SUITS/スーツ シーズン2第2話のあらすじと感想

SUITS/スーツ シーズン2第2話のあらすじ

第二話:「強いられた決断」

ジェシカにも残留を認められ、レイチェルにも思いを伝えて付き合うことになり、マイクはとても良い気分です。

しかしジェシカとハーヴィーは着々と進められるハードマンの復帰に恐怖を感じ、会社の全ての部門を味方につけようと奮闘します。

そんな中、レイチェルには秘密を隠しておけないと思いつめたマイクは、彼女に秘密を話そうと言い出すのです。

SUITS/スーツ シーズン2第2話の感想

今回の題名、「強いられた決断」は色んな人達にあてはまりますね~。

まずハーヴィーです。

ジェシカはハードマンに対抗するために、会社内の全部門を自分の味方につけておきたいと考え、ハーヴィーとまだ仲が悪くない倒産部門の長であるポールを接待するようにいいます。

ハーヴィーは接待をしますが、ポールは自分の受け持つ仕事を手伝うことを条件にだすのです。ここでハーヴィーは決断を強いられるのですね。

依頼人の思い通りにすると、ポールは喜びません。どちらを取るか、です。

ジェシカにポールの機嫌を取れ、と言ったのよ、この依頼人からは手を引きなさい、と命令されても、結局最後は依頼人の幸福を優先してこの命令を無視しました。

あああ~・・・個人的には、ハーヴィーがしたことは正しかった、と思いたいです。だけどあくまでも会社員は歯車ですから・・・やっぱり命令には従ったほうが良かったのでは、とも思うんですよね。

そしてマイクの決断です。

やっと留守電を聞いたことをレイチェルに伝えられ、その時にまたキス!

レイチェルも喜んでくれ、ジェニーと別れたことを伝えると二人は付き合いまで一気に高まったのでした。

しかしレイチェルを大切にしたいマイクは、自分が学歴詐称をしている偽弁護士であることを話したくなるのですね~。うーん、大切な人に嘘をつきたくない、というのはとっても理解出来ますが、今じゃないわ、マイク。今はダメだわ。

マイクはレイチェルに全部話す、とハーヴィーに言いに行きます。

勿論ハーヴィーはとめますよね。だってこれでレイチェルが味方のうちは良いですが、敵に回ったら大変です。

マイクだけでなく、ハーヴィーもジェシカも職を失ってしまうかもしれないのですから。

翌日、ハーヴィーは思いやりがないと話すマイクに、怒ったドナがそれまでのことを伝えました。

自分の首をかけてマイクを守ったこと、それだけのことをしたのに、あなたは思いやりがないというのか、と。

マイクは反省し、散々悩んだ挙句にハーヴィーたちの言うとおりにしたのですね。真剣に付き合う相手に嘘はつけないのなら、付き合いをやめるしかない、ということです。

マイクを見て嬉しそうに笑うレイチェルにごめんと謝ります。やっぱり付き合えない、と。

ここはもう、とーっても可哀相でした・・・。だけど社外の人じゃないしね、レイチェルは。確かに全部話して味方になってもらうか、そもそも濃い付き合いをしないか、でしょう。マイクは厳しい決断をして、傷心です。

そしてジェシカです。

自分の信念を裏切ってでもマイクを残すことを認めたのに、ポールを喜ばせて、とお願いしたハーヴィーが逆の行動をしたために、彼女は失望し、裏切られたと感じたのでした。

彼女はハーヴィーに言います。

あなたは私が信じていた、たった一人の人間だったのに。でももういいの。私は一人で戦うから」と。

ハーヴィーも辛そうでした。だけどジェシカは強く、厳しい顔をしていましたね。本当にダニエル・ハードマンと戦う覚悟をしたのでしょう。

最後はルイスです。

彼もがっつり出てきますよね(笑)ビーバーのようなお顔をしたルイス・・・。今回もドナと攻防戦があり、それがとても楽しかったです!

お互いにお互いが好きなものを知っているので駆け引きに使うのが面白いですよね。

ルイスは自分がジェシカによく扱われていないことに不満を感じています。そして、他社からヘッドハンティングの誘いがあって、迷っているのですね。

今の事務所はトップが二人になってしまって、命令系統がハッキリしない、自分が生き残る道はどれだ、と探しているのでしょう。

ルイスは優秀な弁護士ですから、そりゃあ引く手あまたなはずです。

そこへ届いたのがハードマンからのプレゼント。彼が欲しがっていた録音機の最高級のやつを、ハードマンは知っていたのでしょう。ルイスは悩みますが、決断するのです。

多分・・・ハードマン側につくんだろうなあ、ルイスは。

だってハーヴィーがジェシカに贔屓されているってずっと不満だったのですものね。ハードマンはアソシエイト達に朝食を届けるサービスまでしていたのですから、ほんとやり手ですよね。

あれは好意を持ちますよ。ジェシカってとっても厳しい雰囲気もってるもの。

落ち着くところに落ち着きましたが、何だか全員が全員可哀相な回でした。

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