ストレンジャー・シングス シーズン3第2話のあらすじ&感想
第二話:モールラッツ
■ビリーのその後
1話のラストで裏側の世界の何者かに廃屋に引きずり込まれたビリー。生きて廃屋を脱出しました。
しかし、何か様子がおかしい。ウィルの様に体内に侵入された様な記憶がフラッシュバックします。
車に乗って公衆電話でどこかに電話するビリーでしたが、辺りの雰囲気が異様な事に気づきます。
向こう側から集団の人影。ビリーの目の前まで近づいてきたその正体はビリーの姿をした何者かでした。
(ビリー生きてて良かった!しかし、完全に体内に侵入されてしまった模様です。あんなに怯えてるビリーの表情が新鮮でした。)
■ご機嫌なホッパー
ホッパー家では約束の時間になっても現れないマイクにイライラしているエル。
マイクの家に電話をすると、「おばあちゃんが病気になったから会えない」と言われます。
マイクはホッパーに会う日数を決めており、それを破ったら交際を認めないとマイクを脅していました。
それをエルにばらすことも禁止されている可哀想なマイク。
エルの様子を見て自分の作戦が上手くいっているとご機嫌なホッパーは、仕事前にジョイスの元へ。
ニッコニコでジョイスに報告をします。そして成功を一緒に祝おうとジョイスを再び夕食へ誘います。
ジョイスは断りますが、今回はホッパーが押し切り無理矢理予定をたてます。
(真実を言えないマイク可哀想でしたね。エルはもう少しマイクの心配をしてあげても良かった気がしますが…。
しかしホッパー浮かれてますが、この事がエルにバレたら大変な事になるんじゃ…)
■独断で取材へ向かうナンシー
前話で謎の電話を受けたナンシー。それは近所のラットの様子がおかしいという住民からの電話でした。
上司に嘘をつき、ジョナサンを引き連れ電話をかけてきた住人の元へ取材へ向かいます。
(今だったら絶対に許されないナンシーの職場での扱い。時代を感じますね。)
■スティーブとダスティンの再開
スターコート・モールにやって来た。ダスティン。
スティーブが働いているアイス屋さんへ向かいます。ダスティンが来たことに気づくスティーブ。
「マジか!!ヘンダーソンが戻った!!」と、とっても嬉しそう。そんなスティーブを見てダスティンも大喜び。二人で再開を分かち合います。
(この時二人の関係はとっても好き!「働いてる!」「仕事を得た!」からのライトセーバー(?)でのやり取り最高ですね笑)
そしてアイスをご馳走になるダスティンは、スティーブに昨夜傍受したロシア語の翻訳を手伝って欲しいとお願いします。
■男子と女子の会合
エルはマックスの元を訪れ、マイクからの電話の事を伝えます。
マックスは彼氏であるルーカスがマイクと一緒にいる事をエルに伝えます。
「彼氏は嘘をつく。」と言い、
「もしマイクから電話がっても出てはダメだし、こっちからかけてもダメ。
マイクをゴミの様に扱い仕返しをしよう。マイクの言い訳を聞いても修復しないなら別れなさい。
そう言って、エルを外に連れ出します。
一方でマイクはエルとの関係をルーカスに相談します。ルーカスは「嘘をついたのはまずい。ちゃんと相談するべき」とマイクにアドバイス。
しかし、
まだ1回のミス。俺は多数のミスをして5回フラれたが関係を修復した。方法を教えるからついてこい!
とマイクを外に連れ出します。
(思春期の男女がそれぞれ同性の友達に相談して、まずい方向に進んでいる様な気がします笑 ただ一人、恋に対して無頓着のウィルは昔と同じようにD&Dの準備をしているのに、二人に置いて行かれてしまったのは少し可哀想でしたね。)
■朦朧とするビリー
ビリーが監視員を務めるプールでは今日も複数のマダム達がビリー目当てで来ています。もちろんカレンの姿も。
ビリーが用務室の方へ入っていく姿を見て追いかけるカレン。昨夜のことをビリーに謝りますが、ビリーは明らかに様子がおかしいです。大量の汗をかき息が荒く意識が朦朧としています。
カレンの話す内容も頭の中に入ってこず、かなり煩わしそうな様子。
そしてカレンに「俺に近づくな」と言い、その場を後にします。
(ビリーはかなり体調がやばそうですね。カレンを殴ってしまう妄想をしてましたが、「俺に近づくな」っていう台詞はカレンを想っての事なのかな。しかしビリー、そんな状態でよくプール来たな。真面目か笑)
■ロビンの意外なスキル
アイス屋のバックヤードではダスティンとスティーブがロシア語の翻訳に四苦八苦しています。
店が忙しくなってきたので表に出るようにロビン(スティーブの同僚)が伝えに来ますが、その時に2人がロシア語を解読しようとしている事を当てます。
なんとロビンは英語、ロシア語、フランス語、イタリア語を聞き分ける能力の持ち主でした。
結局、スティーブの代わりにロビンが翻訳を手伝ってあげることになりました。
(今回ようやく名前が判明したスティーブの同僚ロビン。なんだか良いキャラですね。翻訳を手伝ってしまった事で更に深く関わってしまのでしょう。スティーブと良い仲になって欲しいと個人的には期待しています。)
■狂暴化したラット
電話の主の元へやってきたナンシーとジョナサン。相手は郊外に住むお婆ちゃんでした。
なにやら数日前に家にあった「肥料」をラットが食べているという報告でした。そんなラットいる訳ないというナンシーに、一体捕まえたラットがいると言うお婆ちゃん。
二人はカゴの中で暴れまわるラットを目撃します。
(このラットは廃屋に向かっていたラットで間違いないですね。)
■町長からの依頼
町役場の前ではモールができた事で失業に追い込まれた住人たちが町長に向かって集団抗議を行っていました。
町長に呼び出されたホッパーは、町長から抗議している住民を追い払ってくれて頼まれます。
次の選挙のこと考えたらそんな事はしない方が言いとホッパーは進言しますが、4日後に控えた町のお祭りを盛大にする予定だから、選挙は問題ないと言い、ホッパーへ役場前の住民を追い払うように命令します。
(ホッパーもツライ立場ですね。4日後のお祭りが気になります。)
■初めてのモール
エルとマックスがバスに乗ってやってきたのは「スターコート・モール」でした。
人が多くて危険だからとホッパーに行く事を禁止されていたエルは大興奮。
(だから1話で映画を見に行くときにエルは付いていけなかったんですね。)
■クラーク先生
「電磁気 理論の応用」などと書いてある難しい本を読んでいるジョイス。最近身近で起きている現象(磁石がくっつかなくなる)が気になり、自分なりに調べていました。
しかし難しすぎて分からなくなったジョイスはある人の元へ。
訪ねた先にいたのはホーキンス中学で科学を教えている「クラーク先生」でした。
(クラーク先生!この人は子供たちの好奇心のよき理解者ですよね。夜に急に電話してきたダスティンの質問に真剣に答えてあげる教師の中の教師です。)
■破裂したラットから…
ナンシーは同じようなラットの目撃情報がないか電話帳からの駆除業者などに電話をかけます。
その中から「ブラックバーン農機具」に電話をし、糸口がつかめたとラットを撮影していたジョナサンを呼び戻し出発。
2人が去った後、カゴに閉じ込められていたラットが破裂!(この描写前回もありましたけどグロイですね…)
しかし、破裂した状態のドロドロした物体がそのまま動き出しカゴから逃走します。
■ビリーの記憶
冒頭のシーン。ビリーは自分と同じ姿をした相手に「目的はなんだ?」と問いかけ、
「お前に作って欲しい。お前が見る物を。」と言われますが、ビリーは意味が分からないと答えたところで現実に戻ります。
プールサイトでは肌が焼けて皮膚がただれた様な状態に。ますます体調が悪くなっていきます。
たまらずシャワー室でシャワーを浴びていると、心配した同僚がビリーの元へやってきます。
(いや、もう仕事なんていいから早く帰りなよと言いたくなりますね。心配して駆けつけた同僚の子が気の毒です。)
■モールを楽しむ女子
エルとマックスは服やサングラスを買ったりと、モールでのショッピングを楽しんでいます。
エルは初めての経験という事もありとてもハシャいでいます。
(他の客の事も気にせず爆笑している姿は、理解できなくもないですがかなり迷惑ですね。)
一方で、マイクとルーカスとウィルは、エルへの贈り物を探しますが、予算が3ドルちょっとしかないので四苦八苦しています。
(ウィル付いてきたんですね。諦めずマイクとルーカスをD&D誘っている姿が健気です。)
■鉢合わせ
アイス屋ではロビンが暗号を一行解読します。内容は「その週は長い」。
スティーブが接客していると、マックスとエルがやってきます。アイスを渡しますが、「ここに来ていいのか?」とエルに訊ねます。
何も答えず二人は笑いながら走り去っていきます。(思春期女子特有のウザみが出てますね。)
モールを出たところで男子メンバーと遭遇。マイクはバツが悪そうです。
「なぜ私に嘘をついたのか?」とマイクに言いますが、真実を言う事のできないマイクは黙ってしまいます。
その姿を見てエルは一言「別れる。」と言い放ちバスに乗ってしまいます。
茫然とするマイクとルーカス。「D&Dは?」と聞くウィル。当然却下されます。
■レストランにて
町長からの命令を嫌々こなしたホッパーは、ジョイスと約束したレストランへ向かいます。
ジョイスはまだ到着しておらず、一人でワインを飲み始めます。
(お洒落してかなり気合い入っている様に見えます)
一方そのころジョイスは、ホッパーとの約束などすっかり忘れてクラーク先生と実験に夢中です。
クラーク先生は磁力が無くなる原因についてジョイスに解説します。ジョイスが言った様な大規模な事例は現実的ではないと言いますが、理論上不可能では無いと説明します。
ちなみにこのままレストランに現れなかったジョイス。一人酔っ払ったホッパーはウェイターと他の客に迷惑をかけながら店を後にします。
■通信の場所
ロシア語を翻訳している三人でしたが、その内容は意味不明なものでした。
しかし、内容が具体的な事から、公にできない内容を暗号をつかって通信している、全て翻訳すれば何か分かるかもと予想します。
モールに設置してある木馬の前でスティーブが足を止めます。この木馬が回っている時に流れる曲が、傍受した通信からも聞こえてきたと気づきました。
しかしその木馬は「インディアナ・フライヤー社」製であり、ソ連には無いもの。つまり通信はソ連からホーキンスに発信されたものではなく、ホーキンスからソ連に発信されたものだと気づきます。
■再び廃屋へ
再び例の廃屋へやってきたビリー。車のトランクにはシャワー室でビリーを心配してやってきた同僚の女性が転がっていました。
廃屋の中で目を覚ました女性。異様な空気を感じ取りビリーに助けを求めます。
そこには気色の悪い生物が・・・。悲鳴をあげる女性を無視しその様子を見つめるビリー。
ここで第2話が終了となります。
思ってたよりずっと気色悪いの出てきましたね。同僚の子が可哀想すぎる。
ビリーもかなり意識を乗っ取られている気がします。
マイクとエルの関係ははっきり言ってどうでもいいので、早くこの生物の存在に皆が気付いて欲しいです。