SUITS/スーツ シーズン2第1話のあらすじ
第一話:「闘いの始まり」
マイクはジェシカに呼ばれて二人きりで夕食をすることになります。
ジェシカはハーヴィーがマイクを選んだ理由は納得しますが、やはり彼を首にしろ、とハーヴィーに迫ります。
時を同じくして、法律事務所の経営パートナーであるダニエル・ハードマンの妻、アリシアが亡くなります。
ハードマンが法律事務所へ帰ってくることになれば、彼はジェシカとハーヴィーを首にするだろうと考えられることから、二人はダニエルが戻ってこないように画策するのですが・・・。
SUITS/スーツ シーズン2第1話の感想
待ってましたのシーズン2です!
前回は嫉妬に狂ったトレヴァーがジェシカを訪れて、マイクが偽の弁護士であることをバラすシーンで終わっていました。
ジェシカはちゃんと裏を取ったのですね。マイクの学歴を調べたようです。
しかしシーズン1で出てきたハッカーのローラのお陰で学歴はあることになっていましたからそれは大丈夫だったのですが、学士をとった証拠はなかったのですね。
ダブルチェックとは・・・やっぱりこの人凄いんだよね。
ジェシカが既に自分が弁護士資格を持っていないし、ハーバードも卒業していないと知っていることを知らないマイクは、呼び出されてジェシカとの食事を楽しみます。
ジェシカはハーバードのことをマイクに聞きますが、マイクはうまくそれをかわすんですね。
しかし最初に「嘘はつかないでね」とマイクに釘をさしてから会話を始めたジェシカは、マイクが本当のことを話さなかったことを怒るのですね。
夜、事務所に戻ってからハーヴィーに告げるのです。
「マイクを首にしなさい」と。
でないとあなたも首にするわよ、と。
・・・あらあ~・・・。大変だよ、マイク。
そんなこととは知らないで上機嫌で出社するマイク。
ドナはハーヴィーの様子から見事に言い当てますが、マイクが首になることが辛くて部屋から逃げ出します。
だけどハーヴィーは首だと告げなかったのですね。何と彼は決心するのです。
いい案が浮かぶまで、お茶を濁そう!って。
この人なら最終的にはどうにかしちゃうんだろうけれど、でも「ちょっと置いとこう」もやるんですね、普通の人みたいに(笑)
マイクはハーヴィーから任された出版社の合併のために障害となる案件を取り除く仕事を進めますが、中々うまくいきません。
そんなとき、マイクの前にジェニーが現れていうんですよね。
「レイチェルとはどうなってるの?」
なんというか・・・ジェニー、とっても可愛いし、良い彼女なんですけど・・・
こちらも嫉妬にかられてしつこいですよ。
マイクはうんざりしながらも懸命に説得しますが、トレヴァーがレイチェルとマイクのキスのことを話してしまい、ジェニーは辛さからもうダメだと別れを告げるのです。
一番何がなんだかわかってないのはマイクだけですね。
それもこれも、トレヴァーがマイクの携帯電話の留守電を勝手に聞いたからです。
マイクは未だにレイチェルからの留守電を聞いておらず、どうして皆が全てを知っているのかが判りません。
ジェニーにふられ、呆然とするマイクですが時間はありません。
しかも、ジェニーがレイチェルのことを責めにきた時に、
「トレヴァーはジェシカにもあなたが偽の弁護士ってバラすといってたわ」
といいましたから大変です。
すぐにハーヴィーのところにいきますが、ハーヴィーは大丈夫だというばかり。
「詳しくはいえないが、俺を信じろ」
ハーヴィーを、信じてあげて、マイク~!
ピアソン&ハードマンのハードマン氏は今までは休業状態で病気の奥様の看病をしていたのですね。
しかしこの度、奥様のアリシアさんが亡くなってしまったのです。
実はこのダニエル・ハードマンという男性はやり手ですが強欲で腹が黒く、不正もたくさんやっていたようです。
それを事務所を守るためにと危機感を持ったジェシカが脅して、休業させていたようですね。
それも、病気の奥様に、あなたの浮気をバラすわよ、という脅しを。ということは奥様が亡くなってしまったので、その脅しは効かないわけです。
彼が戻ってくることに恐々とするジェシカとハーヴィー。
ジェシカは、ダニエルが戻ってこないことを条件にマイクの雇用は目を瞑る、と約束しました。
それならとやる気を出したハーヴィーは、ダニエルを改めて脅しにいくのです。
「あなたの不倫を娘さんにバラすよ」と。
そういうの、やめたらいいのになあ~・・・。
見ているこっちは多少不服ですよね。あっちもこっちも秘密が多すぎる!
しかし、ダニエルは賢かったのです。秘密があるから脅されるなら、秘密をなくせばよいのだ、と考えた彼は、娘さんに正直に全てを話してしまったのです。
不倫をしていた過去があっても、引退していた5年間は妻子とずっと一緒にいて乗り越えてきたわけですからね。娘さんも許したのでしょう。
秘密がなくなったダニエルは、何とか復帰させまいとするジェシカとハーヴィーを追い詰めるためか、すぐに事務所に乗り込んでくるのです。
そして社員の前で過去の過ちを謝罪し、自分はあの時と同じ人間ではない、今から償うために働くから、その姿を見ててくれ、と申し出るのでした。
ジェシカは約束が違うからと、マイクを首にすると宣言します。
だけどハーヴィーはそんなことにはならない、というのですね。
「マイクの学歴詐称を俺は知っていた。マイクを首にするなら俺も首にしろ」って!!
なんだ~っ!?どうしたー!ハーヴィー格好いいよおおお~っ!!
まさしく全力で守る姿勢を見せたのです!
どうしてマイクはここにいないんだ!これは見とかなきゃいけないところだよー!
ジェシカは気に入らないようでした。
彼女はすぐさま、「ならあなたも出て行って」と切り捨てようとしますが、ハーヴィーは反論します。
もうすぐダニエルが戻ってくる。
そうすれば俺が首になったのを怪しんで調べるだろう、マイクの学歴詐称は雇い主である君の責任になるから、彼はそれを見逃さないぞ、って。
「それに、君は俺が必要だろう。俺はマイクなしでは働かないぞ」
ハーヴィー、やっぱり君はやるときにはやるんだねえ!
そしてガッツリ上司を脅してるけれど、気がついているかなっ!?
ジェシカはハーヴィーに、マイクを呼び出させます。
彼はなぜハーヴィーを説得できたのかを知りたいというジェシカに、マイクは緊張しながらも話します。
法律の話で、彼に勝ったと。
ジェシカは自分も試すことにしました。言ってみれば、本当の面接ですよね。
マイクがどれだけ優秀な人材か自分の目で確かめることが条件なのでしょう。
こうなればマイクはあまり心配いりませんね、なんせ天才ですから。そして個人的に一番むかついているのはトレヴァーのバカ野郎です。
恩を仇で返すとはまさにこのことですよね。
自分を一番心配し、留置所から出してくれ、部屋に居候させてくれたマイクをあっさりと売って、ヤツは一体何がしたいのでしょうか。
マイクはトレヴァーを呼び出して糾弾します。しかし悪びれないトレヴァー。ざまあみろって思ってそうですよ、憎たらしい。しかしマイクには切り札がありました。
「俺はお前の社会番号を知っている。お前を滅茶苦茶にしてやろうと思えば今まででも出来たけど、しなかったのは親友だったから、心配していたからだ。だけどもう関係ない」
この捨て台詞は効きますよ~っ!
それまでへらへら嘲笑していたトレヴァーも、真顔になりましたものね。
マイクは今や法律の知識があり、しかも完全記憶力をもっているのです。
仕返しを、それもかなりきつい仕返しをしようと思えばいつでも出来るわけです。
多分、マイクはやりませんよね。だけどトレヴァー、お前は一人であれこれ想像して、恐怖に打ち震えてろ~!!
ダニエルは戻ってくるのか、マイクは事務所で結局どうなるのか、
やっと聞いた留守電で、レイチェルとの仲はどうなるのか、次が楽しみです!
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