ビッグ・リトル・ライズ シーズン2 第5話のあらすじ&ネタバレ感想
第五話 私を殺して
何やら物騒なタイトルです。これは子供たちを奪われそうなセレステの気持ちでしょうか?ペリー殺害の実行犯となってしまったボニーの心の叫びでしょうか?それとも他の誰かの・・・?
監護権を求めて
メアリー・ルイーズに双子の監護権を求める裁判を起こされたセレステは弁護士と裁判所に向かいます。
判事からは関係者の面談を行いどちらが子供たちにふさわしいか判断すると言われ、さらにメアリー・ルイーズの「私はセレステを悪人だとは思っていません」という白々しい台詞に怒り心頭。反論しない弁護士にも苛立ちを募らせます。
弁護士を紹介してくれたレナータと話すセレステ。
消極的な姿勢の弁護士に不安を隠せない様子のセレステに、レナータがメアリー・ルイーズと話してみると提案します。
その時、レナータに一本の電話が。レナータが楽しみにしていた雑誌への掲載が見送られたという残念な知らせでした。怒りを露わにするレナータですが破産した身とあっては成す術もありません。
しかし、いいスーツ着てるなぁ~。いかにも成功した経営者って感じです。このドラマ、キャストもさることながらスタイリングも絶妙で見ていて楽しいです。
兄弟たち
学校に呼び出されたセレステとジェーン。
父親がレイプ犯であることで苛められていたジギーを双子が庇い、3対1の喧嘩の末相手に怪我をさせてしまったのです。
喧嘩の理由を問われ「“パパはレイプ犯だ”って・・」と恐る恐る告白するジギーを抱きしめることしか出来ないジェーン。
でも、双子が兄弟として加勢してくれたのは嬉しいですね。
目覚めないエリザベスの身体を拭くボニー。
親の身体に触れていると幼いころの記憶が蘇ります。
それは激しい気性のエリザベスから厳しく叱責されている記憶でした。
夫婦関係修復への道
郊外のワークショップに参加することにしたマデリン夫婦。
それは何組かの夫婦が部屋を歩き回り、出会った他人とハグをするという奇妙なものでした。
帰りの車の中で変なワークショップに突き合わせてごめんとエドに謝罪するマデリン。
「あなたはいい夫でいい父親よ」と言うマデリンに自分は“真っ当な人材”だからと引っかかる言い方をするエド。
エド、最近責めますよね~。いい人が嫌になったのでしょうか。
当然マデリンはどういう意味だと食ってかかります。エドは自分は愛されていたのではなく、アビゲイルの父親に相応しいから選ばれたのだと持論を展開。
自分はそれを受け入れたのに浮気をして壊したと責められても「誰よりも愛してるわ」とエドに訴え続けるマデリン。父親の浮気もあり結婚に自信がないのだと正直に伝えます。
奇妙なお茶会
メアリー・ルイーズをお茶に招いたレナータ。
メアリー・ルイーズは当初こそ「お茶会なんて嬉しいわ」と神妙にしていましたが、双子の親権争いについてレナータが話す間もなく自宅の家財が破産整理のため失われていることを指摘。
そして「母親としての時間を犠牲にして来たのに財産をも失った」とレナータにとってキツイ言葉を投げかけます。
そうそう、この人、言われて一番イヤなことを的確に突くんですよね!
セレステと双子
喧嘩が原因でジギーと共に停学になった双子を前に「暴力では何も解決しないのよ」と訴えるセレステ。
ジョシュに「うるさいババア!」と言われ「ママにそんな言い方をするんて!」と机を叩きながら怒鳴ってしまいます。
そして「少しの間おばあちゃんがあなたたちを育てるかも」と告白します。不安そうな双子を前に「ここで3人一緒に暮らすのよ」と決意を語るセレステでした。
ボニーと父親
ボニーが仕事をしていると父親がやって来てエリザベスを退院させると告げます。
医者も匙を投げたエリザベスのため「何か手を打たないと」と言う父親に「家族と関わるなんて」と冷たく言い放つボニー。
帰宅したボニーはネイサンからのプレゼント、ランニングマシーンを見つけて微笑みます。
なんかズレてる感じがしますが、ネイサンのこのアホっぽいところが心に傷を持つボニーを癒しているのかも知れませんね。
ネイサンを呼ぶボニーですが代わりに出て来たのは父親でした。
表情を硬くするボニーに「波風を立たせないことでお前を守っていたつもりだった」と言い訳する父親。
「あの怒りを取り払おうとした結果だ」ってどんだけ怖い母親だったのか・・。
モントレー5の危機
監護権審理のため判事のもとを訪れたセレステはメアリー・ルイーズの弁護士から共同監護権を提案され憤慨します。
「共同監護なんて論外よ」と憤るセレステですが彼女の弁護士は「妥当だと思います」と言います。
法廷に持ち込まれたらもっと悪い結果になり得る上、ペリーの死についても追及されると言われたセレステは“モントレー5”を招集。
メアリー・ルイーズの弁護士はペリーの事件の担当刑事と手を組んでおり、裁判の宣誓証言を盾に事件のことを“モントレー5”に追及するつもりです。
もし裁判で嘘をつけば偽証罪で逮捕されてしまいます。
追い込まれた彼女たちをマデリンが「団結するのよ。それで乗り越えて来た」と鼓舞します。
母と子の時間
レナータはアマベラの学校を休ませ、一緒に遊ぼうと提案します。
「破産したから?」と聞かれ「あなたと一緒に居たいだけ」と答えるレナータ。
メアリー・ルイーズに言われたことも一因でしょうね。ともあれ、アマベラは嬉しそうでした。
ジェーンとセレステは停学中のジギーとマックス、ジョシュのためコリーとカヌーに興じます。
父親のいない3人は身体を使った遊びに楽しそう。
しかしジェーンはレイプのトラウマからコリーの愛を受け入れられないことに悩んでいました。
一人バーで呑むエドの隣にはマデリンの浮気相手、ジョセフの妻トリーが現れます。まぁ、エドはこんな陳腐な誘いには乗らないでしょうけど。
そしてエリザベスの口から「殺して」という言葉を聞いたボニーは思い詰めた表情で病院を出て警察へ向かうのでした。
監護権の裁判で追い詰められる“モントレー5”は最大の困難をどのように乗り越えて行くでしょうか?
「私を殺して」はエリザベスの台詞でした。ボニーは何のために警察署へ行ったのか?
いやな予感しかしませんが、次回がとっても楽しみです!
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ビッグ・リトル・ライズ シーズン2第6話のあらすじ&ネタバレ感想