インポスターズ シーズン1 第2話のあらすじ&感想
第二話:「詐欺返し」
凄腕の女詐欺師マディに騙され全財産を奪われたエズラとリチャードはチームを組んで彼女を探すことにします。
一方シアトルのマディはサフラン・キースと名乗り新たなターゲット獲得に向け始動開始。
ターゲットである銀行の支店長、ヘラーの助手に応募し面接に出向きます。
事前にヘラーに関する資料をゲットしているマディは彼の心の傷を巧みに利用し見事に助手の職を勝ち取ります。
こうやってエズラも周辺を調べ上げられて騙されたんですね。
彼女の腕もさることながら背後にいる“ドクター”の力の大きさも伺えます。
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マディの顔認証が成功したと連絡を受け、喜んで業者を訪れたエズラとリチャードですが、
彼女の現住所を知るにはさらに5000ドル必要だと言われ、エズラの所持品を売り払い金をつくるべくヤードセールを開催します。
そこに母親と兄のジョシュが現れ、ギャビーが会社を辞めたことをエズラに告げます。
母親は困っているであろうエズラを心配して5000ドルの小切手を渡そうとしますが、エズラは「自立したい。」と断ります。
丁度じゃん!て思いますよね。
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ヘラーのもとで助手として働き出したマディは順調に彼の信頼を勝ち取って行きます。
ヘラーの万年筆に細工をし、シャツが汚れたところを見計らって新しいシャツを差し出したり、
PCの不具合を起こしてIT担当として仲間のマックスを送り込んだりつくづく用意周到で感心させられます。
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会社を辞めたギャビーに謝りに行き、彼女からリチャードが母親から5000ドルを得たことを知ります。
マディの住所を入手し店から出て来て抜け駆けしようとしたリチャードをエズラが待ち受け2人はマディ探しの旅に出ます。
ちょっとロードムービーぽくなって来ましたね。
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シアトルでは出勤前にカフェに寄ったマディを前回も会って少し話をしたパトリックがお茶に誘います。
マディも彼のことが気になっているようです。
しかし話をしているところをマックスに見られ、誘いを断ります。
パトリックは不労所得で収入を得ているお金持ちのようですね。
プライベートで誰かと接するのは詐欺師として危険な行為なのでしょう。
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マディを探す旅に出たエズラとリチャードですがすぐに資金が底をつきます。
エズラは少額詐欺の入門書を購入し、小銭を稼ごうとしますが善人相手に詐欺を働くことに抵抗を覚え、2人でルールを作ります。
このルール、「悲しそうな人は騙さない。」とか「お年寄りも騙さない。」など2人のいい奴っぷりが出ていて笑えるんですよね。
じゃあ誰をターゲットにすればいいんだ?となったところで、ちょうどお年寄りに暴言を吐く男性を発見。
道を聞くふりをして彼のクレジットカードで自分たちの車に給油しようとしますが見事に失敗します。
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ヘラ―の趣味がダーツだと知り、彼の行きつけのダーツバーへ赴くマディ。
自分の助手が偶然行きつけに居合わせ、驚くヘラ―ですが彼のつまらない話を熱心に聞き、
ダーツを教えて欲しいという可愛らしいサフランに心が動かされます。
マディ、相手に合わせて喋り方も変えててすごいですよね。
酔った仲間に別れた女性のことを言われ逆上するヘラ―はマディに連れ出されます。
ウォッカで酔っ払った(振りをした)マディを自宅まで送り届けたヘラーですが、何もせずに帰ります。
ヘラーもいい奴っぽいですね。これから全財産を奪われるのだと思うと胸が痛みます。
ヘラーが帰宅したのを見届けたマディは起き出し、先日パトリックから渡された番号に電話し会う約束を取り付けます。
マックスとサリーにさんざん脅されたんですけどね。
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スリの練習をしながら旅を続けるエズラとリチャード。
立ち寄ったダイナーで感じの悪い老人から財布を奪おうとしますが要領が悪すぎてまたもや失敗・・・
かと思いきやエズラが財布から紙幣を抜き取ることに初めて成功します。
思わす大喜びする2人ですが、ふとマディもこんな気持ちだったのかと詐欺師にっ共感してしまいます。
なんだか2人ちょっと仲良くなって来たみたいです。
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家政婦としてヘラーの家に潜入しているサリーは床下から札束を見つけます。
帰宅したヘラーはサリーにサフランへの思いを相談します。
サリーは「うまく行く気がする。」と励まします。
そりゃそうでしょう。彼らの腕の見せどことですから。
ついにマディのもとへとたどり着いたエズラとリチャード。
しかしその部屋で彼らを迎えたのは見知らぬ女性でした。
アリスとエヴァの写真を見せ、知らないかと尋ねると彼女からの答えは「私の妻よ。」というまさかのものでした。
なんと!3人目の被害者の登場です。
まさかすぐには見つからないとは思いましたが、3人目の登場とは。しかも女性!
でもエズラとリチャードではあまりにも頼りないのでちょうど良いかも知れませんね。