ナイトシフト シーズン2 第7話あらすじ
第七話:「落ちる夜」
前回突然来た義姉と昼まで飲んで目覚めたら、
その義姉のアニーが血だらけで階段の下に転がっているところを発見したTC。
一方ジョーダンはまだストーカーのことを話せないままで勤務を始めるところでした。
彼女は病院のトイレで検査をし、妊娠していることに気がつきます。
そして恋人のリックが出て行ってしまったドリューは少々やさぐれてしまっています。
ナイトシフト シーズン2 第7話の感想
まず最初の「落ちる」はTCの義姉のアニーでした。
階段の下で血だらけで転がっている彼女を見ると本当にぞっとしました。
こういう時に落ち着いて行動できるのは、
やっぱりお医者さんだからなのでしょうか。
すぐに救急車を呼ぶTCは動揺はしていてもプロの顔をしています。
このアニーがねえ・・・。
結構大変な女性だってわかってくるんですよね。
まずジョーダンと仲がよくないですが、
それにはちゃんとした理由があるのに、
ジョーダンもアニーもそれをTCに話していないから彼は知らないのです。
見ているこっちがやきもきする~!
そしてもう一つの「落ちる」のは、本日のジョーダンの最初の患者のこと。
母子で初めてのキャンプにきたところ、
息子が井戸に落ちてしまうというアクシデントが発生するのです。
現場に駆けつけたジョーダンは母親に声をかけてから井戸を覗き込みます。
そこには救命士として先にきていたジョーダンの親友のグウェンがいました。
だけど井戸の底にはガスがたまっていて、彼女も倒れてしまいます。
うわ~!大変~!
だけど今からそこに降りていくの?!
ジョーダンが!?
だって妊娠しているのに!
本当にハラハラしました、このシーン。
グウェンも患者も無事に救出し、病院へ向かいます。
その頃病院ではTCがアニーを搬送してきました。
手術を担当するのはスコットで、
彼はオペ室へ入り込もうとするTCを叱咤します。
この二人はシーズン1からジョーダンを取り合って喧嘩腰だったので、
これももう毎度のことですね。
ここに医師としてのプライドも入るから面倒くさいことになるんですよ。
だけどトファーがとりなして、ようやくTCも落ち着きました。
流石トファー!冷静なチーフで親友!
ジョーダンも病院へ戻ってきますが、
中々TCと話す機会がありません。
そうこうしている内にオペが終わったスコットが、
様子を見に来たTCにジョーダンのストーカーの話をしてしまいます。
スコットとしたらまだカップルがその問題について話してない、
なんて思ってなかったのでしょうねえ。
だけどTCにしたらジョーダンの元彼からそんな危険な話をきいて、
やっぱり面白くありません。
ジョーダンとそれについて言い争いが起こる前に、
二人はそれぞれ緊急で呼ばれます。
ジョーダンはTCに謝ってばかりです。
どうしてよ~?
何であなたが謝るのよ~?
まずは義理の姉がきていることを彼女に隠して飲みにいっていて、
電話にも出なかったことを責めるべきじゃないの~??
こちらとしては不満ですが、
ジョーダンはTCを愛しているので出来るだけ傷つけないように努力しているのでしょうね。
しかしTC、むかつくぜ。
お前はどこに目をつけてんだ!
もう一つのカップルも完全に終わってしまいました。
新人医のクリスタと看護師のケリーです。
前回辞めてしまうチャベスとクリスタが熱烈なキスをしているところを目撃してしまったケリーは、
説明させて、と一生懸命なクリスタに冷たく当たります。
「だってディープキスしてたよな?
俺だって完璧ではないけれど、
君だって酷いだろう。俺はあんなことはしないよ」
そういわれて項垂れるクリスタ。
病院中に噂になっているようで、皆どことなくよそよそしいです。
リーがクリスタにぞっこんなのは皆見てわかっていたので、
やっぱり同情が集まりますよね。
これは仕方ないよ、クリスタ。自分が蒔いた種だし。
リックと強制的に別れさせられてしまったドリューはイライラしています。
酒を飲んで行きずりの男と寝て、
その恋人が病院に怒鳴り込んできて殴られたりもします。
その上、見かねたトファーが今日は風邪の患者だけ相手にしろ、
と言えば、簡単な診察ミスをして患者が危うく死に掛けてしまうのです。
ラゴーサが咄嗟の判断をして患者は助かりましたが、
トファーはもうカンカンです。
ドリューは部屋へ呼ばれてトファーから叱咤され、わけをきかれます。
ここでの台詞が格好良いのですよ~!
「上司としてじゃない、友人として聞いているんだ。何があったんだ?」
く~っ!!
トファー!これには頑ななドリューの心もぐらっときますよねえ。
リックとの別れが辛いことを告白し、
自分の態度を反省するのです。
トファーは仕事が終わったら俺の家にいこう、と誘います。
気分転換になるよ、と。いいなあ!
お互いのことを心配し、ケアしあう、こういう同僚関係って素敵ですよね。
一方TCはジョーダンとアニーのことに関して言い争いになり、
「女同士のいさかいに巻き込まないでくれ!彼女は俺の家族なんだ!」
と言ってしまいます。
この時もそれには文句をいわず、ぐっと我慢するジョーダン。
本当、甘すぎです。
しかし大丈夫、
この後廊下でジョーダンの親友である救命士のグウェンと会った時に、
TCは盛大に文句を言われるのです。
「アニーがジョーダンに何をしたか、
あんたは知らないからそんなことが言えるのよ!
女同士のいさかい?何言ってるの!?」
って。
実はTCとその兄が戦場にいっている間、
麻薬中毒だったアニーを更正させようとジョーダンは一人で頑張っていたのでした。
しかしアニーはジョーダンをうとましく思い、
お金は盗むわ車を壊すわという散々な態度だったようです。
だけど兄を亡くして失意の中戻ってきて、
精神的にもいっぱいいっぱいだったTCには言えないと、
ジョーダンは自分だけで対応してきたのでした。
初めて真実を知るTC。
それでもジョーダンにそれを言うとき、
責めてるんですよねえ。
「どうして言わなかったんだ!?」
って。
おいおい、おっさん、と思いましたが、
さすがにそれにはジョーダンは言い返しました。
「あなたは自分のことで手いっぱいだったじゃない!」。
とにかく真実を知ったTCは、アニーに言います。
「ジョーダンへの態度を改めるべきだよ。そして、更正施設に入ろう」
と。
アニーは判った、といいました。
しかし次にTCが戻ってきたときには病院を抜け出して、
行方をくらましてしまうのです。
ほら~・・・。だから言ってたでしょ、ジョーダンが何回も!
「彼女は信用ならない」って。
施設に入るのがいやだったのか、
お金が必要なアニーは何とTCの部屋の電気製品を皆持ち逃げしてしまうのです。
凄いことするよね、この人・・・。
恩を仇で返すってなレベルじゃないよ、これ。
金目のものを洗いざらい持っていかれてしまって
ガランとした部屋の中で凹んでいるTCを訪れたジョーダン。
唯一の家族に裏切られた、と傷つく彼を慰めます。
そしてやっと言うのです。
「私、妊娠してるの」って。
やっと!!
この時のTCの嬉しそうな顔を見て、こちらもホッとしました。
そうだよ~!これでジョーダンとも本当の家族になるんだよ~!!
さて、医療補佐になっているラゴーサのところに元妻と娘がやってきます。
娘さんが怪我をしたとかで、診察に来たのでした。
この元妻役!
グロリア・ヴォトシスさんでした~!
ドラマ「ホワイトカラー」では女盗賊のアレックス・ハンター役をやっている方なのですが、
ラゴーサの妻!
いや、元ですけど。男女の身長があってなくて笑える・・・すみません。
娘さんの怪我は大丈夫だったのですが、
娘がちょうどいいからと言います。
お父さんの仕事を見ていていい?と。
医療補佐というのはラゴーサがやっているようなことではなく、
もっと立場があるものだと思っていたようで焦るラゴーサ。
しかしやっぱり彼は肝の据わった男でした。
最初は誤魔化して過ごそうとしますが、
途中から娘に本当は自分はこういう仕事をしている、と話すのです。
だけど自分は今の仕事は大切だし、誇りに思っている、ということも。
娘さんは最初ショックなようでしたが、
半日間の彼の仕事をみて考えを変えたようでした。
そうだよ~!君のパパは格好良いんだよ~!
とこちらは全力で主張したいです。
簡単に出来ませんよね、
子供の期待を裏切るかもしれないことは。
でもラゴーサはちゃんとやりましたよ~!
井戸に落ちた子供とその母親も無事でした。
母親のほうは左足を膝から下失う羽目になってしまいましたが、
それでも生きているだけラッキーね、と笑います。
この子が無事だったのだから、と。
いやあ、母は強しですね。
膝から下を切り落とすことになったときに、
スコットが説得するのですが、そのシーンも良かったです。
医者って大変。
魔法の一言なんてないでしょうから、必死に説得するのですよね、
患者さんが手術を受けるように。
いやあ、凄い仕事です。
メンタル弱かったら出来ませんね、本当に。
そして最後の「落ちる」です。
クリスタの裏切りにショックを受けているケリーに、
ジョーダンの親友で救命士のグウェンが接近します。
どうやら二人はお互いにいいなと思っている様子。
階段から落ちるのも、井戸に落ちるのも勘弁ですが、
恋に落ちるのはいいですよね。
二人がうまくいきますように!と全力で応援します~!!
ナイトシフト シーズン2 第8話あらすじと感想