ハンニバル シーズン1第1話あらすじ&感想

Huluで配信中の海外ドラマ「ハンニバル」を見始めました。

スリラーやホラー好きの間ではかなり評判の今作。

怖~いドラマや映画大好きなので見てみたのですが、想像以上の面白さでしたよ!

今回は第1話のあらすじと感想をご紹介します。

ハンニバル シーズン1第1話あらすじ

第一話:「 Apéritif (アペリティフ)」

精神分析学の講師として働いているウィルは、

犯行現場を見ると犯人に共感でき、

どう犯行に及んだのか・犯人はどう考えて行動したのかを想像できる「共感」の能力を持っていた。

FBI行動分析課長のクロフォードは、難事件の操作のために、ウィルに協力を乞う。

だが、彼の共感能力を使って事件を捜査すると、彼を苦しめかねないと心配する、

ウィルの友人・アラーナ。クロフォードは、

彼女を納得させるべく、彼女の心理学の恩師でもあるレクター博士を事件の捜査に参加させる…

ハンニバルシーズン1第1話「Apéritif 」感想

 

まず、サブタイトルがおしゃれ!!

Apéritif (アペリティフ)」って「食前酒」という意味なんですよ。

フランス料理のコースで振舞われるものですね。

人食い殺人鬼を描いた作品のサブタイトルが、

フランス料理をなぞらえたものだなんて、

スタイリッシュでかっこいいなあと惹かれました。

 

ドラマは、いきなり殺人の現場検証のシーンから始まります。

目に付くのは、血の赤黒さ。リアルな血液…という感じで、

 

この時点で既にちょっと怖いです。

 

現場検証の場にいるのが、主人公のウィル・グレアム。

殺人犯になりきったかのように没入する想像力で、

まるでその場にいたかのような細かい推理をしていきます。

 

そんな彼に「難事件の捜査に協力してほしい」とやってきたのが、

FBIのクロフォードさんです。

クロフォードさんを演じているのが、

 

ローレンス・フィッシュバーン!

 

『マトリックス』のモーフィアスですよ!!

海外ドラマを見ていて、映画でおなじみの俳優さんが出てくると、

テンション上がりますよね。笑

 

今回の事件は、8ヵ月で女子学生が8人も誘拐され、

しかも遺体は見つかっていないという難事件。

捜査資料を見て、被害者の特徴(年齢、体型、髪色など)が共通しているとすぐに気づくウィル。

 

やっぱり天才肌だ…すごい…。

 

8人目の被害者の家に行き、家族に聞き込みをしたり、

現場を見たりするウィルとクロフォードさん。

ウィルは、現場を見ることで、またも犯人の感情や犯行当時の状況を想像して、没入。

スゴい能力だけど、めちゃくちゃ精神的にツラそう…。

案の定「頭痛薬はある?」とツラそうなウィル。

そりゃ頭も痛くなりますわ。

 

自宅で犬をたくさん飼っているウィルの描写がありますが、

犬だけが彼にとって、気負わず居られる存在なのかもしれないですね。

人とは目を合わせて話すのも難しいし、ウィル。

共感能力が高いだけに、いらんことまで考えてしまって、ずっと疲れそう。

 

寝てる時も、シャワーを浴びているときも、捜査のことを考えて、

ふとした時に殺人現場にトリップしてしまうウィル。

1話にしてこの追い込まれ描写…この先大丈夫ですかウィルは。

絶対に熟睡できないよね!?

大丈夫なのか、このまま捜査に協力していて!

 

疲弊しているウィルに「犯人はどんなやつなんだ!!」

と容赦なく問い詰めるクロフォードさんはどうかと思う。

捜査で焦るのはわかるけど、ウィルのメンタルやられますって…。

 

ウィルの友人の女性・アラーナさんもそりゃ彼のことを心配しますよね。

私もウィルのことが心配ですもん。

クロフォードさんに「彼を深入りさせないで。約束よ」と釘を刺すアラーナさん。

 

場面は変わって、8人目の被害者の遺体の司法解剖シーン。

・鹿のツノに、遺体をひっかけて吊るした

・体を切って、臓器を戻した

という不可解な点が。

体を切って臓器を戻したのはいったいなぜか…。

戻された臓器=肝臓は、肝臓がんに侵されていた。

ということは…肉に異変があったから戻した…

食べられない肉だと判断したから、戻したということ…?と気づくウィル。

 

いよいよ、食人殺人鬼のお話っぽくなってきましたね!

と思ったら、次のシーンで出ました!!

 

レクター博士!!!

開始20分でやっと出ましたよ、

レクター博士~~待ってました~~!!!

 

ちょっと話が逸れるんですが、

レクター博士を演じているマッツ・ミケルセンさんがとにかくかっこよくて。

2017年冬に開催された「東京コミコン」でマッツさんが来ていて。

海外の俳優さんたちの写真撮影会やサイン会が行われていたんですが、

マッツさんの撮影会・サイン会は特に人気で、行列がものすごいことになってました。

私は撮影会やサイン会には参加しなかったものの、

マッツさんを遠めから見ることができまして。

 

生マッツ、やばかったですよ…

 

北欧の至宝」と言われてるだけありましたよ…。

 

そんなマッツさんが演じる、レクター博士。

めちゃくちゃ落ち着いてて頭が良さそうです(だがそれが怖い)。

 

というか、

犯人は、遺体の肉を食べるために殺したのでは…?

という推理シーンの後に、

肉を食べているレクター博士のシーンって、

鳥肌が止まらないですよね…。

おいしそうなお肉を焼いて食べているけど、

それはいったい何の肉なのか(怖い)

・患者さんに、鼻をかんだティッシュをテーブルに置かれて、ちょっと嫌そう

・精密な風景画が描ける(めちゃくちゃうまい)

 

など、細かいシーンからもレクター博士すごく神経質なんだろうな…

というのが伝わってきましたね。

ちょっと気になった小ネタが、

クロフォードさんがレクター博士に言った

それでジョンズホプキンス病院に?

というセリフ。

ホプキンス”と言えばアンソニー・ホプキンスが思い浮かびますが、

アンソニー・ホプキンスと言えば、

映画「羊たちの沈黙」や「ハンニバル」などでレクター博士を演じた俳優さんです。

それと絡めた小ネタなんですかね?

そんな神経質で、どこか恐ろしい背景がありそうなレクター博士ですが、

ところどころやっぱりかっこいいんですよね…。

ウィルと話しているときの微笑とか、

窓から差し込む光に照らされた、輪郭やまつ毛のラインとか。

どのカットをとっても、美しいんですよ

怖い人なんだろうけど、惹かれてしまう…

魔性です。

さすがマッツ・ミケルセン…。

 

とか惚れ惚れしていたら、

とんでもない死体のシーンが突然やってきたので「ヒエ~!」と叫びました。

ドラマ「ハンニバル」についての感想で、

 

死体が芸術的で、グロテスクなのに見入ってしまう

 

という声が多くあったのですが、

いざ目の当たりにしてみて

 

これが、噂の…!

 

と息をのんでしまいました。

今回の死体は、鹿のツノに女性がぐさっと刺さって、

それを鳥たちがついばんでいましたよ…。

何それ…文字で書いてもよくわからない…こんなの見た事ない…。

…という死体のシーンから、

レクター博士のクッキングのシーンへ移行ですよ。

 

悪趣味だ~!

 

死体のシーンの次に、

レクター博士がお肉を焼いているシーンですよ!?

 

怖い!怖い!だから何の肉なの!!!

 

その次のシーンでも、

レクター博士がウィルに「朝ごはんにどうぞ」とお弁当的なものを持ってきてくれるんですが、

お弁当に入ってる肉、何の肉なの!?!?

もはや、このシリーズを通じて、

何回「何の肉なの!」って思ってしまうのか数えたいレベルです。

 

1話では「レクター博士=ヤバいやつ」という直接的な描写は無いんですが、

・ウィルに、事細かに犯人像を聞く(=ウィルがどこまでわかっているのか確かめてる…?)

・今回の事件の犯人に「君とはかかわりがないけれど、親切心で言います。バレている」と意味深なセリフを伝えるなど、とにかく怪しいです。

 

…というわけで、

美しい怖いが共存している「ハンニバル」シーズン1第1話でした!

まだお話の全体像が見えてこないので

「どういうこと!?」と感じるシーンもたくさんあって、早く続きが見たいです!

ハンニバル シーズン1第2話の感想&あらすじはこちら↓
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