ビッグ・リトル・ライズ シーズン2 第6話のあらすじ&ネタバレ感想
第六話 悪い母
メアリー・ルイーズとセレステの争いは法廷に持ち込まれることになり、モントレー5は難しい立場に追いやられます。
マデリンとエドの夫婦関係はなかなか回復の兆しが見えず、破産したレナータとゴードンにも新たな問題が持ち上がって来ました。
亀裂
ボニーから警察署にコリーが居たと聞き、彼のアパートを訪ねるジェーン。
コリーは事件担当のクィンラン刑事に聴取され、事件のことやペリーのことをジェーンから聞いているかと聞かれていました。
コリーは何も聞いていないと答えましたが、クィンランは「5人の目撃者のうち、1人はもう堕ちる。そうなれば残りの4人も終わりだ」と言っており、ジェーンの不安を煽るのでした。
ジェーンはモントレー5を集めます。
「私たちは堕ちない 落ち着けば大丈夫」と相変わらず強気なマデリンに「隕石が落ちても落ち着けと?」と言い返すボニー。
カチンときたマデリンは思わず「忘れたの?彼を押したのはあなたよ!」と言ってしまいます。
ボニーに暴言を吐いてしまったことをエドに愚痴るマデリンですが、なぜそんなに頻繁に集まるのか、これ以上自分に秘密はないのかと聞かれ口をつぐんでしまいます。
どんなに言いたくてもこの秘密は言えないですよね。
進めないボニーと前進を誓うレナータ
意識が戻らないエリザベスを見つめるボニー。
脳裏には涙ながらに母に頼まれ、枕で窒息させる自らの映像が流れます。これは本当に起きたことなのでしょうか?それとも想像・・・?
医師がボニーと父親に説明したところによると、手は尽くしたが後は見守ることしか出来ないというものでした。ボニーは思わす「死なせられる?」と聞きますが強い痛みがあるわけでもないのでモルヒネは出せないと言われてしまいます。
財産の処分をするレナータ邸ではアマベラの子守りが暇を出され去ろうとしていました。
しんみりする一同ですが、子守りは「退職金の相談を」とシビアな発言。さすがアメリカ。
レナータは「私たちは絶対復活するからまたあなたを雇うわ」と力強く復活宣言します。
セレステの窮地
いよいよセレステの裁判が始まり、モントレー5も法廷にやって来ます。マデリンはボニーに暴言を詫び、ボニーも「いいの。皆いろいろあるし」と寛大です。
宣誓をし、証言台に立つセレステにメアリー・ルイーズの弁護士が尋問を始めます。
弁護士はペリーの虐待に耐えたセレステに同情すると見せかけ、「暴力の後のセックスで興奮したのでは?」などと持ち掛けます。
セレステが否定するとある映像を見せます。それはバーの男、ジョーでした。
動揺するセレステに「彼と性的関係を持った?」と挑発する弁護士。彼はさらに他の男たちの映像を法廷に流します。
それは全てセレステが関係を持った男たちでした。中には公衆トイレで関係を持った男も・・・。
弁護士とメアリー・ルイーズはセレステを尾行していたのです。見守るマデリンたちも驚きを隠せません。
睡眠薬を飲んで車の事故を起こしたことも指摘され、セレステは「私はずっと良き母親でした」涙ながらに訴えます。
極めつけは弁護士が用意したCG画像です。ペリーの転落の様子から自ら落ちたのではなく、突き落とされたのだと訴えたのです。
「彼を押した?」と聞かれ「いいえ押してません」と答えるセレステ。これは嘘ではありません。しかし、見守るボニーは苦しそうです。
すっかり動揺したセレステにモントレー5が寄り添います。
明日はセレステの弁護士が質問する番ですが、「もう証言台には戻れない」と弱気なセレステを「子供たちのために闘うのよ」とマデリンが鼓舞します。
エドのけじめ
エドは誘惑して来たトリーとカフェで話します。
エドは「確かに火遊びしたい自分はいるけど 想像するだけで実行したと同じだ」と距離をとろうとしますが、トリーは確かにジョセフとマデリンは罰したいが「あなたと寝たい」とストレートに誘惑して来ます。
人の目が気になるエドがハラハラしていて気の毒でした。
許せない怒り
ジェーンはメアリー・ルイーズの部屋に押し掛け「裁判をやめて 彼女はいい母親よ」と訴えますが、もちろんメアリー・ルイーズはそんなことで引き下がりません。
ジギーからジェーンが銃を持っていたことを聞いたと言い、「復讐のためにモントレーに来たの?」と恐ろしいことを言います。
激怒したジェーンは「ジギーは“レイプの子”という重荷を背負うのよ!あんたのバカ息子のせいで!」と怒鳴ります。
まったくその通りですが、メアリー・ルイーズの心には響いていないようです。
兆し
娘たちを連れて帰宅したエドはウェディングドレス姿のマデリンが音楽をかけながら踊るのを目にします。
マデリンは衣替えをしていたらドレスをみつけ、懐かしくなって着てみたのだと言い訳します。
ムチムチでファスナーもしまらないマデリンが式で流した曲を聞きながら当時の気持ちを思い出そうとした姿はエドの心に確かに響きました。
普段はかかさず着けているであろうガードルを外し、年相応の肉体を見せたリース・ウィザースプーン、天晴れです!
再び証言台へ
翌日、セレステは再び証人台に立っていました。
自分の過ちを認め、専門家の治療を受け前に進むことを語るセレステ。行きずりの男性たちと複数の関係を持ったことを追及され、「自分が主導権を握れる単純な関係性を求めていた」と説明します。
質問は続きます。
判事に虐待されていたのに家を出なかったのは何故かと聞かれセレステは「家を出たら何をされるかわからなかった」「生きるため 息子たちを守るために残りました」と涙を浮かべて答えるのでした。
ボニーの独白
意識の戻らないエリザベスの傍らに座るボニーは手にしたノートに書き綴った気持ちを読み上げます。
それは「母さんを恨んでる」という言葉から始まりました。
気の短いエリザベスにいつ起こられるかといつも怯えていたこと
叩かれるので家では安心できなかったこと
そして自分を恥じていたことも恨むと訴えるボニー。
愛されている実感が欲しくて13歳からセックスを始め、ネイサンとの結婚も妥協だと自己嫌悪にさせられたと泣きながら伝えます。
そしてエリザベスのせいでペリーを殺したと訴えます。
「ペリーを押したとき私は母さんを押してた」「ずっとそうしたかったの」と告白するボニー。
母への抑圧された怒りが危機を前にして爆発したんですね。ボニーは思っていたよりずっと深い闇を抱えていました。
特別なサービス
レナータとゴードンの財産は競売に掛けられることとなりました。
ゴードンの鉄道模型を買い取りたいと言う男性の次に申し立てたのは子守りのジュリエットでした。
彼女は退職金のほかにとあるサービスの代金を求めます。それはゴードンの“ストレスの解消”への対価でした。
あちゃー・・・。ナニーと浮気とはまたベタな・・・。
レナータはもちろん憤怒し「残りのクソみたいな人生ずっと黙ってて」「そのクソッタレの口を開くんじゃない!」と暴言を吐きまくります。
もう、何回「F*CK」言っちゃうの~!?とちょっとワクワクしちゃいました。
証人尋問
裁判はいよいよ結審の日を迎えました。
判決が言い渡されようとしたその時、セレステが立ち上がり「証人尋問を求めます」と言います。
原告であるメアリー・ルイーズにも証人尋問を行おうと言うのです。原告側は騒然としましたが、セレステの提起は認められ、彼女自らが尋問を行うこととなりました。
今までの審理ではかなり動揺を見せていて不利な感じも受けましたが、毅然としたその態度は賞賛があるようにも見えました。
次回はセレステが反撃するのでしょうか?メアリー・ルイーズに弱点はあるのか?
ボニーは母親との関係や事件を乗り越えることが出来るのでしょうか?
とても回収しきれるとは思えませんがいよいよ最終回です!
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