目次
クローク&ダガー シーズン1第3話のあらすじ&感想
第三話:「ステンドグラス」
再びであったタンディとタイロンですが、それぞれが自分の生活に戻ってもさまよいこんだ幻想の中で出会うことになります。
タイロンは胸の黒いもやもやを払拭するために同級生の助けをかり、タンディは刑事と話すをする決心をするのです。
脳震盪を起こすが逃げ出す
車が木に激突してタンディは車外に投げ出されますが、見えたのは銃をもって目の前にたつタイロンの姿でした。
彼女の脳震盪を心配して運転はしない方が、というタイロンに、「悪いけど、二度と会いたくないわ」と告げて彼女は車で去ります。
時々目の前がかすみ、頭は痛むようです。やっぱり事故による脳震盪を起こしているんでしょうね。
刑事が家に!
タンディは何とか壊れた車で母の家まで走り、車から指紋をふき取って脱出、母の家の洗面所で血をふき取ります。
そこで起きていた母に怪我をとがめられますが、なんともないと言い張るタンディ。
しかしそこに、女刑事のオライリーがやってくるのです。
警察がくるなんて、あなた何をしたの?と母に責められるタンディ。
しかし、ドアをあけて対面した刑事には、娘は数週間みていない、と言ってくれます。
娘さんは暴行事件の被害者の恐れがある、というオライリー刑事ですが、タンディはその言葉をきくと母の洗面所の窓から逃げ出しました。
高速バスで幻想の世界へ
まだ頭はふらふらするし、頭痛もするタンディですが、何とか高速バス乗り場へとやってきてバスに乗り込みました。
イヤフォンで音楽を聴きながら目を閉じていましたが、何か変、と思って目を開けるとそこは真っ暗で動いていないバス。
しかも乗客が皆消えてしまいました。
何が起こったからわからないまま、とりあえずバスを降りてみると、そこは明るい真昼のスラム。
そして、バスケットボールを持った子供の頃のタイロンがタンディをみていたのです。
教会で神と兄に問いかけ
ボコボコになった車でタンディが走り去ったあと、タイロンは自宅へ戻ります。
そして翌朝神父さんに会いに教会へいくのですが、神父さんは不在でした。
タイロンは蝋燭に火をつけて膝まづき、神と兄へ祈ります。
「何がどうなっているんだ?」「どうすればいい?」と口に出して質問するのですね。
しかし答えはありません。
そこに物音がして振り返ると、タイロンを何かと気にかけてくれていた同級生の女の子がいました。
彼女はタイロンの話を聞いていたようで、
自分に何か呪いがかけられているのかと苦悩するタイロンを助けることが出来る人を知っている、というのです。
ブードゥーの司祭
彼女の言葉に従って、タイロンは放課後観光地へと向かいました。
同級生の女の子はそこでブードゥー教の歴史地区などに関してのツアーガイドをバイトでやっているようです。
そして観光客たちと共にタイロンを自宅である店につれていき、叔母を紹介します。
この人がブードゥー教の司祭なんですね。
力を持っているので、タイロンを助けてくれるだろうと考えたようでした。
観察され、タロットをした結果、「本人が助かる気がなさそう」と言われてしまいますが、浄化されるお風呂に浸かる方法を提案されます。
すっきりすると思う、と。
お風呂?と聞いたタイロンは、別の方法があるのか?と聞きますが、
叔母は「他には脳震盪を起こすって手もあるけど。私はお風呂をすすめるね」といいます。
お風呂で幻想世界へ
タイロンは材料をその店で買って帰り、半信半疑ながらも彼女が言うとおりにお風呂につかります。
すると、目を閉じたら幻想の世界へと入っていったのですね。
ははあ!タンディは事故で脳震盪を起こしてた・・・。だから彼女も幻想の世界へ入ったわけだ!
タンディはタイロンを助ける
タンディは幼きタイロンとその兄ビリーの映像や、成長したタイロンが武器を変えては何度もコナーズ刑事を殺すシーンを見ます。
しかし何度刑事を殺しても、結局タイロンは警察に捕まったり処刑されたり両親が死んでしまったりして酷い結果になるのですね。
そのたびに、最初のシーンから繰り返す幻想。
タンディは何とかとめようと頑張りますが、タイロンにはタンディの声が届きません。
その内に、タンディの手の中に光る短剣が現れます。
彼女はそれをタイロンに渡すのです。
タイロンはタンディを助ける
タイロンが目をあけるとそこはいつかワープしていた「ロクソン社」の屋上でした。
ロクソン社ってタンディのお父さんが働いていた会社ですよね。
タイロンはそこで、一生懸命バレエを練習する子供のタンディに出会います。
屋上は雨に濡れているのに電気が通っており、危ない。
子供のタンディを庇ったタイロンは別のイメージへととび、次は成長したタンディが立ちすくんでいるところでした。
タンディの視線の先には男達。彼らはタンディの父親を殺し始めます。
それを妨害しようとタイロンは頑張りますが、タンディは目を逸らして逃げてしまうのですね。
何度も何度も繰り返し、そのたびにタンディは逃げるのです。
タイロンが「どうして助けないんだ」と叫ぶと、幼いタンディが現れて父を救出しようとし、失敗します。
成長したタンディに呼びかけるタイロン。
するとタンディは、今度は逃げずに手の平から光る短剣を取り出しました。
ステンドグラス越しに
タンディの幻想はとび、金庫室のようなところで子供のタイロンが泣いているシーンへと映ります。
彼女は呼びかけますが、子供は気がつきません。そして周囲に目をやると、光るステンドグラスが。
彼女はそれに手を伸ばします。
タイロンのイメージも飛んで、今度は教会の中にいました。
小さなタンディはまるで天使のような可愛く無邪気な笑顔を浮かべて、並んだ男達の口に薬を入れていきます。
そこにはタンディに刺されて入院中の金持ちの男、コットンもいますし、リアムもいますよ。
彼らはタンディがにっこりと笑って差し出す薬を飲んで、バタバタと倒れていくのでした。
呆然とその光景をみていたタイロンですが、教会のステンドグラスに気がつきます。
近寄り、手を差し伸べるタイロン。
どうやらタンディが向こう側にいるようです。お互いの手がグラスに触れる瞬間、現実世界へと戻りました。
刑事の捜査、終了
女刑事のオライリーが車に乗り込むとき、窓が叩かれやってきたのは憎たらしいコナーズ刑事でした。
コナーズいわく、病院で麻薬患者が死に、そいつの免許書を持ってきてやったぞ、とのこと。
図々しくビールをおごれ、なんていってますよ。むかつくー。
どうやら死んだのはタンディに刺されて入院していたコットンのようです。
えー!?タイロンの幻想の中で彼は薬を飲んで死にましたが、それが現実に!?
コナーズは、被害者が死んだ、そっちのケースは路上強盗だろう、捜査は終了だなと言い捨てます。
オライリーは悔しがりますが、その時、逃げていたはずのタンディから電話がありました。
事件のことを知りたければ、話す用意がある、と。
オライリーはタンディに会い、コットンが死んだこと、捜査はこれで終了になることを告げます。
タンディ・・・逃げないで、戻ってきたんだねえ。幻想からさめて、彼女は考えることがあったのでしょう。
タイロン、教会に気付く
お風呂から上がったあとは確かに胸の黒いもやもやはすっきりしている、と、タイロンは同級生の女の子にお礼を言います。
そして二人はキス。や~っと高校生男子らしきことをしました!
女の子はずっとタイロン好き好きオーラを出していましたものねえ、でも彼はそれどころじゃなかったのだよ。
タイロンは彼女を送っていく途中で、古い教会に気がつきます。そこのステンドグラスをみて、考えるタイロン。
彼はその中でタンディに会えると判ったのですね。タンディが教会の中に戻ってくるのを待って、話しかけます。
「話をしたい」
と。
タンディは驚いていましたが、タイロンに近づきました。
はああ~!やっと二人はお互いが必要な存在だと気がついたようです~!良かった・・・
ここからは、物事が何とかなるような気がします!
変な能力もお互いが持っていることも話し合えますし、能力をコントロールできるようになるかもしれませんよね。
さて、次が楽しみです~!
とりあえずタンディが逮捕にならなくて良かった・・・。