ヒューマンズ シーズン1第1話のあらすじと感想

ヒューマンズ シーズン1 第1話のあらすじ&感想

舞台は少し未来と思われるイギリス。

「シンス」と呼ばれる人間型アンドロイドが

家事手伝いや介護などあらゆる分野であらゆる役割を担う世界です。

一見ありがちな設定のようですが、

シーズン2が制作されているところを観ると面白いのかな?

ホーキンス家の3人の子供たちの父親ジョーは、

在宅での勤務を続けながら出張の多い妻ローラに変わり家事育児をこなしていましたが、

反抗期の長女マティーと長男トビーは言うことを聴かず、家は荒れ放題。

そんな毎日に嫌気が差し、

末娘のソフィーを連れ家事手伝いのシンスを妻に内緒で購入します。

店員が連れて来たのは美しい女性のシンスでした。

ソフィーは一目で彼女を気に入り、喜んで連れ帰ります。

しかし、出張から帰宅したローラはもともとシンスの導入に否定的だった上、

自分に相談もなく夫がシンスを購入したことに立腹し返品を求めます。

 

そうですよね。

私がローラの立場でもでも嫌です。

しかし、ジョーは部屋を綺麗に片付け、

手の込んだ料理を作ってくれるシンスを手放す気はありません。

ローラも家を空けることが多いことに引け目を感じていますから、あまり強くは言えません。

シンスはソフィーによりアニータと名付けられ、

ホーキンス家のシンスとなりました。

マティーもあまりシンスのことが好きではないようで、

掃除をしている他家のシンスに悪戯をしたりシンスを物扱いしたりします。

森を歩く数名の男女。

その中にはアニータの姿もあります。

ホーキンス家に来る前のようです。

でも何か様子が変です。

シンスっぽくないんです。

まるで人間みたいに見えます。

どうやらこのメンバーで人間はレオと呼ばれる青年1人。

残りはシンスのようです。

野営地に戻ると、レオと同行していた男性シンスのマックス以外の3名が、

何者かに連れ去られていました。

ホーキンス家ではアニータが用意した豪華な朝食に一家が喜んでいました。

マティーはアニータは奴隷だと命令しローラを怒らせます。

場を和ませようとジョーがジョークを言うと思い切りスベりますが、

ローラがアニータに「ジョークなの」と言うとケタケタとアニータが笑いだします。

ここ、いかにもアンドロイドって感じで気持ち悪いんですよね。

ローラがやめてと言うまで笑い続けるアニータでした。

一人暮らしの高齢男性ミリガン博士のもとには福祉士が介護用シンスのベラを連れて訪れていました。

博士のシンスが旧式であるため、

彼の管理に最新型のシンスが必要だと考えたのです。

博士が2階に行くと、クローゼットに彼のシンスオディがいました。

オディは亡くなった博士の妻メアリーの洋服を見つけ、思い出を語ります。

一瞬、介護もシンスがやってくれるなんていいじゃんと思いましたが、

博士にとってはオディは単なる介護ロボットではなく、

思い出を共有できる大切な家族なんですね。

しかし、オディはスーパーで不具合を起こし店員を傷つけてしまい、

シンス担当の警察から廃棄を言い渡されます。

農園で働く1体のシンスに声をかける男性。

そのシンスはレオと森で行動をともにしていた内の1人でした。

本来意思を持たないシンスが携帯電話でレオと連絡をとっていたことがばれたようです。

フレッドというそのシンスは捕らえられてしまいました。

意思を持つシンスに興味を持つ組織があるようです。

彼らはその組織から逃げているんですね。

マティは学校の成績が下がったことで両親に詰問されます。

「お前は成績優秀なんだから何にでもなれる。医者とかね。」

と言うジョーですが、

マティーは「7年後にはシンスが手術してる。」と言い返します。

確かに、プログラミングさえ出来れば人間より大抵のことはシンスが上手くできそうですよね。

それでマティーはシンスが嫌いなんですね。

ある意味人間らしい感覚と言えます。

消えた仲間たちを探すレオとマックス。

フレッドに会えなかったことでマックスは思わず声を荒げます。

しかし、本来のシンスはそのような振る舞いはしないため、通行人が驚いています。

「正体がばれたら全てお終いだ。」

と言い残しレオは一軒の建物に入って行きます。

そこはシンスが人間の相手をする娼館のようなところです。

そこで、娼婦として働く仲間のニスカを見つけます。

再会を喜ぶニスカですが、

レオはここに居ればとりあえず危険はないのでしばらく留まるようニスカを説得し、

他の仲間を探すため去ります。

オディの修理を試みるミリガン博士ですが、

記憶が回復することはなく、ついに廃棄すべくハンマーを手にします。

さよならのキスをし、ハンマーを振り上げたその瞬間、

オディが昔の思い出を語りだし、寸でのところで廃棄を逃れました。

法的には廃棄なんでしょうけどね。

このオディ、本当に壊れる寸前のようでいつも鼻から青い燃料?血?

を垂れ流しては博士に拭かれてます。

本来であればシンスのオディが高齢の博士の介護をするところなんでしょうが、

逆転現象が起きているのが印象的です。

ホーキンス家の夜。

アニータがソフィーを抱いて部屋から連れ出し夜道を歩くシーンで第一話は終了です。

アニータはミアと呼ばれていた時代のことを覚えているのでしょうか?

時折、シンスらしからぬ行動を見せたり、

ソフィーに執着するようなそぶりを見せたりします。

ラストシーンでも所有者の許可なしでは触れないはずのソフィーを抱いてましたし。

意識を持った4体のシンスの行方も気になります。

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