目次
ウォーキング・デッド シーズン9 第5話のあらすじ&感想
第五話:「清算」
根性の男リック 瀕死になりつつ群れを引き付ける
落馬し、鉄骨に串刺しになってしまったリック。
周囲には大量のウォーカー・・・・!もう無理っしょ!と思わされた前回のラスト。
気を失ったリックは夢を見ます。
シーズン1の冒頭。
銃で撃たれ入院していた病院のベッドで横たわる自分に起きろクソ野朗!と怒鳴られ目覚めます。
リックは根性で自分のベルトをはずし鉄骨に引っ掛け起き上がります。
そして馬にまたがりなおもウォーカーの群れを引きつけようとするのでした。
アンは一人車に乗りどこかへ向かっていましたが途中車が動かなくなってしまいます。
そこへトランシーバーに連絡が入ります。
“A”の状況を教えろと言う男に「あるわ。輸送の準備は出来ている」と自分の現在地を教えるアン。
男はアンがごみ山から撤退したことを指摘し、罠なのかと警戒します。
しかしアンは「罠じゃない。避難のためなら何だってする。私を見つけて。」と応えます。
このくだり、謎だらけです。
Aもなにも、アンは手ぶらだし、避難てなに?そんな場所この世にあるの?
シーズン6の終着駅みたいだったら恐ろしいですよね。
旧友との再会
馬に乗って森に入ったリックは小屋をみつけ中に入ります。
重症を負って息も絶え絶えのリック。
小屋にあったぼろぼろのシーツを裂き腹部に巻き付けます。
一息ついたリックは再び気絶します。
夢の中。
アトランタの街を馬に乗って進むリックはシェーンに遭遇します。
シェーン!!!懐かしいな~!
シェーンとリックはポテトを食べながら語り合います。
まるで警官時代のように。ジュディスは俺の娘だ。
目が似ているなど際どい内容を含みつつも和やかに会話する2人。
リックはシェーンを殺めたことについて「責任は俺に。」と言いますが、
シェーンは「そこが間違っている。俺の責任だ。」と答えます。
そして自分の中に眠っていた怒りや憎しみを思い出せとも言います。
最後に
起きろ!!
と怒鳴られ目覚めると小屋にはウォーカーが入り込み、今にもリックを食おうと襲って来ていました。
小屋の壁をぶち抜き、命からがら逃げ出したリックは再び馬にまたがり群れを引き連れ道を進みます。
変わり果てたニーガンの姿にマギーは・・・。
マギーがアレクサンドリアに到着しました。
ニーガンの牢屋に向かうマギーをミショーンが待ち構えます。
殺すことは彼のためになるとニーガン殺害を思いとどまらせようとするミショーンですが、
マギーの決意は固くついに牢屋の鍵を渡します。
ニーガンは牢屋に入ってきたニーガンはグレンを殺した時のことを語ります。
マギーは牢屋の鍵を開け、ニーガンを日のあたる場所に引きずり出します。
なぜ殺してくれと頼むのかとマギーに問われたニーガンは「妻のもとへ行きたい」と答えます。
そして
「俺を殺すのは君であるべきだ。今の俺ではだめだ。こんな生き方させないでくれ。」
と自分を殺すよう懇願します。
それを見たマギーはニーガンに中に戻るよう指示します。
「よせ どうしてなんだ。」と抵抗するニーガンに「死ぬより悲惨だわ。」と答えるマギー。
ここ、弱った振りをして武器をとられるのかと思いましたが、
ニーガン、本当に殺して欲しそうでしたね。意外でした。
外で待っていたミショーンはマギーが手にしたバールに血がついていないことから、彼女がニーガンを殺さなかったことに気づきました。
そこへキャンプが大変だと知らせが入ります。
夢と現実を行き来するリック
ウォーカーの群れを引き連れて移動するリックは馬上で気を失います。
そして今回の夢に出て来たのはハーシェル!
懐かしさに頬が弛むリック。
グレンを死なせてしまったことを詫びるリック。
しかしハーシェルは「私の娘は強い子だ。孫がさらに娘を強くする。」と答えます。
本当にその通りですね。
自分が皆を守らければと言うリックにとらわれるなと諭すハーシェル。
リックは「疲れたんだ」と涙ながらに思いを吐露します。
ハーシェルにも起きろと言われ馬上で目覚めたリックですがすぐにまた気絶します。
次の夢は病院の廊下。
“開けるな 外に死人がいる”
と書かれた扉を開けるとそこには屍の山。
そこから立ち上がったのはサシャでした。
「みんな死んだ」と言うリックにサシャは「いいのよ 役割を果たした 私のように」と優しく答えます。
サシャは死んだ者たちは生き残った者たちに必要な強さを与えてくれた。
バランスは崩れ善の方へと続けます。リックも「愛へと向かう」と笑顔で答えます。
リックの決断。彼が導いた未来とは・・・・。
辿り着いたキャンプで目を覚ますリック。
しかしそこにはウォーカーに転化した救世主たちが。
数体のウォーカーを撃ち殺したリックは橋へ大群を誘導します。
自ら囮となって橋に立つリックですが、
ウォーカーがやって来ても橋は崩れず「終わりだ・・・」と絶望します。
そこへウォーカーに刺さるクロスボウの矢!ダリルやミショーン、キャロルなど皆が助けに来たのです。
なんとかリックを助けようと奔走する仲間たち。
ダリルはリックに迫るウォーカーを1体1体打ち抜きます。
リックは既に助かることを望んでいません。
ダイナマイトを目にしたリックはそれを銃で撃ち、橋を爆破させることに成功します。
ミショーンは絶叫し、ダリルは茫然とします。
ダリルのこんな悲しい顔、初めて見ました・・・。
川の下流で爆破の煙を見たアンは、トランシーバーの情報によりリックがヒルトップを守るため橋を爆破したことを知ります。
ヘリが近づいて来たのを見たアンは銃を手にします。
そしてふと目の前の川に目をやった時、
瀕死のリックが流れ着いているのを目撃したのです。
リックーーーーーー!!!!!死んでなかったのね!!!
トランシーバーを手にするとヘリの男に「Bがある」と伝えるアン。
「最初からAはなかった」「傷ついてるけど強い人よ」と続けます。
罠かと疑うヘリの男に「ウソは二度とつかない」と銃を捨て友人を助けたいと必死に訴えます。
かくしてリックはヘリに乗せられ手当てを受け、アンと共に何処かへ連れて行かれるのでした。
森の中でウォーカーに襲われる数人の男女。
囲まれ、絶体絶命かと思われましたが何者かがウォーカーを撃ち、隙を突いて森の中に逃げ込みます。
彼らを救ったのはまだ幼い少女。
彼女が足元のカウボーイハットを手にした時は感動しました!
そこに居たのは成長したジュディスだったのです!
今回はシェーンやハーシェル、サシャなど懐かしい人物が再登場しましたね。
ラストシーンはリックが橋に落ちてから数年たっていました。
リックは今シーズンで卒業ということなので今回が登場としてはラストになるのでしょう。
シェーンをはじめ色々な人に会って、まさに「清算」してましたしね。
それにしてもヘリの人物、そしてAとかBの謎は今シーズン中に明らかになるのでしょうか?
リックという指導者を失った人々がどのように生活を築いて行くのか、今後も目が離せません!
ウォーキング・デッド シーズン9 エピソード一覧






