ナイトシフト シーズン2 第8話あらすじ
第八話:「ヒーローが倒れる」
今夜はシフトが始まる前に男性陣は病院のジムでエクササイズをしています。
皆で楽しく笑い合って和気あいあいしている中、ビルが倒壊し、
けが人が多数出たと連絡が入ったことで病院は大パニックに。
そんな中外科実施訓練が始まるポールは、
有名な脳外科医の父親が様子をみにきたことに動揺します。
今まで話を避けてきた、息子へ外科医の道を執拗にすすめる父親がいることで、
ポールは落ち着きをなくしてしまうのです。
ナイトシフト シーズン2 第8話の感想
最初の患者は心臓に問題がある男性で、
息がしにくいと運ばれてきます。
ジョーダンが担当で受け持っている間、ビルが倒壊したと連絡が入り、
自分の店がある場所だと男性が興奮しだしてしまいます。
倒壊したビルにはTCとドリューが救命士のグウェンと一緒に向かいますが、
そこにはすでに緊急手当てをされた患者たちの姿が。
患者の一人は「守護天使だ」と言って感謝をしています。
そこにいたのは退役軍人の男性で、
TCやドリューと同じく軍で医療関係についていた元衛生兵でした。
今夜のヒーローは君だ!!
地獄に仏とばかりに手伝いをお願いすると、彼は喜びます。
救命士になりたいけれど、
お金がなくて就業に必要な講習を受けることが出来ないとのことでした。
やっぱり経験だけでは駄目なんですよねえ~・・・。
資格がないと職業につけないというのはまあ当たり前のことなのですが、
経験もやる気もある人が望む仕事につくためのお金がない、
と言っているのは間違いなく不幸ですよね。即戦力になる人なのに~!
ところがこの男性がけが人がいないかを倒壊したビルの中に探しにいって、
そこでまた爆発が起きてしまったのです。
大変~!!ヒーローは大丈夫か!?
TCとドリュー、グウェンで探しにいくと、
腕がもげてしまった彼が倒れていました。すぐに病院へ運びます。
ジョーダンが担当している心臓に問題がある男性の姪も、
爆発に巻き込まれたけが人として運ばれてきました。
しかも途中で脳卒中を起こしてしまい、
それをみて男性までも発作で倒れてしまったのです。
あっちもこっちも・・・大変。
とりあえず姪は手術が成功してことなきを得るのですが、
叔父である男性は心臓の手術を拒否します。
その理由がビックリですよ!
なんとビルが倒壊した原因を作ったのはこの自分だと告白するのです。
借金が多くて自己破産し、
保険金目当てでビルの一階に入っている自分の店だけが燃えるようにしようと思ったそうです。
だけどビルが倒壊してしまって亡くなった人もたくさんいる、
自分の唯一の身内である姪まで巻き込んでしまった、
申し訳なくて生きていられないって告白するのですね。
・・・・おいおい、おっちゃん、何してくれてんだよ・・・。
お金がないというのは本当に辛いことですが、
他人を巻き込んでしまったのは本当にやるせないでしょう。
病院のスタッフも頭を抱えてしまいます。
今日から外科の実施訓練に入るポールの様子を見に、
世界的にも有名な脳外科医である父親がやってきてしまいます。
それを見てがっくりと落ち込むポールが可哀そうです・・・。
周囲も「嫌だと言えば?」とあきれるくらい、
父親はぐいぐいくるんですよ。
ポールの訓練を見たいとスコットのオペ室へ入ってきて、
スコットの指示を無視して自分の言うことを聞くようにポールへ迫ったりするのです。
いくら素晴らしい医者でもそれはしちゃダメだよねえ。
スコットと父親の板挟みになって苦しむポールをみて、
スコットは父親を追い出してしまいますが、
あとで心臓に問題がある男性の姪の脳卒中を何とかするために、
このポールの父親に手術をお願いしなくちゃならない時がくるんです。
ジョーダンは同じ外科医同士の方が話が早いだろうからと
スコットに話をしてくれと頼むのですが、
さっき自分のオペ室から追い出したばかりのスコットは辛いところです。
案の定、ポールの父親にはその時のことをせめられるのですが、
ここがスコットの人間性が大きく出ます。
「私が無礼でした」と謝るんですよ!!
なかなか出来ないことですよ、これって。
だって無礼だったのはポールの父親ですもの!
だけど救うべき患者がいるのでぐっと我慢して頭を下げるスコット。
恰好よいです。
スコットと恋人同士だった時の方がジョーダンも幸せそうだったし、
やっぱりTCよりスコットにしとかない?などと思ってしまいます。
手術は成功し、姪ちゃんは無事です。
姪の無事を見届けて、心臓病の男性は警察に連れて行かれました。
辛いけれど、責任はとらなきゃですよね。
自分に自信がなく、
父親にも「お前は怖がっているだけだ」と言われてしまうポールを、
スコットは慰めます。
「君は5本の指に入る、優秀なインターンだ。外科医になればきっと大成功できる、何を迷っているんだ?」
と。
スコットに認めて貰えたことでポールは自分が本当にやりたいことは何なのか、
をしっかりと考えます。
そして父に言うのです。
「僕は小児外科医になる」と。
だけど父さんの敷いた道ではなく、自力で頑張りたいんだ、って。
ポールううううう~!!
良かった良かった、ちゃんと言えたねえ!
もうお母さんの気分で見てました。
父親も、息子がはっきりと口にすることでようやく納得出来たようです。
心配だったのだ、と告げます。ちゃんと話し合えたことで、
二人とも相手に対して感じていた壁を砕けたようですね。
怪我人が多くて手術室があいていない状態だったので、
TCとドリューはERでヒーローの腕をくっつける手術をします。
後で「凄いことするわね」とジョーダンが言っていたことから考えても型破りなのでしょうね・・・。
無事だったヒーロー。
退役軍人に用意された就業プログラムがあることをTCとドリューは彼に教えます。
これで君も医者になれる、だからリハビリを頑張るんだよ、って。
ともに地獄をみてきた者同士、
いたわりあう姿が素敵でした。
良かった、ヒーロー!職も得ることが出来ますし、
人のために働けるのです。
今夜が彼にとっての「転機の夜」であることは間違いないでしょう。
最後に、娘に買ってやったスマホが、
自分と同じクラウドサービスを通じてつながっていることに気がついたトファーが
ラゴーサに相談して変なことになるのですが、
これはもう・・・
迎えた結末は、お父さんたちの自業自得です。
娘を監視できるぞ、
とそそのかしたラゴーサのいうことを聞いてそのまま娘のメールを盗み見し続けたトファーは、
娘がしかけた罠にはまって自爆し、
妻に怒られてしょげかえります。
だけどそりゃあ駄目よ、お父さん、
娘にだってプライバシーはあるのですから!
嫌われちゃうよ~!
親として子供が心配な気持ちはわかりますが・・・。
自分がされたら嫌なことは、子供にもしちゃだめですよね。うん。
今夜は超絶多忙で、50人以上の患者の対応をした皆。
シフトが終わった後、着替え室で伸びきってます。
精神的にも体力的にも大変だった夜でした、
皆さん、本当にお疲れ様でした。
ナイトシフト シーズン2 第9話あらすじと感想