カルト的な人気を誇った海外ドラマ「ハンニバル」で出てきた、
猟奇的だけど美しい料理の数々を紹介します。
目を背けたくなるような食材と大まかな作り方なども合わせて公開しますので、
勇気がある方、ハンニバルが好きな人はぜひご覧になって下さい。
※内臓の画像が出てくるので、苦手な方は観ない方が良いです!
子羊の肺ロース赤ワイン仕立て (シーズン1 第1話)
第1話から衝撃的!少女の肺を使った優雅な料理です。
10代の女性ばかりを狙う殺人犯ホッブズの模倣犯として、
ハンニバルが殺害した少女の肺を使った料理になります。
第1話から肺をまな板にのせ調理する衝撃的なシーンが公開されています。
大まかな作り方は、まず肺の肉の下処理をして、肉を手頃な大きさに切ります。
肉に火が通ってきたら、赤ワインで肉をフランベしてソースを作り、盛り付けるようです。
ハンニバルがとても上品に食べるシーンにも注目です!

豚の腰肉とベリーのカンバーランドソース添え(シーズン1第2話)
本当に豚の肉?ハンニバルがジャックに振舞った初めての料理です。
見た目がとても綺麗な料理ですが、本当に豚の肉なのかという事が気になる所です。
カンバーランドソースとは、赤スグリのジャムとレモンやオレンジを使って作った柑橘系のソースになります。
人肉が使われているかもしれないと思っていても、見ていて食欲をそそられる一品です。
ジャックも何も疑いもなく美味しそうに食べていたのが印象的なシーンになります。

フォアグラ・オ・トルション (シーズン1第5話)
ジャックが素晴らしいとうなった一品です。
“道徳的配慮がある業者”から仕入れている肉を使った料理で、
ハンニバルはジャック夫妻にこの料理を振舞いました。
ジャックの妻は、動物虐待の嫌悪から「食べないなんて失礼かしら?」とハンニバルに問いかけるシーンはとても印象的です。
フォアグラは人間がガチョウをわざと太らせてできるものです。
ジャックの妻ベラが気にするのも無理ないかもしれません。
その時ハンニバルは、
「道徳的配慮がある業者から肉を仕入れています。余計な苦痛を与えない。」
と言っていましたので、ガチョウではない想像をかき立てられますね。

ホームパーティ料理 (シーズン1 第7話)
ハンニバルが大勢殺して振舞ったパーティ料理を紹介します。
ハンニバルシリーズの中で、1番多く人を殺していて、
たくさんの料理が振舞われたのがこの第7話になります。
確認できたレシピは「鶏のレバーパテ」、「牛肺の蒸し煮」、「子羊の脳のパルメザン揚げ」です。
食事会なので、他にもたくさんの料理を作った事でしょう。
この時に食材として取った臓器は、心臓、肺、すい臓、腸、そして脾臓(ひぞう)です。
検視官はこの時に”脾臓は移植には使われない”と言った直後、
ハンニバルがフードプロセッサーで肉をミンチにしているシーンに切り替わります。
もし客人たちが美しい料理の本当の食材を知ってしまったら背筋が凍る事でしょう。

ロティール・ギュイス (シーズン2 第6話)
足のもも肉と縦切りにした骨髄を使って作った一品です。
ハンニバルは、切り裂き魔の名をかたったギデオンを病院から誘拐します。
この時にギデオンは、ハンニバルから逃げる為に入院したのにも関わらず、それが裏目に出てしまいます。
なぜならばギデオンは、看守たちから怪我を負わされており、背骨の骨が折れて自力で動けなかったからです。
ハンニバルはギデオンの足を切断して料理を作り、それをギデオンに振舞いました。
ギデオンは自分の足を食べる事になったのです。
調理シーンが長めで分かりやすかったので、大まかな作り方を紹介します。
縦切りにした足のもも肉を縦に開き、間に野菜やマメなどを挟みタコ糸で縛ります。
その上から薄切りにした骨髄を一枚ずつ巻くように貼り付けます。
次に大きな蓮の葉のような葉で包み、周りを粘土で固めてオーブンで焼いたら完成です。
縦切りにした骨髄は生ハムのみたいで、粘土で固めるのは日本だと塩釜焼のような料理みたいでした。
ギデオンは、自分の足でできた料理を最初は渋っていたものの、
1度口に運ぶと「シェフにお礼を言いたいよ」と言うくらいですから、よほど美味しかったようです。
ハンニバルが材料に選ぶ人の理由
ハンニバルが食べるのは、下品で無礼な人達である!
ハンニバルが食べるのは、決まってハンニバルに対して無礼な行動をとる人達です。
ハンニバルはそのような人達の事を人とは認識していないようです。
シーズン1の第7話では、レシピと共に名刺も一緒に選んでいるので、
そこから食材となる人を選ぶのでしょう。
是非、そのシーンも確認してみて下さいね。
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いかがだったでしょうか?
今回は、「ハンニバル」の食材と料理を紹介しました。
食材を知っても美しい料理を見ると、美味しそうと思ってしまうのがこのドラマの凄い所でもあります。
You tubeなどでも「ハンニバル」の料理集だけの動画もあるので、興味がある方はチェックしてみて下さいね!
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