SUITS/スーツ シーズン1第4話のあらすじと感想

SUITS/スーツ シーズン1第4話のあらすじ

第四話:「経営者の資格」

ハーヴィーの最初の顧客だった恩人を亡くし、

彼が残した会社は次の社長が就任します。

しかしその人は工場は閉鎖して大量にリストラし、

利益を優先すると言ったので、ハーヴィーはそれが不満です。

一方やっと仕事に慣れてきたマイクですが、

新人が夕食会を開くのが恒例だからお前が幹事をやれ、と言われ、

仕事をしながら夕食会の会場を探すことに。マイクは目の回る忙しさです。

SUITS/スーツ シーズン1第4話の感想

ハーヴィーは出資金を払ってシニアパートナーに正式に昇格します。

本当に嬉しそうでしたね。

共同出資金がなんと50万ドルというのは仰天でしたが、

ハーヴィーはそれもちゃんと用意していました。

満開の笑顔は彼には珍しいです。

マイクの前ではいつも仏頂面ですからね。

とにかく、昇進おめでとう、ハーヴィー!

そして、沈着冷静なハーヴィーが珍しく感情的な夜となりました。

最初に自分の顧客になってくれた車会社の顧客を亡くしてしまい、

新しい社長は工場を閉鎖するつもりであることを聞いてハーヴィーは怒るのですね。

実は熱い感情も持っていますよね、この人。

自分のためだって言い訳してましたが、

先代は亡くなっても先代とのプランは生きている

なんていうんですもの。

何とか新しい社長を追い出して会社を守りたいハーヴィーは

新社長を追い出す策を練りだします。

その為にマイクはボロ雑巾のように働かされるわけですが、

彼も懸命に頑張っていました。

しかしマイク、1500ページの会社の約定を6時間で読むんですよ。

しかも全部暗記してるの。

・・・本当に人間???

完全記憶の人は世界中ではそれなりにいるそうですが、

彼らは彼ら特有の悩みがありそうですよね・・・。

そんな風にボロボロになって働くマイクにさらに追い討ちをかけるように、

新人が主催する夕食会の幹事をするように、

とルイスから言われるのですが、

マイクはハッキリ言って美食家でもハイセンスの持ち主でも流行に強いわけでもありません。

下町で貧乏な環境で何とか暮らしてきた男ですから、

お洒落なレストランを予約して50人の都会の弁護士をもてなせなんて超難題なのです。

目当てをつけていた店をハーヴィーにダメだしされた時に、

疲れきっていたマイクはついうんざりして言うのです。

店なんかどうでもいいよ!」って。

それを聞きとがめたハーヴィー。

マイクに向かって注意します。

仕事で出世しようと思ったら仕事だけ一生懸命していたらよいのではないんだ。

他のことにも手を抜かないこと、それが出来なきゃ信頼は得られない。

第一印象が全てを決めるといっても過言じゃないんだぞ!

その通りですよねえ~・・・。

ハーヴィーは新人で駆け出しのころ、

24時間会社にいていつでも全力で過ごしていたようです。

だから今は楽が出来るんだ、と。

他のことにも手を抜かない、それは大切です。

マイクも考えを改め、ここは美食家のレイチェルに手を借りようと考えるのです。

多忙なレイチェルは一度は断りますが、

他のアソシエイト達にバカにされるマイクを見て同情し、

夕食会の会場探しやメニューの選考を手伝ってくれるのでした。

ハーヴィーが顧問弁護士をしている会社の新社長、

ロバートはハーヴィーが自分を欺こうとしていることに気がつき、

先手を打って工場の売却を先に決めてしまいます。

会社を愛しているエンジン開発責任者のドミニクを

新しい社長にさせようと準備していたハーヴィーは出鼻をくじかれてしまうのです。

しかしそれは実は、法律事務所の会社の利益を優先するジェシカの策略でした。

ジェシカはルイスをわざとハーヴィーと敵対するようにロバートにつかせ、

ハーヴィーの邪魔をしていたのです。

ハーヴィーが負けてもルイスが負けても事務所は安泰、

そんな策略を考えだして実行にうつすとは、

本当にこの女性社長こえええええ~!!

完璧に、プロですよね。

経営のプロです。

冷酷さも持ち合わせてないと出来ない仕事なのでしょう。

それに気がついたハーヴィーはジェシカと少し言い合いになりますが、

その会話から勝利の糸口を思いつくのです。

以前ちょっとした恩を売っておいた大投資家に持ちかけて、

車会社の買収をしてもらうことにしたのです。

すると工場は閉鎖しなくて良いし、大量のリストラもなくなるし、

しかも会社の利益はもっと増えますよ、

と役員会で他の人たちを説得してしまったのですね。

ハーヴィーとマイクの勝ち、ルイスとロバートの負け。

その勝負はともかく、

仕事に愛情を持ってやっていたドミニク以下素晴らしい従業員が首にならなくて嬉しいです~!!

良かった良かった。

法律事務所の儲けも2倍になりますよ、

とジェシカをも喜ばせたハーヴィーは、本当に無敵の笑みでした。

仕事が大変なのに、マイクは他にも災難があります。

トレヴァーの彼女であるジェニーが彼をたずね、

「トレヴァーはどうするの?そのままにしておくの?あなたなら助けられるんじゃないの?」

と詰問します。

マイクはもう関わらない、と決めていましたので何もしませんでした。

なのにまたジェニーから電話がかかってきたときに、

あなたが説得してくれたのね、トレヴァーがまともになったわ

といわれるのです。

トレヴァーに会いに行くマイク。

彼は全く変わっていませんでした。

ただジェニーにまた嘘をついただけでした。

マイクはトレヴァーと殴り合いになりますが、

もうこれまでだ、と本当に縁を切ります。

よくやったぞマイク!それでいいのよ~っ!!

ジェニーに真実を告げにいくマイク。

もう自分はトレヴァーと縁を切った、と彼女に告げます。

しかし唯一の親友なのです。

どうしようもなかった自分を非力に感じたか、

マイクは苦しみます。

ジェニーはそれをみていてつい彼にキスをしてしまうのです。

マイクもジェニーを少なからず思っていたんじゃないですかねえ・・・。

だって返してましたもんね。

だけどハッとして、身を引きました。

お願いジェニー、もうマイクを苦しませないでやってくれ~。

彼、いっぱいいっぱいなんだよ、ホント・・・。

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