ウォーキング・デッド シーズン8 第4話のあらすじ&感想
第四話:「王への忠誠」
前回のラストで救世主の罠に落ち、
激しく銃撃されたエゼキエル率いるキングダムの軍隊。
冒頭は戦いに赴く日の朝の場面です。
愛する家族を残し、命を懸けた戦いに向かう兵士を鼓舞するエゼキエル。
王を慕う兵士たちは彼を囲み一群となって勝利を誓います。
しかしその姿はそのまま野を転がる遺体となってしまいます。
遺体の山から這い出るエゼキエル。
多くの兵士が盾となったため彼は助かりました。
しかし他の者は全て死んでしまったようです。
激しく慟哭するエゼキエル。
一方、銃撃される少し前に隊から離れ建物に一人侵入したキャロルは、
エゼキエル達を襲った救世主と大型の武器を発見していました。
もうね、
ジャックバウアーなみに単独行動するキャロルが格好良すぎますぎて、
安心感すら感じます。
当初はDV夫に怯えるただの主婦だったのに、
愛娘のソフィアを失い、数々の仲間を失い、
修羅場を潜り抜けるうちに仲間を守るためなら殺人をも厭わない女戦士に変貌を遂げました。
一番変わったキャラクターかも知れないですね。
武器を聖域に運ぼうとする救世主たちと銃撃戦の上、
投降すると見せかけ1人を人質にとり、
気をとられている隙に背後のシャッターを開けて
ウォーカーを侵入させるという素人とは思えない作戦を1人展開するキャロル。
あと一歩のところまで救世主を追い詰めますが、
フェンスの向こうでウォーカーに襲われるエゼキエルとジェリーを見つけてしまいます。
エゼキエルはウォーカーと化したキングダムの兵士たちから
逃げるうちに救世主の1人に捕まってしまい、
聖域に連れて行かれるところでした。
絶対絶命のピンチをジェリーに救われたのもつかの間、
大量のウォーカーたちに襲われていたのです。
この救世主、薪割りの薪のようにジェリーの斧に真っ二つにされていました。
絵に描いたようなサイコな奴だったのでスッキリしましたけどね。
エゼキエルとジェリーを助けたため、
救世主には逃げられてしまったキャロルですが、
バイクの音を聞いて微笑みます。
ダリル達が彼らを追ったことが分かったのでしょう。
今更ですが、キャロルとダリルの信頼関係って特別だな~と思います。
ソフィアが行方不明だったとき、
ダリルが必死に探してくれたり、
花を摘んで来てくれたりしましたよね。
こういう人物描写の細かさがこのドラマの面白いところだと思います。
キャロルが思った通り、ダリルはバイクで、
リックは車で救世主を追います。
激しいカーチェイスの上、救世主の車を追い詰めることに成功します。
このシーン,短いけど2人のコンビネーションが抜群で恰好良かったです。
果たして武器を奪取することが出来たのでしょうか・・・?
キングダムに戻るため森を進むエゼキエル、キャロル、ジェリーの3人。
しかしエゼキエルは足を負傷しており、
森には大量のウォーカーが。弾も残り少なく、
何よりエゼキエルは絶望しており生きる気力がありません。
何度も自分を置いて行けと言います。
そこへシヴァが現れ、ウォーカーを襲います。
しかし、そのうち大量のウォーカーに逆に襲われてしまいます。
シヴァの犠牲により3人はキングダムに戻ることが出来ます。
出て行った時は大勢いた軍隊がたったの3人になり、
事態を察する住民たち。
敗走したエゼキエルは一人部屋に向かいます。
今回はほとんどキングダム軍団とキャロルの話でしたね。
今まで順調だっただけに、こてんぱんにやられた感がすごいです。
エゼキエルは多くの住民を失ったショックから
「王ではない!」
「王と呼ぶな!」
と何度も王を放棄しようとしていましいた。
エゼキエルが動物園の飼育員から自ら選んで王となったように、
キャロルも選んで強くなったのだと語るシーンが印象的です。
民を失い、シヴァを失ったエゼキエルは立ち直ることが出来るのでしょうか?
あと、いまだにニーガンとガブリエルの行方が出てこないんですけど、
何故こんなに引っ張るのでしょうか・・。
そろそろ続きを知りたいところです。
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