『バーン・ノーティス元スパイの逆襲』の5つのトリビア!

「バーン・ノーティス」はアメリカのUSAネットワークで放送され、大人気となってシーズン7まで製作されたアクションドラマです。

世界中で人気となり、主演のジェフリー・ドノヴァンはこれが当たり役となって一気に知名度が上がりましたね。

この人気ドラマは惜しまれつつもちゃんと最後まで結末を迎えて終了しましたので、いきなり終わってしまうことが多発するアメリカドラマでは満足いくシリーズといえます。

ではそんなバーン・ノーティスのトリビアを見ていきましょう!

バーンノーティスがもっと面白くなるトリビア5

主演のジェフリーは自身も武道を嗜んでいる!

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バーン・ノーティスのマイケル役を演じることになって人気がうなぎ上りになったジェフリーですが、

実は彼本人も空手は黒帯でマーシャルアーツや合気道を得意とする武道家の男性で、作品の中ではほとんどのアクションもスタントなしでやることもあったそうです。

一番怖かったのはシーズン2のラストに、ヘリコプターから海に飛び込むシーンだったとか。

スタントマンは約15メートルの距離から、ジェフリーは約9メートルの距離から飛び降りるというスタントで、彼は全部自分でやりたかったそうですが、

こればかりはスタッフが許可をしてくれなかったそうですよ。

だって9メートルって、十分高いですよね、3階建てくらいの高さじゃないですか?(汗)

最初の脚本ではマイケルは笑顔の設定ではなかった!?

 

バーン・ノーティスはトラブルが起こるたびに常に笑顔で行動を起こすマイケルの印象が強いドラマですが、実際には脚本に「笑顔を見せる」という記述は一切なかったそうです。

いつでも笑顔を絶やさないマイケルは、ああいうキャラだと思っていましたが、実は違ったんですね!

ジェフリーはマイケルが常に笑顔のキャラであることを、マイケルが笑顔を浮かべることで冷静になれることを知っているからだ、と説明しています。

そして、

「笑顔のマイケルは非暴力的な方法で事件を解決するだろ?

 

そこがとても気に入っているところなんだ」

と言っていますね。

作品では本物の元CIAのスパイが指導をしている!

作品では携帯電話やダクトテープ(本当に万能!!毎回出てきた小道具はダクトテープではないだろうか)、

そしてそこらへんにある身近なアイテムで盗聴器や爆弾などを簡単に作り上げていく場面も見物です。

「普通なら~だけど、スパイは~」と説明しつつテキパキと道具を自作していくのですが、あれは本物の元CIAスパイによる指導だそうです。

2人いるようですが、役者は実際には会ったことはなく、メールでやり取りをする、という辺り、スパイって本当にいるんだなあ~と思わせられるエピソードですよね。

そして作品中で気をつけているのは、視聴者が真似をして作れてしまうと危険なので、爆弾を完成させる手順などは完全には見せないようにしているそうです。

材料の一部はぬかすとか、別のものに置き換えるなどで工夫をするんですね。

そりゃああれだけ簡単な道具であれだけ強力な爆弾が作れるって皆がわかっちゃったら、大変なことになりますよね!!

フィオナを演じていればそれだけでストレス発散になる!

ヒロインのフィオナを演じているのはガブリエル・アンウォーさんというイギリス女優ですが、この方日本でも昔、ラックスシャンプーの宣伝に出ていた方ですね。

大変美しい、イギリスとインドのハーフの美女です。

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このガブリエルさんは、実はとてもおとなしい、本人曰く「おもしろみのない」人間だそうですが、

短気で喧嘩っぱやくすぐに銃や爆弾を持ち出すフィオナというキャラクターを演じている間、ほとんどストレスを感じなかったそうです。

「私にとってフィオナを演じることは、セラピーみたいなものね。

 

演じるだけでカウンセラーがいらないと思えるほどにすっきりするもの」

とインタビューでおっしゃってますね。

そもそも彼女がフィオナのオーディションを受けたときには、プロデューサーとしてはフィオナは短気ですぐ銃を持ち出す女性という設定ではなかったようです。

しかしオーディションに現れたガブリエルがオーディションで演じる、

最初にマイケルと出会うシーン(ベッドにボロボロの格好で寝転ぶマイケルが起きて、やってきたフィオナと会話をする)で、

台詞を言う前に突然ベッドを蹴り飛ばして彼を起こしたのを見て、フィオナの性格設定を変えたというのは有名な話です。

元はマイケルが自発的に起き上がってフィオナと話す、というだけの設定だったのに、他の女優がやらなかったことをガブリエルはしてキャラクターに命を吹き込んだということでしょうか。

うーん、可愛いという形容が似合う女性ですが、エピソードが格好いいです!

舞台がマイアミなのは、スタッフが大規模な映画の経験者だから!?

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バーン・ノーティスはマイアミが舞台のドラマですが、多くのアメリカドラマが舞台と撮影現場の都市は違う場所でしているのに対し、

バーン・ノーティスはそのほとんどをしっかりとマイアミで撮影したそうでうす。

確かに色んなドラマではハッキリと街がわかるシンボルは毎回うつしますが、撮影はロスの撮影所で、ということが多いですよね。

しかしバーン・ノーティスはあくまでマイアミにこだわったようです。

その理由を聞かれたプロデューサーは、マイアミの製作スタッフは大規模映画の撮影を経験していることが多く、

マイアミで撮影することで自然にアクションやスタントなどの経験を積んだ人たちがそろうといいました。

ロサンジェルスのスタッフのようにテレビドラマの現場を踏んでいなくても、映画の経験があるために派手なアクションなどがしやすかったそうです。

「勿論現地とロスでは日差しの強さも違うしね」という意見もオマケでつけていましたが。

・まとめ・

いかがだったでしょうか。シーズン7でしっかりと完結までいった大人気スパイドラマのバーン・ノーティス5つのトリビアでした。

個人的には最終回のまとめ方は残念なところもありましたが、ぶっ飛んだキャラが多くてよく笑え、たまに泣け、しばしば考えさせられることもあって観ている間中とにかくわくわくしていました。

そこらへんにあるものを応用してピンチを解決していくところは本当に爽快で、フィオナ役のガブリエルじゃなくてもスカッとすること間違いなしです!

ワインにチーズを用意して一人でしっとり見るというよりは、ビールにピザで笑いながら家族や友人と見てほしいドラマです。

 

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