欲望は止まらない! シーズン1第11話のあらすじ
第十一話:「勝ち組は負けちゃダメ」
パティは周囲の人への償いをするために、走り回ります。
一方コラリーは自分の事業を始めるにあたってボブの父へ相談しますが、父は息子に対して激怒しており、非情な計画をたてるのです。
コラリーはボブへの愛情と憎悪で揺れ動きます。
欲望は止まらない! シーズン1第11話の感想
やはりパティは自暴自棄になって暴食暴飲をしていましたねえ・・・。まあそりゃそうでしょうね。
特に今は母親もいなくて一人なので、とめてくれる人も慰めてくれる人もいません。
しかしそんなパティに神の啓示がおとずれました!
何と、彼女が大ファンのドリュー・バリモアがアトランタでサイン会を開くというのです!
ウェイクアップコール!!彼女は文字通り、目が覚めました。
ドリューならきっと諦めないだろう、と考え、周囲の人に償いをしなければならない!と思ったのです。
うーん、ファン心理って、こういう時に偉大ですよね。
憧れがあるというのは凄まじい原動力になるわけです。
そんなわけで、パティはボブには許してもらえなくてもノニなら、と彼女に電話をかけることにしたのでした。
さて、アームストロングとバーナードという二人のボブは、
コラリーに家を追い出されたボブがバーナード家で居候をしているので、二人で夕食を作っています。
今晩はボブが息子のブリックと仲直りをするために、それぞれの子供を招いて食事会をすることにしたのでした。
ブリックはマグノリアをのせて車できますが、複雑な関係ですよね・・・。
この二人は元カレ元カノの関係で、その父親達が現在恋人関係っていう・・・。うーん。
しかしブリックは心底父親にうんざりしていたのでしょう、これは失敗に終わります。
出て行ったブリックを探してボブが追いかけていってしまったあと、バーナードの方はマグノリアと話すのですが、
彼女が「ロキシーが可哀相」と言ったことで考えてしまうのですね。
ずっと父がいなかったロキシーに、私達何かしてあげなくちゃ、とマグノリアは言うのです。
しかし、実の父がボブ・バーナードと知ったロキシーは、自分を反省して君に償いたい、というバーナードに怒りをもちます。
「あなたは私を捨てたくせに!」
と。
まあ、そりゃそうですよね。
急に現れて、悪かった、と言われてもはいそうですかとはなりませんよね。
今までの酷い境遇を思い出すと辛いでしょうし、捨てたことは事実なわけですから。
ボブはブリックが自宅に戻ったかと思い、コラリーが鍵をかえていた自宅へ行きます。
コラリーはいまだ激怒しており、ボブの話を聞こうとしません。
でもこれもしょうがないですよね。
自分の夫が実はゲイで、男と浮気をしていたというのはちょっと受け入れがたいことです。
今までは何だったのか、と真剣に思うからですね。
コラリーはボブに冷たく接し、もう2度と会いたくないといいます。
パティはノニに電話をしましたが、電話はとってもらえなかったようです。
なのでチョイの協力を得て話そうとするのですね。
ところがチョイの店、ウィンナータコス店で会ったノニはパティのやり方に怒り、
「仲直りするかどうか、そしてその時期も、あんたじゃなくて私が決めるの!」
と出て行ってしまいます。
凹んだパティですが、その時同じようにやけ食いをしようとタコスを大量に買っているコラリーを店で発見、コラリーに謝るために話しかけます。
コラリーは、パティはステラのことで確かに余計なことをしたから怒ってはいたけれど、今はもう大丈夫と話しかけるのです。
夫の真実がわかって、これでちゃんと前に進めるわ、と。
そしてパティに、あなたは賢くて美人、ボブもコンテストも必要ないのよ、と諭すのですね。
しかしパティはどうにも自信がないこと、コンテストに出ることで本当に自分を信じられるようになると思うのというと、理解を示してくれます。
コラリーは、ボブをとられると思ってパティを嫌っていましたが、やっぱり真のところで優しく情熱的で母親なんですよね。
彼女は、でももう太ってしまったからコンテストは無理、というパティに減量のプロである息子のブリックを頼れというのです。
ブリックはそもそもパティの人格が好きになったようですし、暴走気味ではあるものの良い子だ、と思っているのでしょう、減量に付き合ってくれました。
謝るパティに、「君をしごけるから楽しいよ」と返すブリック。
そこに、パティをストーキングするクリスチャンの車が現れます。
クリスチャンはパティに何とか誕生日プレゼントを渡そうと(すごく無理やりに)しているのですが、
パティはハッキリ拒否しているんですね。
なのにつきまとっているので、とうとうブリックが切れました。
車のドアをあけてクリスチャンを引きずり出し、ボコります。
いえーい、いいぞ、ブリック!マジでクリスチャンは狂気じみていますからねえ!
ところがパティが自宅に戻ると、自分のベッドの上にクリスチャンがプレゼントを置いていっていたのですね。
留守中に自宅に入られた、母親もいない今、ということで恐怖を感じたパティはブリックに頼んでアームストロング家へ居候させてもらいます。
そしてロキシーはステラ・ローズに真相を問いただしたようですね。
するとステラがバーナードからお金を貰っていたことがわかり、ならそれで私を育てられたのではないの!?
どうして養子に出したのか、とショックを受けたロキシーは、泣きながらバーナード家を訪れるのですね。
二人のボブは泣くロキシーを慰め、ステラがいないとコンテストにも出れないというロキシーのコーチをすることを決めます。
特にボブは乗り気ですよ、何せ彼の夢はコンテストで自分のコーチした子が優勝することですが、パティとは別れましたから。
パティはようやくボブに謝ろうと決意、弁護事務所を訪れます。
しかしパティを見たボブは立ち上がって激昂、すぐに出て行けと怒鳴るのです。
パティは何とか謝りますが、ボブは冷たく「ロキシーをコーチすることにしたから」と告げます。
パティは本当にボブに捨てられたのだ、と傷つきますが、それも自分のせいだと酷く落ち込むのでした。
またやけ食いをしようとアームストロング家へ戻ると、そこには勝手に入ってきていたレジーナの姿が。
彼女はコラリーの事業に何とか食い込みたくて、企画書を用意して待っていたのですね。
レジーナを追い出したパティですが、彼女の言った「正直者はバカをみる」という言葉が突き刺さります。
そして、その通りだ、私は大会に勝つためには何でもしなきゃと考え出します。
そうだ、ロキシーを誘拐しよう!!と。
・・・・どーしてそうなるんだあああああああ~っ!!
君は本当のバカなのかあああああ~!!
ボブがロキシーをコーチする、そしてマグノリアが大会に出ないのであれば、自分が勝てる見込みはないと思ったのですね。
だからといって誘拐って・・・。めちゃ犯罪ですよ、パティ!
レジーナはパティが自分の家にいないことを知り、パティの部屋へ忍び込みます。
ってかさ、何でいつも窓に鍵かけてないのよ、パティは!無用心にもほどがあるでしょ!
だからクリスチャンにもレジーナにも不法侵入されるんだよ~!
ディクシーは歩けない詐欺がばれてから、お金を持って車で逃走しているようですね。
レジーナはクリスチャンからパティへのプレゼントを発見し、自分の腕にそれをはめます。
バーナードは悩むボブを何とかしたいと、ボブの仕事部屋へコラリーを呼び出しました。
そして3人で話し合うのです。
しかしコラリーにボブが何もかも君にあげるよ、というと、コラリーは泣き出し、
「私にはあなたが必要なのよ!」
といいます。
コラリーは離婚をするにあたってボブの父が弁護をすることになっていましたが、
父は息子に激怒していたため、ボブから全てを搾り取ろうと言い出していたのですね。
コラリーはそれが嫌で、ちょっとボブに気持ちが戻りつつあったのです。
夫が恋しい、と泣き出すコラリーを見てボブも泣き出し、
バーナードは二人の深い愛情と絆を見て、自分が身を引くべきだと考えました。
そしてボブに、最後のキスをするのですね。これで終わりだ、と。
しかしそれを見ていたコラリーが、
「私は嫉妬しているけれど、違う意味だわ」
と言い出します。
ぽかんとしているボブたちを前に、コラリーはおそるおそる近づいてバーナードにキス。
「これなら、二人の人間を同時に愛するってことが、私も理解できる」
というのです。
まーさーかーの、三つ巴!?
何と、3人全員がお互いを同時に愛するっていっているのです!うわー、混乱しそう。
パティはブリックを誘ったドリュー・バリモアのサイン会のことはすっかり忘れて、
チョイの店へいってバンを盗みだし、ロキシーをストーキングします。
サイン会で待っていたブリックはパティに電話をしますが、隣にはノニが。
彼女は仲直りをしようとしたんですね。
しかし肝心のパティがいない。
二人は心配して電話をするのですが、パティは丁度ジムから出てきたロキシーを誘拐するために、電話を切ってしまいます。
そしてロキシーに近づき、彼女を感電させます。
ところがその時、パティの腕にささる何か!え?と彼女が思っているうちに、
意識は遠のき、パティはロキシーと一緒に道路に横たわったのでした。
うーん・・・・・・・・。クリスチャンでしょうか?それともまた違う人?
なんにせよ、次回の最終回、大変な話になりそうです。
次はいよいよ、ミスコンと復讐がはじまるのですね~!
欲望は止まらない!シーズン1第12話(最終話)のあらすじと感想はこちら↓
欲望は止まらない!シーズン1第12話(最終話)のあらすじと感想