Netflix『ワンデイ家族のうた』主要キャラ&キャストをまとめて紹介!

『ワンディ 家族のうた』は、アメリカに住むキューバ系ファミリーの日常を描いているコメディドラマです。

お母さん、おばあちゃん、高校生の娘、中学生の息子の4人の家族が、助け合いながら、明るく前向きに日々を過ごしていく様子が描かれています。

2017年にシーズン1が始まり、最近シーズン3が公開されました。シーズン3では、ブルックリンナインナインで人気のステファニー・ビアトリスやメリッサ・フメロもゲスト出演しています!ぜひブルックリンナインナインのファンの人達にもみていただきたいドラマです。

今回は主役のペネロペを始め、『ワンディ 家族のうた』に登場するキャラクターについて紹介したいと思います!

ペネロペはいつも活発で明るいシングルマザー

ペネロペはとても明るい性格で、家族の中心にいる活発なお母さんです。ものすごいパワフルで、勝気な性格ですが、意外に涙もろいところもある人間的な魅力たっぷりの主人公です。

今は看護師として働いていますが、以前はアメリカ軍で働いていました。遠征先での経験がトラウマとなって、今はうつ病を治療しながら、二人の子供を育てています。

いつも明るいペネロペですが、もちろん弱いところもあって、そんな人間味があるキャラクター設定がこのドラマのポイントになっています。

キャラクターの性格の幅が大きい方が、ストーリーも広がるし、観ていて惹き込まれる気がしますが、ペネロペはまさに深みのある魅力的なキャラクターです。

ペネロペを演じるのはジャスティナ・マシャド

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めちゃくちゃ元気な主人公ペネロペを演じるのは、ジャスティナ・マシャドです。

『デスパレートな妻たち』にもゲスト出演していましたが、他にも『ジェーンザバージン』や『Six Feet Under』などのコメディドラマが代表作です。

ラテン出身の女優さんかと思いきや、生まれはアメリカのシカゴで、その後もずっとアメリカで演劇の勉強や俳優活動をしていました。大人気ドラマのERにも出演し、ドラマ俳優として人気が出ています。

ジャスティナがシーズン3を迎える『ワンデイ家族のうた』についてインタビューを受けている動画を見つけました。ペネロペも元気ですが、ジャスティナ自身もめっちゃ元気な人ですね。

「『ワンデイ家族のうた』は、メンタルヘルスを扱っているドラマですが、そのことについてどう考えていますか?」と聞かれています。

それに対してジャスティナは、

「家族間では、気分がふさぎこんでいることを、隠したがる人が多いと思う。

 

自分もそうだったし、母親に言ったところで、何言ってるの?と呆れられて終わりだった。

 

でも自分の気分の落ち込みを、人に話しても全然問題ないし、どんどん助けを求めるべきだと思う」

と答えていました。

最近公開されたレディガガ主演の映画「アリー/スター誕生」もメンタルヘルスを扱っていて、大ヒットしましたが、このテーマは関心がある人が多いものなのかもしれませんね。

リディアは派手好きでいつも強気なおばあちゃん

画像引用元:https://www.vulture.com/2017/01/rita-moreno-gifs-to-give-you-life.html

リディアはペネロペ同様いつも元気で、強気なおばあちゃんです。信仰深くて、意思が強いので、めったなことがない限り、ブレません。ラテン系のおばあちゃんって、すごく強いですね。

「リメンバーミー」に出てくるおばあちゃんもスリッパ片手に、走り回ってましたが、リディアもかなり頑固なおばあちゃんです。

生き方も考え方も、全てにおいて派手で、パワフルです。その象徴なのか、いつも明るくて元気が出るビビットカラーの服を着ているし、寝ている時も必ずメイクをしています。

お化粧をとった顔を誰も観たことがないという、とんでもないおばあちゃんです。

ペネロペとはしょっちゅう喧嘩をするし、高校生のエレナともよく衝突します。「自分の考えと違う人とは、言い争う」というのがリディアのコミュニケーションスタイルです。ドラマの中では面白いですが、実際にいたら怖いですね。

唯一可愛がっているのが、ペネロペの息子アレックスで、あまりに可愛いので溺愛しすぎちゃってます。ペネロペ一家のビタミン剤とも呼べる人で、周りの人を元気つける才能がある人だなと思います。

リディアを演じるのは、リタ・モレノ

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リディア役は、歌手やダンサーとしても活躍している、リタ・モレノです。

ドラマの中でもダンスや歌がすごく上手なのですが、それはリタ自身に元々備わっていた才能でもあったんですね。

現在87歳ということですが、とても信じられませんね。リタはドラマの中でも若々しいし、何よりスタイルが抜群です。『グレースアンドフランキー』のジェーン・フォンダも美魔女ですが、一体どうやったらこんな風に歳をとれるのでしょうか?

つい最近のリタの動画を見つけました。

リタの代表作であるミュージカル映画『ウエストサイドストーリー』の裏話や、共演者のモーガンフリーマンとは今でも友達であるという話をしています。

また昔表紙を飾った雑誌『LIFE』が紹介されていますが、昔もとても綺麗だったんですね。

リディアは、ドラマチックで、ダイナミックでとても大好きなキャラクターだと話しています。また脚本家にリディアはおばあちゃんではあるけれど、セクシーでもある設定にしてほしいとお願いしたところ、その申し出をものすごく喜んでもらえたとも話しています。

確かにリディアはよく男性を誘惑して、弄んでますが、それはリタのアイディアだったんですね。

エレナは勇敢で自己主張がしっかりできるキャラ

画像引用元:https://fierce.wearemitu.com/entertainment/we-talked-one-day-time-star-isabella-gomez-lgbtq-representation-season-3/

エレナは、黒縁のメガネをかけていて、綺麗な黒髮がトレンドマークの高校生の女の子です。

女の子だけれど、あまりオシャレに興味がなく、どちらかというと本を読んだりゲームをしている方が好きなんです。

お誕生日会でドレスではなく、タキシードを着たいと感じたことで、自分の性について考え始めるようになりました。他の女の子と少し違う自分に戸惑いながらも、ペネロペと一緒にひとつひとつ丁寧に向き合っていくところが勇敢だし、魅力的だなと思います。

周りの人に自分が女性を好きであることをカミングアウトしてからは、どんどん自分の意見をはっきり伝えてきようになりました。

エレナはとても勇気がある女の子ですし、ペネロペがどんなエレナでも受け止めてあげているところが、エレナの大きな支えになっているんじゃないかなと思います。

自分と向き合った後は、同性愛をカミングアウトできない人の為にお節介を焼くところもあって、大丈夫かなと心配になるシーンもあります。

けれどうちに溜め込むより、外に発信していくエレナの性格は、とても前向きで周囲の人からの支援が得やすいタイプかもしれません。

エレナを演じているのはイザベラ・ゴメス

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エレナ役のイザベラ・ゴメスはコロンビア出身で、5年前から俳優として活動しています。ドラマの中では洒落っ気が全然ないですが、イザベラはすごく女性らしくて綺麗な女優さんだなという印象です。

2015年には俳優活動を本格的に始める為にロサンゼルスへ家族と共に移住しました。その2年後に『ワンデイ 家族のうた』で有名になっています。イザベラの家族のサポートも大きかったのかもしれませんね。

イザベラがテレビ番組に出演し、今回のドラマ出演は夢みたいな仕事だと話している動画です。

この番組に出るゲストって、場所の雰囲気に飲み込まれちゃう人が多い印象なのですが、イザベラはかなり堂々してますね。

 

この動画では弟役のマーセル・ルイーズと一緒にインタビューに答えています。

インタビューの内容は、ドラマ撮影が楽しくて仕方がないというような内容です。

イザベラもマーセルも一人っ子なので、今では本当の兄弟みたいに感じるとも話しています。マーセルは年頃の男の子なのでもっと無口なのかなと思っていましたが、意外にもおしゃべりで撮影を楽しんでるみたいなので、嬉しくなりました。

アレックスは美男子で優しくて、みんなの癒し

画像引用元:https://www.imdb.com/name/nm8180159/mediaviewer/rm899758080

ペネロペの一人息子、アレックスはイケメンでリディアのお気に入りです。かわいい顔を活かして、ケンカが絶えないペネロペ一家をちょくちょく癒しています。

こんな言い方をしたら怒られちゃうかもしれませんが、かわいいワンチャンみたいなキャラクターです。

ペネロペもリディアもエレナもかなりエネルギッシュなので、アレックスみたいな癒しキャラがいないと、場が持たないんじゃないかな〜という感じです。

アレックスは自分の見た目がいいことを知っているので、それを活用しておばあちゃんにお小遣いをもらったり、物事をうまく切り抜けたりしています。

またリディアが倒れた時には、病院で意識のないリディアにマニュキュアを塗ってあげてました。いつも綺麗にしていないと嫌だったリディアを思ってのことでしたが、このシーンはすごく感動しました。

ペネロペが仕事で大変な時も、その姿を見て感謝している姿がとても印象的だったアレックス。

お小遣いをもらえないから、ペネロペの仕事を手伝っていたのですが、仕事するって大変なんだなと素直に受け止めているアレックスがとてもよかったです。

海外ドラマに出てくる子供のキャラクターは、ヒネくれて、問題児になる子供が多いので、なんだかホッとしました。誠実でイケメンで、優しいアレックスにかわいいガールフレンドができるエピソードがみたいです。

アレックスを演じるのはマーセル・ルイーズ

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アレックス役は、若手俳優のマーセル・ルイーズです。プエルトリコ出身ですが、彼も9歳の時にロサンゼルスに移住し、幼い頃から俳優になる為に活動してきました。

テレビコマーシャルに出演していましたが、『ワンデイ 家族のうた』で人気が出ました。

マーセルの両親は、俳優はディレクターをしていて、俳優一家に生まれました。祖父もテレビに出演していたコメディアンなので、テレビ俳優としての血筋がしっかりDNAに備わっているのかもしれませんね。今後の活躍がますます楽しみです。

ペネロペ一家の住むアパートの大家さんシュナイダー

画像引用元:http://beantowncubanito.blogspot.com/2018/02/the-hunks-of-one-day-at-time-2018.html

黒縁メガネでいつもバッチリ決めているシュナイダーは、若くして親の遺産をもらったので、特に働いたりせずアパートの大家さんをして暮らしています。

ペネロペ達の住むアパートの大家さんなのですが、いつの間にか勝手に部屋に上がり込んで、シャワーを浴びたり、ご飯を食べたりするようになりました。

シュナイダーはカナダからアメリカへ一人でやってきたので、移民の大変さを知っています。なのでペネロペ一家と同じ苦労を分かちあってるんですよね。

またアルコール依存症の過去もあって、つらいことを一人で乗り越えてきたタフさも持っているキャラクターです。

両親とうまく折り合えなかったシュナイダーは、ペネロペ一家に居着いちゃうんですよね。時に空気を読まなくて、周りを呆れさせちゃうけれど、憎めない愛嬌があるのがシュナイダーの魅力です。

シュナイダーを演じるのは、トッド・グリンネル

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シュナイダー役を演じるのは、「デスパレートな妻達」や、「グレースアンドフランキー」にも出演していたトッド・グリンネルです。

「デスパレートな妻達」では、アンドリューのボーイフレンド役を演じていました。その時はお医者さんの役だったので、スマートな印象でしたが、今回はもう少しお茶目な感じのキャラクターを演じています。

テッドは2005年頃から、テレビドラマに出演を始めていて、2006年に「Four Kings」というドラマに出演し、さっそく注目されました。

その後もたくさんのドラマや映画に出演をし、『ワンディ 家族のうた』で、より知名度を高めました。

トッドはツイッターで、シュナイダーのキャラクターが抱えるアルコール依存症の問題などをドラマファン達が真剣に考えてくれていることにお礼を述べています。

https://twitter.com/toddgrinnell/status/1095015479289114624

こちらの記事↓は、トッドがシュナイダー役を演じる上での役作りなどについてインタビューされたものです。

参考 One Day at a Time’s Todd Grinnell on How His Sobriety Inspired Schneider’s Big EpisodeVulture

テッドは、前のドラマで演じた役と全く異なるシュナイダーを演じるために、始めてリサーチをしたと記事内で答えています。アルコール依存を抱えていることも、リサーチの対象だったのではないでしょうか。

また撮影中ペネロペファミリーが、自分を温かく迎えてくれるだけでなく、家族の一員のように仲間にしてくれることがとても嬉しいと語っています。

Dr.レスリーは、ペネロペが勤める診療所のお医者さん

画像引用元:https://www4.fusionmovies.to/character/ZaomjBApAl/dr-leslie-berkowitz

シュナイダーと同様、ペネロペ一家に何かとまとわりついて回るのが、Dr.レスリーです。

誕生日に誰もお祝いしてくれないことをペネロペに相談して、なんとか自分の誕生日パーティーを開いてもらったりしています。

 Dr.レスリーはペネロペ一家にちょくちょく顔を出していたのですが、その時にリディアに恋をしてしまいました。リディアはかなり色仕掛けをしてDr.レスリーにアピールしていたからです。

リディアはきれいなので、好きになっちゃうのは仕方ないよなぁという感じですね。

しかしDr.レスリーの恋は今の所、成就していません。リディアはDr.レスリーにアピールをしつつ、自分が愛しているのは亡くなった旦那さんだけなんだと、きっぱりDr.レスリーに言ったんです。

リディアはなんて魔性の女なんでしょうか。かわいそうなDr.レスリーなのですが、それもそれで面白いです。実らない恋もまたいいじゃないかと思わせるような二人のやりとりがとても好きです。

両想いにはなれないけれど、一緒にいるだけで幸せなので、なかなかリディアから離れられないDr.レスリーなのでした。

Dr.レスリーを演じるのは、スティーブン・トボロウスキー

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Dr.レスリーを演じるのは、今年67歳になるスティーブン・トボロウスキーです。

このドラマで初めて知った俳優さんだったのですが、調べてみたら数多くの映画に出演している、ベテラン俳優さんでした。

スティーブンが哲学的な質問に答えている動画を見つけました。

人が魂を鍛えるためには、自分の本質となるものに常にコンタクトをし続けることが大切だと話しています。

なんとも深いお話ですね。自分の本質と訳しましたが、スティーブンはそれを『elemenntal』と表現しています。

普段の生活のなかの一部分の自分ではなくて、自分が大切にしていることと繋がり続けることが人として磨かれてくには大切なのかもしれないなとこの動画を見て思いました。

私にとっては海外ドラマを見ることで、深い自分と繋がりやすくなるのかなと思います。瞑想もいいかもしれないですね。スティーブンはDr.レスリーより思慮深い雰囲気のある俳優さんでした。

今回は『ワンデイ家族のうた』のメインキャラクター達をご紹介しました。登場人物が思いやりがあり、魅力的で観た後に元気を貰える作品です。

『ワンデイ家族のうた』、よかったらぜひ観てみてくださいね。

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