ウォーキング・デッド シーズン9 第10話のあらすじ&感想
第十話:「操られた記憶」
“囁く者”の少女リディアを捕らえたダリル。マグナ達は戻らないルークとアルデンを捜索に出ます。
過去を語るリディア。ルークを探すコニー達。
地下牢でヘンリーと語るリディアはこの世界になった直後のことを思い出していました。避難所で苛立つ父フランクと、彼女を胸に抱き歌う母・・・。
ヘンリーは「僕の母は強い。敵に回したくない」と言い、リディアも「私のママも」と答えます。
話の流れからヘンリーが王国のことを口にします。「僕の町だ。ここから1日で行ける」と言ったところで外で聞いていたダリルがバーーンと扉を開け入って来ます。
そしてヘンリーを連れ出し王国の住民を危険に晒したと怒ります。しかし思春期ヘンリーは盗み聞きされていたとを怒りその場を去ります。
ルークとアルデンを探しに外に出たマグナ達は動物の死体に群がるウォーカーを見つけます。武器を持っていないか確認し、ウォーカーを退治する一行。
ウォーカー達が食べていたのがルークの馬で、ナイフで切り裂かれていることを発見しました。なんだか、ただのウォーカー相手の方がよっぽど戦いやすかったですよね。
相手の正体や人数が分からないため一度戻るとタラが言い、ヒルトップに戻ったマグナ達。ユミコは戻ったことに納得が行かない様子ですが、マグナは「タラに逆らったらここを失う」と言います。
どうしてもルークを探しに行きたいユミコは抜け出して探しに行くと言い、他の皆も賛同しました。
リディアと話すダリルは何かに気付く…
リディアのもとへ行ったダリルは
「仲間が2人消え馬だけが見つかった」
「お前の母親が彼らに出くわしたら殺すか」
と聞きます。
「必要なら」と答えるリディアの心はまた昔に戻ります。
*
閉鎖された空間で徐々に冷静さを失って行く避難者たち。一人の男性が「ここを出ていく!!」と窓のバリアをはがそうとします。
それを止めたリディアの母親は彼を組み伏せ口を塞ぎ「あんたはどうでもいい」「私たちの命が危ない」と鬼気迫る表情で追い詰めます。
母親が我に返ると男は息絶えていました。幼いリディアにその場面を見せないよう彼女を抱いて歌っていたのはフランクでした・・。
*
ひょんなことからリディアの腕に虐待の傷跡を見つけたダリルは彼女の傷のもととなったと思われる樺の木の枝を持って牢に行きます。
そして「親父が死んだなら誰にやられた?」と聞きます。「ママよ」とあっさり答えるリディアですが、母親の居場所は言いません。
ダリルは彼女の記憶が母親によって改ざんされていることに気づいていたのでした。
「ママがこうするのには理由がある」とリディア。
母が殺した男の死体が夜中に転化し、人々を襲い始めます。父親はリディアを守るためにウォーカーに噛まれて絶命しました。「パパは甘いから死んだ」とリディアは主張するのでした。
地下牢を出て来たダリルに「あなたも虐待されていた?」と問うヘンリー。
答えないダリルにキャロルの髪が短かったのはDV男だった前夫に掴まれたからだと語ります。だから今は心おきなく髪を伸ばせるんですね。
そしてダリルは怖い人の振りをしていると言いリディアはいい人だと説得するのでした。
リディアを連れ出すヘンリー。
見張りの目を盗んでルークを探しに出たマグナ達ですが、ウォーカーの群れの気配を感じ取り、やはり危険だと戻ることを提案します。
ユミコも賛成しますが、ケリーだけはどうしても諦めきれません。かつてのキャンプで一人はぐれてしまったケリーをルークが探し出してくれたのだと泣きながら訴えるケリー。
コニーが“妹と残るから2人は先に帰って”と申し出て、二手に分かれることに。ていうか、ケリーって女の子だったんですね!!?
ヘンリーはリディアをこっそり地下牢から連れ出し、夜のヒルトップを案内します。整備された菜園や診療所を見て、「こんな所は存在しないはずよ」とリディア。
死人とさすらい、虫を食べるような生活をしていたのですから信じられないのも無理はありません。後ろ手に金づちを握るリディアですが、赤ん坊の泣き声を聞くと耳を塞ぎ動揺します。
そしてヘンリーに檻に戻して欲しいと懇願するのでした。
ダリルはその様子を一部始終見ていました。
リディアの頼みで地下で眠ったヘンリー。翌朝、ダリルが朝食を持って降りて来ます。
リディアは
「ママは来ないわ」
「誰かが死んでも捕まっても前に進む。そういうルールなの」
とダリルに言います。そしてキャンプが橋の近くにあると情報を与えます。
リディアはまた幼いころを思い出します。死者が転化し避難所はパニックに。脱出しようとする母親ですがフランクは仲間を見捨てて行けないと反対します。
何者かとぶつかって倒れたフランクはナイフを持った母親に組み伏せられ・・・・。
泣きながら語るリディアにダリルは「もういい」と優しく言うのでした。
ヒルトップに戻ったマグナ達。ユミコはタラの元へ行き勝手に行動したことを詫びます。
タラは理解を示し、自分の意見に反対ならば言って欲しい。誰にも死んで欲しくないと言うのでした。
タラも立派なリーダーになりそうですね。そこへコニー達が戻ります。タラは仲間を尾行させていたのでした。
ほっとするユミコですが、彼らを着ける集団を発見。“囁く者たち”です!
着けられていることに気付いたコニーだけが素早く畑に逃げます。
“囁く者たち”のリーダーはアルファと名乗り、リディアの身柄を要求するのでした。
きっとルーク達と引き換えにってことですよね。アルファ役はサマンサ・モートンです。
「ギター弾きの恋」のあの可憐な少女がこんなになってしまうんて!!
ある意味ゾンビ化するより衝撃ですよ・・・。
ウォーキング・デッド シーズン9 第11話のあらすじ&感想はこちら↓
ウォーキング・デッド シーズン9 第11話のあらすじ&ネタバレ感想
ウォーキング・デッド シーズン9 エピソード一覧








