SUITS/スーツ シーズン1第5話のあらすじ
第五話:「暴かれた秘密」
ALS患者達から新薬の副作用が出たと訴えられた製薬会社の社長の弁護をジェシカが引き受けます。
街中の弁護士が手を出さない不良案件で絶対負けるのにどうしてか、
と問うハーヴィーに、彼女は社長が元夫であることを明かし、
ハーヴィーに引き受けを命令します。
一方マイクは会社恒例のハーバードクイズで戦って勝ち、
プロボノを引き受けさせられますが、
そのことでルイスに自分の秘密がバレかけているのではないかと心配します。
SUITS/スーツ シーズン1第5話の感想
この人たち、学歴詐称なんて凄いことしてるのに、
よく平然としてるよね、と常に思っていたのですが、
平然ではなかったんですね、やっぱり(苦笑)
アソシエイト同士のクイズ大会で、
ハーバード卒業生なら絶対知っていると思われるクイズを出され、
マイクは何とか誤魔化しますがルイスの視線が気になるのでした。
というかさ、
就職時に卒業証書だせ、とかなかったのかな?
絶対あると思うんですが・・・
弁護資格持っている証拠のもの出せ、とかさ。
それはどうしたのでしょうか。
ハーヴィーはジェシカが結婚していたことがあるのにも仰天していましたが、
命令されたので仕方なく「負け戦」である案件を引き受けます。
元夫である製薬会社の社長は嘘つきではない、
とかたく信じるジェシカに、ハーヴィーは困惑するばかり。
副作用が出たと訴えている原告側は、
治験結果に不正があったといいはりますが、
社長は嘘はついていないの一点張りです。
ハーヴィーは悩みますが、マイクにも調べさせて何とか攻撃できないかと頑張るんですね。
だけど結局黙ってられなかったジェシカが出てきました。
彼女はまだ結婚時に夫が今のパートナーのリサと不倫をしていたこと、
会社が倒産する直前に薬が売れ出したことなどを知り、社長を責めます。
「引き受けたからには嘘つきでも弁護するわ。だけどもう絶対に隠し事はなしにして」
そういうジェシカに社長は言うのです。
なんと、彼本人がALS患者だったのです!
・・・ああ、可哀相に。
だから必死で薬の開発をしたのですね。
発症してから3~5年で亡くなってしまう不治の病ですから、
薬で寿命を少しでものばし、
日常生活を普通におくれるように、と頑張ったのですね。
結果はこうでした。
パートナーの社長を案じるあまりに治験の結果を不正したのはリサでした。
彼は劇的によくなったから、薬は必ず作ってみせるの決意で不正をしたことが判りました。
不正は事実だった、だけど和解金を支払っていては会社は倒産し、
薬を必要としている人達を苦しませてしまう、
そう考えて苦しむ社長とジェシカの前で、ハーヴィーは思いつきます。
そうだ、社長だって原告側と同じALS患者なんだ、と。
原告達を集めたハーヴィーは、社長本人もALS患者であることを打ち明けさせました。
そのあと、和解金を支払えば薬を作れなくなってしまう、
だけど副作用のことを今回知ったので、それを改善したい、
そのチャンスをください、と頼むのです。
改善した薬を開発できたら今の副作用に苦しむ原告の人達も良くなる可能性があるわけです。
素晴らしい解決策でした。
一方マイクはプロボノで、
レイチェルに「私でも勝てるから大丈夫よ」と言われた住宅訴訟で負けてしまいます。
住民の青年は住居環境の悪化を訴えても大家が何もしてくれないばかりか、
トコジラミまで出る、その為に睡眠も取れてませんでした。
大家は彼を追い出すために裁判を起こし、
マイクはベテランの検事の前にあっさりと負けてしまうのです。
マイクの負けを知ったハーヴィーは驚き、相手は誰かとたずねます。
そしてアドバイスをくれるのですね。
だんだんハーヴィーも優しくなってきたじゃないですか~!
まあ、ただ単に自分専用のアソシエイトが負けるのが嫌だったのかもしれませんが・・・。
マイクはレイチェルに手伝ってもらって他にも被害にあって追い出された住民を探し出し、
また写真から大家が住民を追い出すために嫌がらせをしていたことに気がつきます。
結果は大勝利でした。
青年のために慰謝料や損害賠償をださせることが出来、ハーヴィーもご満悦です。
マイクは会社に戻ってルイスへ勝ちの報告をします。
「プロボノだからキャリアには関係ないし、何の特にもならんぞ」
と怪訝そうなルイスに言うんですね。
「前の住人15人が新しく契約を結んでくれたんだ。そして今回の金額も、15倍になった」
って!!
すんげーな、おい!
だけどそうか、今回は一人の青年のためでしたが、
証言してくれた他の住民も一人一人が訴訟を起こせるわけですよね。
そして大家に慰謝料を払ってもらえるし、
引越しなどで支払わなければならなかったお金も返ってくるわけです。
今回勝ったのだから、他の15人も勝つでしょう。
そりゃあお客になるよね、マイクの。
何と鮮やかな勝利・・・。
マイクはレイチェルに好意を感じているのをハッキリと自覚し、
「俺は本気だよ」とデートに誘います。
しかしレイチェルの返事は「ノー」でした。
同僚とは恋愛をしないポリシーだそうで・・・。
好きですよ、そういう強い女性。
だけどマイクは人のいい青年ですよ~、
いいと思うんだけどなあ~。
はあ、今回はとっても後味のよい結末でした。気分が良いです。
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