SUITS/スーツ シーズン1第7話のあらすじ
第七話:「インサイダー取引の謎」
ハーヴィーが顧問弁護士として担当する証券会社がインサイダー取引を疑われて司法省に目をつけられ、
会社は解雇した従業員の女性、ギャビーの犯行だといいます。
ハーヴィーは会社を守るため容赦なくギャビーを追い詰めますが、
マイクはどうにも彼女が犯人とは思えず、いい気持ちがしません。
レイチェルは昔の同僚だったパラリーガルが今はハーバードにいることで心がもやもや、
それをみてマイクは年に4回しかないLASTと呼ばれるテストを受けるように説得します。
SUITS/スーツ シーズン1第7話の感想
ハーヴィーが、最初に比べるとどんどん人間らしくなってきましたね~。
というか、いい人になってきました。
頭脳明晰で苦労人であるため、
自信家だし弱みを見せない傲慢なところもありますが、
弱いものの立場の人を守ろうとは一応するんですよね。
仕事だから、という線引きはさすがプロですが。
今回はインサイダー取引をしたギャビーを容赦なく追い詰め、
しかし司法省が提示した服役月数よりは大いに短くした期間で彼女を刑務所にいれてしまいます。
しかしギャビーの様子から彼女は無実ではないか、と疑うマイクの言い分を聞いて、
ハーヴィーも少し考えるのですね。
社長に本当に嘘はないか、と確かめるハーヴィー。
しかし会社の社長は長年取引のある男性で、
彼はうちは不正は一切せずに50年やってきた、思う存分調べてくれ、といいます。
では、とマイクを使ってそれを調べさせるハーヴィー。
マイクもよく働きます。
彼の特殊能力、完全記憶を使って証券会社で働く男達とバーでつるみ、
難なく情報を手に入れてきます。
完全記憶って人類に7パーセントはいるとか聞きますけれど、
記憶が完璧でしかも賢いと無敵ですね、ほんと。
ただ覚えてるだけじゃなくて、それを応用する頭があれば。
マイクがハーヴィーみたいに経験を積めば、
無双じゃないでしょうか。恐ろしー!!
最初からなーんかキナ臭いなと思っていたのは
証券会社のナンバー2のバートですが、
やっぱりこいつが悪かったんですね。
バートは従業員の一人にインサイダー取引をさせ、
それがもしバレても自分には罪がこないようにしていました。
それがマイクの調べでわかり、ハーヴィーは社長の前でバートを糾弾します。
社長、早かったです。
事情がわかるなり、「首だ」と一言で、
がなりたてるバートを切り捨てました。
そこまでは良かったのですが、
それで社員やハーヴィーたちに謝罪をするでもなく、
ハーヴィーに向かっていったのです。
「わしは知らなかったんだ」。
それは嘘ではないのでしょう。
だけどむかついたハーヴィーは社長に言います。
「俺の弟が13歳のときに近所のガキに苛められていた。
そのガキの父親は、俺は知らなかった、といったんだ。
だけど、それを知るのが親の仕事だ」。
格好良い~っ!!!
だって彼だって騙されて、
無実の人を刑務所へ送ってしまったのですものね。
ハーヴィーは自分の会社で何が行われているかを知らなかった社長をそういって
「監督不行届け」だと叱ったわけです。
結局これでギャビーは無罪となり、
あのいけすかないバートは逮捕されるでしょう。
良かったです~!!
レイチェルはかつて同僚として一緒に働いていた女性が
会社にインターンとしてくるかもということで、心にもやもやを持っていました。
彼女が受かれば、自分の上司となるのだから、と。
仕方ないとはいえ、確かにそれは嫌ですよねえ・・・。
パラリーガルとして一緒に働いていたのに、
2年後には自分の上司として登場するとか。
結局は彼女は法律事務所は落ちてしまいレイチェルはホッとするのですが、
どうして自分も司法試験にもう一度トライしないのか、
とマイクにたきつけられます。
俺が勉強を見る、とマイクは強引に受験勉強をさせるのですが、
レイチェルは完璧主義のために小さな問題を放置できず、
だから悲惨な点数になってしまうのだと見抜きました。
それをレイチェルに伝えて励ましますが、
レイチェルは元同僚だった彼女から替え玉受験のことをきき、
自分も頼もうか、と考えてしまいます。
電話で替え玉受験を頼まれたマイクはがっかりしますが、
何とかレイチェルに思い直してもらおうと頑張るのですね。
しかしそれが原因で、
レイチェルにはマイクが替え玉受験の男だったのだとバレてしまうのです~!
きゃあ~っ。大変だあああ~!
でも自分だって替え玉を頼もうとしていたのに、
マイクがそうだと判るとさげすむような目で見るレイチェルが・・・
何と言うか、悲しかったです。
罪悪感もあるんでしょうね。
そして替え玉していたくせに自分に説教したのか、
と思ったら腹がたったのでしょうね。
だけどマイクが可哀相だよ~。
ルイスも疑っていますし、
マイクの立場はちょっと危なくなっているかもしれません・・・。
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