インポスターズ シーズン1 第9話のあらすじ&感想
第九話:「本当の君」
FBIに連行され、パトリックの尋問を受けるエズラ。
そうとは知らないマディ達は作戦の実行に向けて準備を進めます。
約束の時間に現れないとマックスから連絡を受けたマディはリチャードのモーテルに向かいます。
愛すべきおバカのリチャードはナンパしたブロンドといちゃついていました。
女性を追い出し、リチャードをマックスの元へ向かわせると隣室のジュールズの元へ。
ジュールズは頼まれたキャビネットを作成していました。
現金を偽札にすり替えるための仕掛けがしてあります。
「気に入った?」と尋ねるジュールズに「道具が完璧なら誰のためでもいい。」と素っ気ない返事のマディ。
リチャードにも「あなたが愛していたのはアリスといた自分よ。」ときついことを言っていました。
これが本当の彼女なんですね。
FBI 取調室ではパトリックがエズラを協力者にすべく説得します。
「彼女の魅力は俺にもわかる。」というパトリックの言葉に反応するエズラ。
不適な笑みを浮かべ、マディに愛情があったのかと問います。
パトリックがマディに愛情を抱いていたと指摘したのです。
この場面のエズラ、マディに騙された直後のひ弱なおぼっちゃまと同一人物とは思えないほど堂々としていて恰好良いんですよね。
なかなか協力に応じないエズラにパトリックは一冊のファイルを渡します。
中には殺人現場の写真が。
彼らはドクターを裏切り殺された詐欺師たちでした。
「マディがこうならないために君の協力が必要だ。」
というパトリックの言葉に協力を決めたエズラでした。
マディに惚れた男たちですね。美人は得だなぁ~。
ジーナは上司の命令でジュールズの身辺を調査することになります。
画材店で買い物をするジュールズに偶然を装って近づき、ランチに誘います。
パトリックはマディを二人が出会ったカフェに呼び出し、証人保護プログラムの書類を渡します。
「現実で再出発しろ。」と言うパトリックに書類にサインをしながら
「一瞬だけ夢を見た。あなたとの未来。」
と言い残しその場を去るマディ。残されたパトリックは複雑な表情です。
ジーナとランチに行ったジュールズ。
話して行くうちに彼女もレズビアンだとわかります。
エズラの恋人の振りをしているジュールズは
「私も昔女性と付き合った。」
とバイの振りをします。
食事をしながらその女性のことを話すジュールズ。
“シーシ”のことですね。
この 2 人、誕生パーティーの時からちょっと怪しいんですよね。
惹かれあっているようです。
パトリックの指示によりマディの部屋に忍び込み、携帯に盗聴器を仕掛けようとするエズラ。
携帯を探すうち、彼が 28 日目の結婚記念に贈ったアンクレットを見つけます。
帰宅したマディはソファにエズラが座って自分を待ち構えているのを見て驚きます。
「何の用?」と聞くマディに
「どうして今の君になったのか知りたい。」
と言うエズラ。
マディは適当な嘘を並べ立て、聞いても無駄だと答えます。
去り際にエズラは見つけたアンクレットを見せ、なぜこれを持っていたのかと聞きます。
マディは
「私には大切な物だった。
そしてそれを外した人が居たのも大切なことだった。」
と答えます。
これは彼女の本音でしょうか。
もちろん仕掛けられた盗聴器によってパトリックにもその台詞は届いていました。
食事を終え、ジーナの車でモーテルに送ってもらったジュールズ。
「私の作品を見る?」と部屋に誘います。
そしてどうしようもなく惹かれ合った二人はベッドイン!
おいおいジーナ、大丈夫かいな?
そして迎えた結婚前夜の食事会。FBI捜査官と詐欺師達が集まります。
エズラはやけ気味、マディとパトリックが冷やかなムードなのはもちろん、
秘密を抱えたジーナとジュールズも微妙な雰囲気です。
リチャードからの着信に気付きコールバックしたマディは、彼からマックスがサリーに行った仕打ちを初めて耳にします。
パトリックの家を後にしたマディはタクシーで帰宅しますが、途中で下車します。
人気のない通りにマディに合図を送る一台の車。
乗り込むと運転席にはエズラが!
「FBIの密告者エズラ・ブルームね。」
というマディの言葉でエズラが捕まったのも作戦の一環だとわかりほっとしました!
2人が向かったのはマックスのアジトの船。
そこにはリチャードにジュールズ、そしてドクターに変装したマックスでした。
彼らは明日の本番に向け、繰り返し手順を確認するのでした。
次回はいよいよシーズンのラストです。
マディやエズラ達の運命は?ドクターは逮捕されるのでしょうか?
どうなるか全く展開が読めなくて楽しみです!