ウェントワース女子刑務所シーズン1第7話のあらすじ&感想
第七話:「衰えゆくもの」
フランキーが独房に入れられてから5週間が経ちました。
やっと一般棟に戻れる目星がつきましたが、それを知らせに行くのは看守長であるエリカの仕事です。
まるで業務をこなすロボットのように「明日自分の棟に戻れる」とだけ伝えるエリカ。
このところエリカは婚約者のことを真剣に考え、
以前は着けていなかった婚約指輪を常時着けるようになっていました。
フランキーは指輪をめざとく見つけ「どんな男と結婚するの?」と聞きますが、
「あなたには関係ない」とエリカから突き放されてしまいます。
悲しそうに頭を抱えるフランキーが切なくて何とも言えません。
恋愛絡みといえばヴェラとフレッチャーの恋も気になるところですが、
キスして以来本気でヴェラに恋心を抱いてグイグイ来るフレッチャーに対し、
ヴェラは「私は退屈な女よ」と言ってフレッチャーを制していました。
恋愛に臆病になっているヴェラにフレッチャーは今後どんなアプローチをかけていくのでしょうか。
そんな頃、囚人達はフランキーが戻るというビッグニュースに沸いていました。
喜ぶビーたちをよそにフランキーの不在を好機とし、
好き勝手していたジャックスは今の自分の地位を誇示するための策を練ります。
そしてジャックスはフランキーをレイプする計画を立てたのです。
心身ともに痛めつけるため、リンチではなくレイプを選択するジャックスの残酷さが恐いですよね。
ドリーンからこの計画を聞いたビーは驚き、計画を止めるようジャックスに直談判しました。
勇気ある行動ではあったものの、ジャックスが他人の意見を素直に聞くわけもなく、
ボスに意見したという理由によりビーはひどいリンチを受けることになります。
その現場を目撃したドリーンは、あまりの惨劇に「絶対押すな」と言われているパニックボタンを押そうとしますが、
ビーによって制止され、結局その場から逃げ出してしまいました。
個人的にドリーンに対してこの卑怯者!と思うことが多々あるので、
彼女の優柔不断で肝心な時に逃げる性格がいつか改善されることを強く希望しています。(笑)
結果、見るも無残なほどにボコボコにされたビーは、
意識すらハッキリしないまま医務室に運び込まれました。
人情に揺れたウィルは、ビーの現状を知らせるためデビーに電話をかけますが電話は留守電に切り替わってしまいます。
デビーはすっかりジャックスの息子ブレイデンの恋愛テクに引っかかり、
電話どころじゃなかったのです。なんてこった!
そしてビーは満身創痍の状態でもなお、フランキーに警告しなければとドリーンに訴え続けるのでした。
何も知らないまま一般棟に戻ったフランキーは、
1人きりのトレーニングルームでジャックス一味に取り囲まれます。
しかしそこにフランキーの相棒、ブーマー率いる仲間たちが勢いよく飛び込んできました。
ジャックスの手下たちを力でねじ伏せ部屋から追い出し、形勢は完全に逆転。
ビーの訴えを聞き入れたドリーンにより、ジャックスの計画はフランキーに伝えられていたのです。
ジャックスの手をトレーニングマシンの下に置き「筋トレするだけさ」と言ったフランキーはその直後、
何度もマシンの重りをジャックスの手目掛けて打ち下ろしました。
その後重傷を負ったジャックスは、
力なくぐったりとした様子で車椅子に乗り、医務室へと消えていきました。
同じ頃、ウィルの留守電をやっと聞いたデビーが面会に駆けつけました。
しかしエリカはビーに「暴行した犯人を密告するのであれば娘に会わせる」と条件を出し、
密告を拒否したビーはデビーと面会させてもらえませんでした。
今回のエリカは人間味をとことん押さえて仕事をしていて、
思わずこの薄情者!と言いたくなります。
妻メグを殺され未だに深い悲しみの中にいるウィルは、新たにメグの秘密を知ってしまいます。
メグが亡くなる3週間前に受けたとされる中絶手術の書類を見つけてしまったのです。
ウィルはメグが何故中絶したのか、
何故自分に隠し事をしたのかと考えるうちにメグに不信感を抱くようになってしまいます。
ほどなくウィルはメグの遺品を処分し、
メグが亡くなってからも着け続けていた結婚指輪を外してしまうのでした。
ウィルの身に降りかかる不幸はどのキャラクターよりもヘビーで、観ているのも辛くなるほどです。
現状はかなり荒んでいますが、果たして立ち直ることが出来るのでしょうか。
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