ブラック・ミラーは1話完結オムニバス形式のNETFLIX大人気ドラマ。
インタラクティブ映画「ブラック・ミラー:バンダースナッチ」の配信も発表されました。
近未来で起きそうなことが題材になっており「世にも奇妙な物語みたいでおもしろい!」と話題。
今日はシーズン1と新作映画を紹介しながら、ブラック・ミラー人気の秘密を紹介します。
ブラック・ミラー人気の理由
ブラック・ミラーが人気ドラマになった最大の理由がオムニバス形式である事でしょう。
舞台が近未来である事は変わらないものの、あらすじを見て自分好みのエピソードを見る事ができるので楽なんです!
好みじゃないエピソードを我慢してみる必要はありません!
では、サクサク見れちゃうかというと・・・??
世にも奇妙な物語でもそうですが、
ブラック・ミラーは“見終わった後に視聴者に何か考えさせる“そんなドラマです。
だから絶対2人以上で見るのがおすすめ!
普通のドラマと違って、正解がないから。
バッドエンドも多いし、「え!?だからどうなったってこと!?」という状態でエンディングになることもしばしば。
でも、これがブラック・ミラーの魅力なんですよね。
ブラック・ミラーってどんな話?
あなたも「このドラマ●話から面白いから最初我慢して!」などと注意された事があるのでは?
ブラック・ミラーに関する注意をするならば、「エピソード1だけは覚悟してみて!」ということ。
決してエピソード1がおもしろくないわけではないです。
ぶっちゃけ、おもしろいです!めちゃめちゃ考えられています。
でもエピソード1、あまりに過激なうえにエンディングもそれなりの内容なので、
「視聴後放心状態になった」「こんな内容がずっと続くの?」という感想も多かったです。
「便利を追及した未来を揶揄したエピソードがブラック・ミラーですよ」というのが表れている、
ある意味エピソード1に適した内容でした。
エピソード1の衝撃的なあらすじ
ある日、イギリス国民に人気のスザンナ姫が誘拐される。
犯人の犯行声明によると、
スザンナ姫を開放する条件は「テレビで首相がブタとSEXをする様子を放送すること」だという。
絶対にそんなことは避けたい首相だが、国民の世論を考えるとスザンナ姫を見捨てる事も絶対できない。
はたしてスザンナ姫と首相が助かるのか!?
卑劣な条件を提示した犯人の意図は何なのか!?
一度発信されたものは消せない、一気に拡散される時代。
それを便利ととらえるのか、恐怖ととらえるのか、アートとは何なのか・・・。
急加速的に進むネット社会を揶揄したエピソードでした。
ゲーム?映画?「ブラック・ミラー:バンダースナッチ」
インタラクティブ映画とは、
視聴中に選択肢がでてきて“登場人物の行動を自分で選択できる”ゲームのような映画のことです。
もちろん選択肢を選ぶわけですから、エンディングも一つではありません。
ゲームのようだけど映画というエンターテイメント性にあふれた作品です。
「ブラック・ミラー:バンダースナッチ」で出てくる選択肢は行動だけでなく、
登場人物が聞く音楽なども含まれているそうです。
90分のなかで何回選択できるかはまだ公開されていませんが、
確実に選択肢を変えて何回も見返してしまう中毒者が続出しますね。
気になるあらすじは、1984年に小説にもとづいたビデオゲーム開発をすることになった若者プログラマーが主人公。
ゲームを作っていく中で現実とゲームの世界が混同しはじめてしまうというもの。
あくまでブラック・ミラーのなかの1つのエピソードとして公開されるそうですよ。
ブラック・ミラーで扱われている近未来のありそうなこと
「本当にこういうことが可能になるのかもね」という描写が多くて見ていて楽しいブラック・ミラー。
例えば、ICチップを体内に組み込むことで目と耳で得た記憶を全て録画しておくことができるとしたら?
確かに便利だけど、チップを共有したり強奪されたりすれば記憶を晒すことになるわけです。
この便利な機能の思わぬ落とし穴とは・・・。
例えば、大切な人を亡くしてもよみがえらせることができるとしたら?
AIが発達した未来。
生前のSNSやメール、動画で発した言葉や思考をAIに読み込ませることで、
本人かのようなメールのやりとりや、電話で会話ができるのです。
3Dプリントやロボット技術も発達して、愛する人を復活させることもできるのです。
AIは生身の人間を完全再現することはできるのか・・・。
このように、ありそうな未来とその落とし穴が描かれているのがブラック・ミラーの見どころ。
おもしろいですよね!
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SFときいて惹かれなかった方もブラック・ミラーに興味がわいたのではないでしょうか。
インタラクティブ映画を体験するのは初めてという方も多いと思います。
ブラック・ミラーに改めて注目が集まること間違いなし!
寒い日は家にこもってブラック・ミラーを見よう!