ガールボス シーズン1第10話のあらすじ&感想
第十話:「ヴィンテージファッションの会」
古い倉庫に事務所を構え、ソフィアは今日も順調に古着販売をしています。
しかしネットでヴィンテージファッションの会というのが掲示板を立ち上げ、
そこでソフィアの「ナスティーギャル」を批判しているのを見つけてしまい・・・。
敵になってしまったゲイルの攻撃
先日わざわざソフィアに会いにきて、折角仲良くなって知り合えたと気分よく帰って行ったヴィンテージ服販売業のゲイルをあっさりと裏切って、
ソフィアが彼女が残したドレスを切り刻んでリメイクし、売ったことでゲイルは敵にまわったのでしたね。
ゲイルも極端ですが、あれはちょっとソフィアがどうかと思いました。
でもやはり大切にしている服への冒涜は彼女は許せなかったのでしょう。
そのゲイルが管理人を務める「ヴィンテージファッションの会」の掲示板では、
ヴィンテージの売り上げが停滞していること、それはソフィアのナスティーギャルのせいではないか、という議題を挙げたのですね。
これ、ネットでの掲示板を視覚化したものでしょうね。よく判るわ~。こんな感じですよ、多分。
だけどトークをしているとそこにソフィアが一瞬現れ、暴言を吐いて退場しました。
自分が書いたスレッドは消したようですが、それは一緒に倉庫の事務所で色々手伝いをしていたアニーの助言によるものです。
さすが、アニー。短気で切れやすくまだまだお子様のソフィアより常識人。
しかしまだまだ続く自分への悪口にソフィアはイライラし、
やけどさせてやる~!とにたりと笑いますが、アニーに強制的にパソコンを閉じられてしまいます。
「関わっちゃダメよ!ネットの力は最強なんだから!」と。
その通り、炎上でもしたらどうするの、ソフィア。
アニーに昇進の話が!
今回はアニーの目線で物語が進むようですが、アニーは美容品のアドバイザー兼販売員なのですね。
今日もまずソフィアの仕事を手伝った後で、自分の仕事に出勤です。
そこで自分の店の店長が昇進する話をきき、
更に店長に「あなたに店を任せたいの」といわれるのです!
「私が店長に?」と驚くアニー。
でも素晴らしい!おめでとう、アニー!!
アニーが暇な店でネットをみていると、また「ヴィンテージファッションの会」がソフィアをこき下ろしていました。
今度の話題は、ナスティーギャルではサクラを使って不当に値段を吊り上げているのではないか、という話題です。
とうとう黙っていられなくなったアニーは、神様許してと呟きながら自分も参加、
ナスティーギャルではそんなことをしていないと思う、自分は良い取引をした、とソフィアを庇います。
これは他の参加者も「私も実はいい取引をした」と言ってくれたことによって、
「案外マトモな商売をしているのかも」とゲイルにも思わせることに成功しました。
素晴らしい!アニー!
その後店長とランチにいったアニーは、昇進の話は断ろうかと思う、と店長に話します。
理由はもっとソフィアを手伝いたいから。
アニーはソフィアを手伝うことを楽しみ喜んでいますし、店長職になってしまったら時間がなくなって事業に関われなくなる、と考えたのですね。
しかし店長はアニーが無料奉仕していることを聞いて、対価は貰わなきゃと話します。
アニーもコスメの世界は好きだけど、本当にやりたいのはあっちかも、と思い、ソフィアに話すことを決意します。
返事はまさかの・・・
仕事が終わった後、またソフィアの事務所にいったアニーは、バタバタと忙しそうなソフィアに話をし始めます。
「本気でここで働きたいのよ。従業員としてね」と。
ソフィアはまごついたような顔でしばらくアニーを見たあと、「給料を払うってこと?」といいます。
あなたにはその余裕があるでしょ、私は実際色々としてきたし、と食い下がるアニーに、
仕事なんてないよ、今までは友達として手を貸してくれてるんだと思ってた、とソフィア。
しまいには、「店長の方が稼げると思うよ」というぬる~い返事。
いいよ!と言って喜んでくれると思ってたアニーは呆然とします。
怒ってないよね?と聞くソフィアにアニーは大丈夫、と返しましたが、実際には非常なショックを受けていたのですね。
だってねえ・・・言い方がありますよね。
友達だからといってその好意に頼りすぎだったのじゃないかなあ、ソフィアは。
実際に膨大な時間や手間を、無償でアニーは提供してくれていたのですから。
アニーの復讐が飛び火して
腹立ちから、アニーはまたヴィンテージファッションの会へ参加し、この前とは違ってナスティーギャルの批判を始めます。
これは確かにアニーも悪かったですよね。
怒っているなら、直接ソフィアにいって堂々と喧嘩するべきでした。
従業員でなくてもいくばくかの謝礼を支払うつもりは、ソフィアだって持っていたかもしれませんしね。
このアニーの行動をパソコンで見ていたソフィアも掲示板に参加、
ヴィンテージファッションの会を批判したあと、改めてアニーと直接チャットをはじめます。
ソフィアが「あれは私の事業よ。私そのものなの」と、
アニーが従業員として関わることを拒否する理由を述べると、当然アニーは反発します。
「自分一人でここまでやってきたと思ってるの?」と。
しかしソフィアは「自分の事業!!」という誇りが強く、色々力を借りたことを素直に認めることが出来ません。
「あんたの代わりはいつでもいるわ」なんて言ってしまうのです。
・・・・ソフィア~・・・。それは、言っちゃダメだわ。
アニーは従業員ではなく、親友だから助けてくれていたのですから。言ってみれば友達パワーで。
当然ですが、アニーはこの一言に激怒します。
しばらく「ファック・ユー!!」の応酬をした後に、「大嫌いよ。もう辞めるわ、友達を」と言い放ちます。
ソフィアは暗い部屋の中、その文字を眺めて一人涙を流しました。
傷ついたのは判る!意固地になってるのも判る!
だけど今すぐ謝れ~!謝るんだ、ソフィア~!!
とこっちが画面の外で腕をぶんぶん振っているうちに、ソフィアはパソコン画面に何かを打ち込みます。
そしてしばらく躊躇したあと、震える手でエンターキーを押して・・・。
「せいせいするわ。金魚のフンだもの。もともといなくても良かった」
と送りました。
・・・・・・あ~あ・・・・。やっちゃったよ。
アニーは無言で退席してしまったのです。
その後、怒りに任せてソフィアはヴィンテージファッションの会の掲示板に突撃して正体を明かし、
自分の人気を盾にとって「あんた達なんて営業できなくしてやる」と脅します。
ヴィンテージファッションの会の逆襲
ソフィアや会員たちが利用しているイーベイでは、外リンクを貼ることは原則禁止しているのですね。
売り上げ問題もありますし。
だけど皆やっていることは周知の事実で、ゲイルもしていますし、ソフィアだってしています。
ゲイルはソフィアから判りやすい脅しを受けたことで激怒し、ソフィアをネット販売から追い出す算段をします。
それは自分たちは外リンクをストアから外し、示し合わせてソフィアの「ナスティーギャル」が外リンクを貼っている、とイーベイに通報することでした。
そうすれば彼女はイーベイから追い出されるはず、と。
(画像22:24)
ゲイル・・・話もわかる穏やかな人なのに・・・ここまで追い詰めるなんて、これはやっぱりソフィアの失敗ですよね。
だからアニーがネットは怖いから、と忠告したのに。
賛同した皆はこの作戦を実行したようです。
それから後、ソフィアがメールをチェックしてみると、イーベイの運営からでした。
「違反が認められたので、アカウントの無期限停止と取引の禁止、新設も認めません」
という文です。
あらーっ!!!
恐れていたことが事実に・・・。イーベイでアカウント停止ということは、もうネット販売できないってことですよ。
少なくともイーベイの入札や振込み機能は使えません。
情熱の道、収入の道が、絶たれてしまったわけです。
これは間違いなく、ソフィアが自分から招いた事態なのですが・・・・。あーあ、なんてこったい。
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