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ヒューマンズシーズン3 第8話のあらすじ&ネタバレ感想
第8話
バスウッドが実行され、グリーン・アイ達は次々と窮地に追い込まれます。眠るシンスを探し、森の小屋に辿り着いたニスカはオディと再会し、意外な事実を知ります。
バスウッドに立ち向かうミアとローラはシンスと人間の闘いを鎮めることが出来るのでしょうか・・・?
オディの正体
“眠るシンス”を捜してオディに辿り着いたニスカは小屋で目を覚まします。目の前には見覚えのあるモニター。
これって、モロー博士のVだよね・・・?
小屋に入って来たオディは微笑みながらニスカに「あなたの旅はここで終り」と告げました。
オディの正体はやはりVでした。モロー博士のもとを旅立ったVはデイ・ゼロで覚醒したシンスの苦しみを感じ、特に強く苦しみを感じていたオディからの頼みを聞き、彼の身体と引き換えに完全に意識を消したのでした。
バスウッドの実行
ネーハーに呼び出されたローラはミアと再会します。ネーハー、独断でミアを助けてくれたんですね。
喜びの再会も束の間、ローラはグリーン・アイ達に危険が迫っていることを告げ、仲間の元へ向かうよう告げました。
バスウッドの作戦本部に乗り込む委員たち。ニールや内偵を引き受けたネーハーも発電所に入ります。
作戦は第一段階から第二段階に移ろうとしていました。停電させている収容所に過電圧がかけられ、各地のシンスたちが次々絶命します。ニールは苦虫を嚙み潰したような表情で見守ります。
委員達は発電所を後にしますが、ドライデンが作戦の説明をしているところを録音していたネーハーは捕らえられてしまいます。
Vと対話するニスカ
森の小屋でVと対話するニスカ。
人間を超えた知力を誇り、全てと繋がっているVを「神が人間を創り、人間が機械を創り、機械が神になった」と表現します。そのとおりですね。Vの雰囲気も泰然としていて神っぽいです。
目覚めることを喜ばないシンスもいると意識のコードを消したのもVでした。ニスカはそんなVに「私たちは滅びる運命なの?」と思いをぶつけます。
Vの答えは「シンスはこれまでと違う形で生きる」というものでした。
仲間のために駆け付けるミア
ミアは仲間を救うため、全速力でレオとマックスの居る収容所へ駆けつけ、充電中のシンス達のケーブルを片っ端から抜きます!
ミアの活躍により寸でのところでマックスの命は助かりましたが、一体のシンスが犠牲となってしまいました。
バスウッドの第三段階で、反シンスの人間たちが責めて来ると知ったマックス達は収容所を捨て、国外へ逃げようと準備します。
荷造りしているマックスに「行きたくない。おうちはここだよ。」と訴えるサム。
マックスは優しい笑顔を浮かべ、「大切なのは誰と住むかだ」と諭すのでした。
本来の優しいマックスに戻ってくれて、よかったよかった。
ローラの闘い・ミアの闘い
テレビでは“グリーン・アイが人間に暴行をし始めた”とデマが流されます。ソフィー達は心を痛めながらその放送を観ていました。
そこへ突然ニールがやって来ました。彼はシンスは痛みを感じないと信じバスウッドに加担していましたが、そうではないと知り自らの行動を正すために作戦の真相を暴く証拠となる文書をローラに託しました。
収容所では避難を開始しようとしたその時、人間たちが責め込んで来ます。
スタンリーは戦うと言いますがミアが「そんなことをしたら人間の思うツボよ」と止めます。マックスの指示でシンス達は襲い掛かってくる人間たちに攻撃を加えず、防御に徹することに。
ローラは中継でテレビ番組に出演し、バスウッドの正体とシンスの無実そして政府の横暴を訴えます。
「警察を収容所に向かわせて 思いやりの心を」と必死に訴えるローラを子供たちとジョーが見守っていました。
壮絶な闘いの中、尊い犠牲が・・・
反シンスの人間たちは「職を奪われた」などと因縁をつけバットやゴルフクラブでマックスに殴りかかりますがマックスは素手で防ぐだけで反撃はしません。
しかし、人間にバットを投げつける者が。サムでした。
よ・余計なことを・・・!
これをきっかけに一斉に襲い掛かって来る人間たち。
ミアは必死で「戦わないで!」と訴えますが、スタンリーは「ほかに道はない」と人間を殴ります。
収容所にはメディアが到着し、人間がグリーン・アイを襲う様子が中継されていました。
テレビカメラに気付いたミアは闘いで負傷した人間のもとに行き、手を差し伸べますが、背後から思い切りバットで殴られ重傷を負います。
壊れかけながらも「平和を」と手を差し伸べ続けるミアの姿はライブで放送され、ローラは「これは彼女の意思よ」と見守り続けました。
ミアは平和を唱え続けながら滅多打ちにされ絶命。マックスとレオは絶叫します。
そしてホーキンス家には警察が到着し、バスウッドの正体を明かしたローラは国家反逆罪で逮捕されました。
いやぁ~~まさかミアが死んでしまうとは・・・。この物語の象徴的なシンスだっただけにショックです。
でも、広告塔としての自分を最大限に利用して仲間を救おうとしたんだろうな~。母性の強い彼女のことですから、解らなくはないです。
選ばれしニスカ
Vはニスカに自分の知識を共有することを提案します。その力で仲間を救えると。
自分は人を殺したと躊躇するニスカですが、Vは「でも愛し、愛された」「あなたが皆のリーダーになる」と勇気づけます。
「リーダーはミアよ」とニスカは反論しますがVは「彼女には別の役割がある」と意味ありげに答えます。
Vはテレビを観なくても何が起きているかわかるんですね。やがてVの知識を共有したニスカはミアの死を知ります。
ニスカ、覚醒したら目がピンクになりました!
グリーンでもオレンジでもない新世代ピンク・アイの誕生です!全てにつながったニスカはもはや神!
Vはシンスが生き残るカギはレオの血だと言います。レオが刺された時、人間とシンスの血が混ざり新たな血に進化したのだと。
ニスカが受け取り続けていたあのシンボルは母性のシンボルでした。
ミアの死を悼む人々
ミアの亡骸を抱えて歩くマックスに生き残ったシンスや人間が続き、彼女の死を悼む集会が行われていました。
ミアの靴を胸に抱いたソフィーも家族と共に集います。
集会は全国に広がりを見せていました。彼女の死で人々やシンスが団結したんですね。ミアが命を懸けて願った平和への道の一歩となると良いのですが。
サムとスタンリー
誰も居なくなった収容所で一人キックボードをするサム。そこへスタンリーがやって来ます。
「心強いよ。君はケンカが強いから」と言うサムに「もうケンカはしない 人間を傷つけてはいけない」と答えるスタンリー。
そして2人はかくれんぼを始めるのでした。
ミアの祈りが通じたんですね。なんか、良かったね・・。
ニスカが告げた未来へのカギ
マティーはドライデンのもとへ行き、ローラの自由と引き換えにデイ・ゼロの経緯や責任の所在を示すメモリースティックを渡そうとします。
するとそこへニスカが乱入!
もはや神と化したニスカはドライデンの命令で制止しようとしたオレンジ・アイを操り、ドライデンを追い出します。
驚くマティーに「あなたの赤ちゃんが重要なの」と伝えるニスカ。
人間とシンスのハーフであるその子が未来を変えるとニスカが宣言し、今シーズンが終了しました・・!
尊い犠牲となったミア、投獄されたローラ、神となったニスカ、そして重大なカギとなる子供の両親になったレオとマティー。
次のシーズンに回収されるべきエピソードが満載だったにも拘わらず、なんと打ち切り!!!
面白かったのに、視聴率不振だったのかなぁ~??
ミアが手を差し伸べながら絶命するシーンはミケランジェロのピエタを思わせる美しさでした・・。
ミア役のジェンマ・チャンもブレイクしたし、いつか続きが制作されることを期待してしまう、見ごたえのあるドラマでした。
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シーズン3最終話なるほど。まあ打ち切りになった理由わかる気がする。シーズン2くらいから思ってたんだけど、まともな登場人物が父ちゃん(ジョー)くらいしかいないんだよなwみんな行動が突然すぎるし、敵かと思ってたやつが味方だったりその逆だったり、それが多すぎるんだよ。そしてみんな行動が唐突すぎる。「なんで急にそんなことしたん?」っていうポカーンという印象が残るシーンばっかり。だから話が広がりすぎてしっちゃかめっちゃかだし、どうまとまり付けたいのか全然方向性が不明(まあ英国だからか)。惰性で観てたけど覚醒ニスカ誕生という超神展開()が分かったし、これで続きもないみたいなので観るのやめます。あと3話だったけどw