BONES -骨は語る- シーズン12第8話のあらすじ
第八話:「父との別れ」
父のマックスを失って茫然自失の日々を過ごすブレナンは自宅でイライラしています。
ちょっとしたことで父を思い出し、ついブースに当たってしまう彼女は、
海岸で遺体が発見されたとの情報をきっかけにジェファソニアンへ戻ることに。
そんなとき、かつてブレナンと愛し合っていたブースの元同僚、サリーが彼女をたずねてきました。
BONES -骨は語る- シーズン12第8話の感想
サリーが戻ってきました!!
いやあ、懐かしい男性なんです。
一度はブレナンと結婚するだろうと思われたキャラクターで、黒髪のイケメン男性が。
・・・と、思ったら何と配役が変わってました・・・。
この人は「ウェアハウス13」のピート役だった人です~!
あの役のお調子者のイメージが強くて、
この人をサリーと思え!と言われましても・・・。
まあとにかく、失意のブレナンが久しぶりに笑ったのは嬉しいです。
海岸で発見された遺体は若い女性で、
旅好きなサラという人だと判りました。
サラは8歳で両親を失い、年の離れた姉、
一緒に暮らした祖母しか居なかったのですが、
その祖母が亡くなってしまったために旅に出ていて事件に巻き込まれたようです。
FBIにきた姉が可哀相で・・・。
自分には主人もいるし、今妊娠中で子供も生まれる。
なのに天涯孤独になってしまったような気分です、と姉は泣きます。
最近父を失ったばかりのブレナンは理解を示し、
それを辛そうに見つめるブースもまたかわいそうです。
サラが持っていた色あせた紙は、
姉によって祖母が持っていた絵のうつしだと判りました。
それと同時にサラの遺体に突き刺さっていた動物の骨が、
かつては海賊のバイキングが使っていたものではないか、ということが判り、
ジェファソニアンのほう人類学者であるブレナンとクラークは興奮します。
もしサラがバイキングの遺跡を見つけたのなら、
その莫大なお金目当てで殺されたのではないか、と思われるので、
ブースとオーブリーはカナダへと飛んで捜査をすることになりました。
やっぱり法人類学者なんですね、ブレナンもクラークも(笑)
特にクラークは考古学部門を任されていますから、うきうきでした。
ジャックも一緒になって衛星写真で遺跡を探す始末です。
カナダの島へ渡ったブースとオーブリーは別々に捜査を始めます。
被害者が特産のジャーキーの欠片をまとっていたことから、
ジャーキー会社の社長に会いにいくオーブリー。
このしっかりした女性社長さんは、ここでのサラの大家さんでもありました。
オーブリー、絶対ジャーキーに惹かれたんですよね、こっちの捜査にきたのって・・・。
機転のきく社長さんのお陰で、事件の前の晩、
サラと言い争っていた男性の正体がわかります。
それはアダムという男性で、商業施設を作っている金持ちでした。
ブースはカナダ側の警察と友にアダムに会いにいきますが、
ふてぶてしい男で一速触発状態になります。
いけすかない男なんですよ、このアダムって人・・・。
ブースの直感はこの人だ、と言ってるんでしょうね。
証拠を見つけなればなりません。
ジェファソニアンではサラ殺害の凶器が矢ではないか、と推測されていました。
オーブリーは島のハンティング店へ聞き込みにいき、
そこで店の娘であるキャサリンと店主と話します。
矢もありましたし、アダムがそれを使っていた、ということもわかりました。
しかし島を観光業で潤わせたい島の人たちは、アダムに好意的です。
アンジーがサラの絵から調べたところによると、
サラの祖母は捜査しているカナダの島ではないか、ということが判りました。
アンドリーセン家という資産家がもっている私有地に、
祖母が大切にしていた絵の場所があったのです。
サラの祖母はこのアンドリーセン家の出身だったのですね。
サラはバイキングの遺跡を探しに島へ行ったのではなく、
祖母の生い立ちを調べに島にいったのだろうということが判ったのです。
そうしたら、ついでにバイキングの遺跡までついてきた、ってことなのでしょう。
男性人、クラークとジャックは大興奮で遺跡探しも始めるのです。
ブースとオーブリーがアンドリーセン家へ話を聞きに行くと、
当主の女性がサラを知っていたことが判りました。
サラが亡くなったと知って悲しむ女性。
彼女は自分の母とサラの祖母が幼少時仲が良かったのだろうと話しますが、警察は言います。
「遺伝子検査をしないと確実ではありませんが、
あなたの母とサラの祖母は姉妹だったかもしれません」。
資産家ですからねえ、急に親戚が出てきたら大変でしょうねえ。
女性もちょっと困惑した表情です。
現場の衛星写真をみていたジェファソニアンのメンバーが、
殺害現場はここではないか、と指摘したことで捜査は大きく動きました。
まず、ハンティング店の娘、キャサリンが逮捕され、彼女の話からアダムが浮かび上がります。
大物を狙って猟が禁止されている私有地に入って、
サラを動物と間違えて矢で撃ってしまったのはアダムだったのです。
その後、彼は証拠隠滅のためにガイドをしていたキャサリンに手伝わせ、
サラの遺体を海岸へと投げ捨てたのでした。
やっぱりいけ好かないヤツだった。捕まって清々します。
現場の衛星写真を見ているときに、クラークはハッとします。
この地形は、まさか!すぐにジャックを呼びにいくと、ジャックも映像をみて頷きました。
アンドリーセン家の私有地に、バイキングの遺跡が埋まっていると確信したのです。
ジェファソニアンからの要請もあって、
この遺跡発掘はアンドリーセン家が資金を出して協力してくれることになりました。
笑顔で乾杯するクラークとジャック、アンジーとカム。
結局検査で、サラの祖母と当主の母は姉妹であったことが確認されました。
しかもそれだけじゃなく、
このアンドリーセン家はバイキングの血を引く一族であることも確認されたのです。
凄いですよね、そんなことが判るなんて。
30代先までさかのぼれるそうですよ。
マジで?どうしてそんなことが出来るのでしょうか。
ブースがカナダにいる間、ブレナンはサリーと食事をします。
よく笑い、よく泣いて、感情をちゃんと表すことが出来ました。
ブース相手では無理だったのに、
どうしてあなたなら出来るのだろうと疑問に思うブレナンにサリーは優しく答えます。
「悲しみは人を混乱させるんだ。だけどいずれ、ちゃんと良くなるよ。それにブースは君から離れたりしない」
サリーと話して気持ちの整理も出来たブレナンは、
帰ってきたブースとちゃんと話すことが出来ました。
ああ・・・良かったです~・・・。
サリーがきたことで、ジェファソニアンの皆がそわそわしてるんですもの、
大丈夫だろうとは思いつつもやっぱりドキドキしました。
だけどサリーは本当、いい男でしたね。
ブレナンの心を解して帰っていきました。
そして、最後の別れの時です。
父の葬式で、ブレナンはゆっくりと挨拶をします。
父が勇敢だったこと、自分を愛してくれていたこと、自分は幸せだったことを。
そして棺に土をかけ、母の隣で眠る父に言えたのです。
「さようなら、お父さん」
あうううう~・・・さようなら~マックスうううう~・・・。