ウェントワース女子刑務所シーズン2第7話ネタバレ＆感想
第七話：「さなぎから蝶へ」
問題が起きた菜園は結局取り壊され、フランキーとブーマーは独房から一般棟に戻ってきました。
そんなある日、フランキーがビーの元を訪れます。
そこでシモーヌの注射器にピンクドラゴンが入っていたとビーから聞かされたフランキー。
フランキーは薬をシモーヌに渡した人物が居るとして薬を保管していたブーマーを疑いますが、
最終的にリズから「薬を渡したのはフレッチャーかもしれない」と説明され、フレッチャーが薬を渡したと信じ込みます。
この日、恋人のギャリーと面会予定のマキシンはとても嬉しそうで、女子力をメキメキ磨いていました。
しかし、面会にやって来たのはギャリーではなくギャリーの兄。
兄の話によると、ギャリーは転職し仕事で外国に行くため、裁判の日まで会えないとのこと。
ギャリーに会いたがるマキシンに「君にはもっといい人がいる」とギャリーの兄は言いますが、マキシンは小さく首を振って涙を流します。
この日はドリーンにも面会者がいました。元囚人仲間で、現在は退所しているトニです。
近頃ドリーンは生理が遅れており、気になったドリーンはトニに頼んで妊娠検査薬を持ってきてもらったのでした。
検査の結果は見事陽性で、ドリーンはナッシュとの子供を妊娠していることが判明します。
ドリーンはリズとビーにだけ妊娠したことを知らせ、三人は肩を寄せ合ってドリーンの妊娠を喜ぶのでした。
ファーガソンはフランキーのドラッグ密輸の証拠を見つけるよう、ヴェラに業務命令を出しました。
難色を示すヴェラに「これはチャンスよ、あなたならできる」と炊きつけるファーガソン。
ファーガソンの勢いに負けたヴェラはこれを受け入れるのでした。
ヴェラは仕事を終えて自宅に戻りますが、家には病気の母親がおり心が休まることはありません。
母親は相変わらずヴェラが不快になることばかり話し、鎮痛剤をよこせとヴェラの腕に爪を立てます。
翌日ヴェラはドラッグ密輸の証拠を探すため、フランキーから直接話を聞き出そうとしていました。
しかし、「黒幕はフレッチャー」と言いたげなフランキーの口ぶりにヴェラは翻弄されてしまいます。
その後ヴェラはフレッチャーのロッカーを無断で漁り、そこから入れ物に入った白い粉を見つけました。
これは違法薬物に違いないと踏んだヴェラはその粉を薬物検査にかけますが、結果はただのアミノ酸。
この件でヴェラはファーガソンから失望され、フレッチャーから恨みを買うことになります。
ヴェラが仕掛けた薬物検査はフランキーの差し金だと知ったフレッチャーは、荒々しくフランキーに詰め寄り首を絞めました。
物音を聞きつけたドリーンが駆けつけ事なきを得ますが、フランキーは仕返しをすると意気込みます。
その日の食事時、フランキーは床に酢を撒き、フレッチャーを転倒させるというイタズラじみたことを計画しますが、それに引っかかったのはまさかのヴェラ！
ヴェラは派手に転倒しその後も起き上がろうとしては転びまくり、その無様な姿を囚人達からバカにされるのでした。
今回のヴェラは本当に災難続きですね。酢でぐっしょりのまま、怒りとも心労とも取れる表情で歩く姿は何とも言えません。
しかしヴェラの災難は止まりません。今度はファーガソンから暫しの休暇を言い渡されてしまいます。
それは囚人につけ込まれ失態を晒したヴェラへのお仕置きを意味していました。
その日の晩、仕事もプライベートもうまくいかず疲労困憊のヴェラは、眠っている母親に強い鎮痛剤を大量に投与したのでした。
面会でギャリーに会えなかったマキシンは傷心していました。
そこでマキシンはあることを計画します。それは脱走！恋人に会いに行こうと考えたマキシンは、カツラを取り男装をして、面会者に紛れて脱走することを企てたのです。
しかしヴェラに気づかれたマキシンは後一歩のところでウィルに取り押さえられ独房に入れられてしまいます。
その頃、フランキーは看守のリンダから「フレッチャーはピンクドラゴンに関与していない。回収後すぐに看守長に渡していた」という情報を入手します。
看守長室にやって来たフランキーはファーガソンに「シモーヌに薬を渡したのはあんただ」と言った後、「没収した薬を自分に返せば全て忘れてやる」と続けました。
しかしファーガソンから「なぜ薬物の場所がバレたと思う？」と返されハッとするフランキー。
密告者がいると知ったフランキーは今後どんな対応をするのでしょうか？
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