ハンニバル シーズン1第6話あらすじ&感想

Huluで配信中の海外ドラマ「ハンニバル」。

第6話のサブタイトルは「Entrée (アントレ)」。

フランス料理のオードブル・前菜を指し「入口」を意味する言葉ですが、

第6話はまさに物語の核心への入り口のようなエピソードでした。

ハンニバル シーズン1 第6話あらすじ

第六話:「 Entree (アントレ)」

精神障害をもつ囚人が収容されている病院で、

ある囚人が看護師を惨殺するという事件が起こる。

串刺しにされた遺体のようすは、

2年前に起きた「チェサピークの切り裂き魔」事件と酷似している。

今回の犯人が入院したのも2年前なので、

この男が切り裂き魔だという辻褄は合う。

しかしウィルは「この男が切り裂き魔だとは思えない。模倣犯では?」と、

2年前の事件を起こした「本物の切り裂き魔」は別にいると推測する。

本物の切り裂き魔をおびきよせるため動くウィルとジャックらFBIの面々。

そんな中、ジャックはある電話を受け、追い詰められていく。

【ハンニバル】シーズン1第6話「Entrée (アントレ)」感想

ついに!

ついにレクター博士が殺人者であるという直接的描写が出ましたね!

5話までは、レクター博士の言動や表情から

「この人ってもしかして…」

と怪しく感じる描写はあったものの、

6話ではついにレクター博士が過去に犯した殺人のようすが描かれていました。

 

「直接的描写」が出てくるのは6話のラスト近くなのですが、

そのシーンが描かれるまでの展開も、

まるでジェットコースターの上り坂のような感じでジワジワと恐怖が襲ってきました。

 

例えば、フレディが書いた記事を、

無表情ながらも怒りに満ちた様子で眺めるレクター博士のシーン。

今回のお話は「チェサピークの切り裂き魔」によるものと思われる事件が2年ぶりに起きてしまい、

ある男が現行犯逮捕されるも、

その男が本物の切り裂き魔なのか、

あるいは模倣犯なのかというのが軸になっていました。

その男についての記事を読んで、

レクター博士が怒りに震えているということは、

まさしくレクター博士が「チェサピークの切り裂き魔」の本物である、

ということを表しているわけですよ。

それを経ての、ラスト近くの「直接的描写」のシーン。

レクター博士は、過去にFBI訓練生のミリアムを殺していたのでした。

 

ミリアムは、ジャックのもとで働いていました。

法医学に詳しく警察で6年働いた経験があったので、

チェサピークの切り裂き魔の捜査に参加していたのです。

串刺しにされ臓器をえぐり取られた死体を見て

「切り裂き魔は医者では?」と事細かな推測をするミリアム。

この推理のようすはまるで、ウィルを見ているかのようでしたね。

切り裂き魔が医者だと推測し、

被害者を診察したことのある医者の元を訪れ、捜査を進めていくミリアム。

その過程で立ち寄った医者の一人が、レクター博士でした。

レクター博士は過去に外科医をしていて、

そのころに「切り裂き魔」事件の被害者と接触したことがあったのです。

捜査に来たミリアムに対し

「(被害者を診たかどうかは)思い出せないけど、外科医時代に日誌を付けていた。ちょっと待っていてくれ」

と声をかけるレクター博士。

博士が帰ってくるまでのあいだ部屋を見て回っていたミリアムは、

決定的なものを見つけてしまいます。

串刺しにされた人体のイラストです。

まぎれもなく「切り裂き魔」事件の串刺し遺体と合致していました。

イラストを見つけてしまい、顔面蒼白になるミリアム。

その背後から迫るレクター博士。

 

 

博士はミリアムの首をしめ、殺してしまいました。

 

どんどん恐怖をあおられ、

最後に直接的な描写で突き落とされ、鳥肌が止まりませんでした。

レクター博士が「チェサピークの切り裂き魔」だとはっきりわかった今、

これまでのシーンを思い返してみるとかなり怖いんですよね。

 

一番恐ろしい目にあわされているのでは、

と考えられるのがジャックです。

ジャックは今回、謎の着信に悩まされます。

何度もかかってくる着信、聞こえてくるのは毎回、

死んだはずの「ミリアム」の録音音声でした。

この電話をかけているのは、もちろんレクター博士でしょう。

レクター博士は、ジャックがミリアムの死に責任を感じていることを知っていますし、

ジャックを追い詰めようとしているのがわかりますよね。

なのに、ジャックはレクター博士が「切り裂き魔」だとも気づかず、

ガンを患っている妻のことなどを相談するために、

たびたびレクター博士のもとを訪れていますし、食事も何度か共にしています。

食事はレクター博士がふるまったものですが、

今までさまざまな「」料理が出てきましたよね。

ローストポークのときは、

レクター博士はジョーク交じりに「傲慢なブタの肉を使った」と言いました。

今回は子羊の舌のローストを振舞っていましたが

おしゃべりな子羊だったよ

と言いました。

 

私が予想してしまう最悪の展開としては、

この肉がミリアムの遺体の肉だったらどうしよう…ということです。

優秀な訓練生であり、自ら捜査に切り込んでいったミリアムですが、

切り裂き魔にとっては「傲慢なブタ」とも取れるかもしれません。

捜査のためたくさん話をするミリアムは「おしゃべりな子羊」とも表現できるかもしれません
(訓練生なわけですから“子羊”という形容もぴったり)。

ジャックはミリアムのことを、半ばトラウマのように抱えています。

そんなミリアムの肉を知らず知らずのうちに食べてしまっていたとしたら…

 

本当に最悪ですよね…。

 

今回印象に残ったのが

誰かに操られていることにあなたが気づいていない可能性もあるわ

というセリフです。

これは、アラーナが偽の切り裂き魔であるギデオンに言ったセリフですが、

レクター博士とウィルやジャックたちの関係性にもぴったり当てはまるセリフですよね。

 

レクター博士はウィルのサポートをしている精神科医であり、

ジャックの妻はレクター博士の診療を受けていますし、

ジャックもまた博士にたびたび相談をします。

でも、ウィルやジャックのことを追い詰めているのは他でもなくレクター博士なわけで、

しかしウィルたちはそのことに気づかず、操られてしまっているわけです。

ウィルやジャックは、いつレクター博士が切り裂き魔であると気づくんだろう…。

6話はとにかく情報量の多い話でしたし、

思い出すだけでも怖いのですが、どんどん核心に迫る展開で目が離せず、

とても続きが気になります!

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