クローク&ダガー シーズン1第2話のあらすじ&感想
第二話:「心の闇」
金持ちの男性を刺して逃げてしまったタンディは、過去を捨てて出直すために新しいIDを作ろうと金策に走ります。
タイロンはバスケの大会で喧嘩をしてしまったために練習に身を入れなければならないところ、
コナーズ刑事が気になって練習に遅刻してしまいます。
お金が必要!
タンディは彼氏のリアムにクラブでひっかけた男に暴行されそうになって刺してしまったことを告げます。
リアムはクリーニング屋で新しいIDを作って逃げろ、と提案しますが、
犯罪者に新しい完璧なIDを作るには1万1000ドル必要と言われ、二人は途方に暮れるのです。
リアムが何と、6000なら出せる、といってくれたので、実家の天井裏に隠しているお金を取りに戻ったタンディ。
しかしそこには、薬と酒で楽しむ母とその彼氏がいました。
気まずいタンディが洗面所へといってみると、そこには空っぽになった鞄が。
タンディは母をせめますが、母は父が勤めていた会社を訴えるための資金に使ったといい、
大体どこからとってきたお金なのか、あんたがやってることはお見通しよ、と責めます。
その上で、「お父さんが生きていたら、今のあんたをみてガッカリするでしょうね!」と言ったので、
タンディは深く傷つきました。
女性刑事、登場
女性刑事がタンディが男を刺した事件を担当し、男の携帯などから仲間を割り出します。
その仲間を警察署で尋問し、タンディの存在を割り出すのですね。
仲間達の証言から似顔絵も作られ、タンディに危機がせまります。
勿論、人を刺すのは悪いことだし、そもそも盗みをした彼女が悪いんですよ。
だけど、くうう~!可哀相で!!レイプだってダメでしょ、正当防衛でしょ!
っていいたいけど、手の平から光る短剣がでました~なんていっても信じてくれないでしょうしね・・・。
タンディ、逃げて~!
チームの掟
タイロンは喧嘩をしてコートを出されてから初めてコーチに会う日なので、父親からは早めに練習に行くようにと言われます。
にもかかわらず、コナーズ刑事が気になって、見張りにいくのですね。
そして眠ると別の場所へ飛んでしまうために陥っていた睡眠不足のせいで、見張っている間に眠ってしまいます。
ハッとして目覚めたら、練習はとっくに始まっている時間。
仲間からメールもたくさんきてました。タイロンは焦って飛び起き、学校まで全速力で走っていくのです。
しかし着いた体育館では既にチームメイト全員がタイロンの喧嘩と遅刻の連帯責任で強烈な罰を受けているところでした。
タイロンはそれは自分がうけるべき罰だ、といいますが、
チームは連帯責任だ、とコーチは冷たく言い放ち、チームメイトが苦しんでいるのを見ているように、とタイロンに告げます。
タイロンは夜に一人で全く同じメニューをこなしますが、お前のせいで、
と怒りまくったチームメイトたちに部室でボコボコにされた上、閉じ込められてしまいました。
・・・・ああ、可哀相だ・・・・。
そりゃチームメイトにしてみたら腹がたちますよね。
でもタイロンは大変だったんだよ~!!・・・と、言いたい。
結婚式に潜入!
お金を作れずにクリーニング屋で途方にくれるタンディとリアムは、客の会話から金持ちの結婚式が近くであることを知ります。
タンディはクリーニング屋からドレスとスーツを拝借し、その結婚式に乗り込むことに。
目当てはバーの売り上げとプランナーが持つ費用、そしてご祝儀です。
花嫁の遠い親戚ということにして二人は着実に現金の在り処を物色しますが、
途中のダンス中にリアムと踊っているとリアムとの過去のヴィジョンがよみがえってきました。
リアムはタンディを守ると誓っていたのですね。
彼女は様々な罪悪感からそれを直視できず、トイレに逃げ込みます。
トイレにいたのは花嫁の付き添い人で、プランナーから強引に会計を奪い取って管理している女性でした。
タンディは彼女に取り入って、そのお金を盗むことに成功します。
そして結婚式も終わりに近づいたころ、タンディとリアムはバーの売り上げも式の費用もご祝儀も一切合財を奪い、
新郎新婦が乗るはずで用意されていたオープンカーに乗ってクリーニング屋へ急ぐのでした。
・・・凄いよね。何でも出来ます、この人たち。
しかし全てのお金を持ち逃げされた新婚夫婦がめっちゃ可哀相・・・(泣)
世にも後味の悪い結婚式になっちゃったねえ・・・。
タイロン、復讐を企む
タイロンが気がつくと部室で、閉じ込められていました。
タイロンは部室内にあったバットを使って鍵を壊し脱出しますが、怒りは全てコナーズ刑事に向けられます。
彼はバットでコナーズを襲うつもりで彼の車へと向かうのですが、寸前のところで音を立ててしまって気付かれます。
咄嗟に空間を飛んだタイロンは仕方なく自宅に戻るのですが、
家事をしておきていた母親と話して抱き合ったとき、母親が心の中に持つ恐れのビジョンに触れてしまいます。
それはビリーとタイロンの兄弟を同時に失って、泣きながら立ちすくむ母親でした。
タイロンは彼女の疲れ切った心の闇にふれ、ますますコナーズ刑事への怒りが湧いてくるのです。
そして、我慢出来なくなったタイロンは復讐を実行することにしたのですね。
拳銃を持って彼の自宅を襲います。
タンディとリアム
クリーニング屋で無事に新しいIDやパスポートを作ってもらえたタンディは、リアムと着替えていました。
その時リアムが、タンディが工事中の教会で寝ていることや嘘をつくときには癖があることなどを話し出します。
そして、「チャンスをくれ。俺は君を助けたいんだ」というのですね。
タンディはめっちゃ苦しかったのでしょう。想いには答えたいけれど、出来ない、と。
彼女は「一緒にはなれない、ごめんね」といって作ってもらったものを持って出て行きます。
リアムは悄然と立ち尽くすのでした。
タンディを失ったリアムはガッカリしたまま自分の部屋へと戻りますが、その途中で見張っていた女性刑事に逮捕されてしまいます。
しかしタンディを逃がすために全財産を提供していたので、保釈金も払えません。
仕方なくリアムはタンディに電話をして「助けてくれ」といいますが、
運転中にそれを聞いたタンディは泣きそうな顔でスマホを閉じてしまいます。
再会
コナーズ刑事の部屋を銃をもって襲ったタイロン。
刑事は追い詰められ、絶叫しながら銃弾を発射するタイロンの前で覚悟を決めます。
しかし、発射する直前にタイロンは空間を飛んでいたのですね。
出てきたところは夜の道路、目の前にはタンディが運転する車がありました!
フロントガラスをタイロンに撃たれてパニックを起こすタンディ。
両手の中に光る短剣を生み出しながら悲鳴を上げ、彼女は車ごと道路わきの木に激突してしまいます。
・・・ああ~・・・(泣)
ってか何でタイロンあのタイミングでとんだんでしょうか~・・・。
もうコナーズさんはいいと思うけどね、殺されても。だって酷いもの、このオッサン。
10代の少年少女が過酷な中で苦しんでいるのが悲しいので、さっさと次をみることにします!
きっときっと、よくなるよ~!ハッピーになれるよ~!・・・多分。