思ったようです。
メラニーって・・・死んだって言ってましたよね?
前会長の死亡事件って、確か最初の方で?セルフタンニングの機械で酸を浴びてしまった人ですよね?
死んでなかったのかー・・・。いいのか、脚本、大丈夫か。
シャネルはシャネルの3番と5番を従えて行きますが、実際には謝罪でなく、メラニーが赤い悪魔だと思って殺そうとしていたのです。
途中で帰った5番はおいておいて、シャネルはメラニーに話しかけます。そして鞄から大きなハサミを取り出して、いきなり彼女を襲うのですね。
動画を取りながら驚くシャネルの3番に、シャネルはハサミを振り回しながら、メラニーこそが赤い悪魔であると説明するのです。逃げるメラニー。
そこへ飛び込んできたゼイディとグレースによって、危機一髪、シャネルは止められます。
グレースが言います。「ヘスターが赤い悪魔なのよ!」と。
ヘスターはシャネル達とは一緒にいかず、シャネルのクローゼットを漁りまくっていました。色んなものを盗りながら、気分が良さそうに動きまわっていましたが、皆がKKTに戻ってきたときには悲鳴をあげていたのです。
2階のトイレには途中でデートだと帰っていたシャネルの5番がいましたが、皆は悲鳴の主を探してシャネルのクローゼットへ。そこには目をヒールで刺されて血だらけで横たわるヘスターの姿がありました。
ゼイディが脈を調べてもない、死んでしまったの?だけど彼女が赤い悪魔のはずでは?と言い合っていると、ヘスターがカッと潰されていない方の目を開けたのです。
そして5番を指差しながら、呟きました。
「赤い・・・悪魔・・・」
シャネルの5番は、大きく目を見開いて後ずさりました――――――
さあ、いよいよ次回が最終回です~!!ピートが殺人を犯していたこと、そして殺されてしまったことは大変ショックでしたが、シャネルは安定の女王様ぶり、メンタルの強さぶりで笑えるところもちゃんとありました。
シャネルの5番は赤い悪魔なのか、もう誰も死なないのか??早く続きを見なければ!