サバイバー:宿命の大統領シーズン1第2話あらすじ&感想

ドラマの冒頭ってだいたい前回のあらすじを紹介する場面がありますよね?

その導入がキーファー・サザーランドの声で“Previously….”で始まるんですが、

それがもう「24」のそれと全く同じなんですよね。

ワザとでしょ!

サバイバー:宿命の大統領 シーズン1 第2話のあらすじ&感想

第二話:「就任初日の混乱」

ホワイトハウスの居室で身支度をするトム。

テレビでは昨日の就任演説を受け、

演説に説得力がない。」「適任なのか?」と散々の言われようです。

執務室に向かうトムを見送ったシークレットサービスがインカムで

「“フェニックス”だ。」と仲間に伝えます。

生き残りだから不死鳥なんですね。なかなかいいコードネームです。

執務室では各分野の代表者達が喧々諤々で各自の意見をまくし立てます。

だーれもトムの話を聞いちゃいません。

たまらずトムは部屋を出て、一人会議室へ向かいます。

アーロンとエミリーが後を追いますが、また言い争いになりトムを怒らせます。

出勤途中のセスは彼がイスラム系だというだけで、白人警官から不愉快な職務質問を受けます。

こういうことは現実にしょっちゅうあることなのでしょう。

トムはセスのもとを訪れ、彼がいいスピーチを書いたのにうまく伝えられなかったと謝罪します。

セスは国民が事実を受け入れられていないのだと答えます。

大統領がスピーチライターに謝罪なんて、前代未聞ですよね。

そこへアーロンがやって来て、見て欲しいものがあるとトムをテレビの前へ連れて行きます。

テレビではミシガンでイスラム系住民に外出禁止令が出され、

イスラム系住民が不当に軟禁される様子が映し出されていました。

事態を重く受けたトムはさっそくミシガン州のロイス知事に電話をかけ、

事態収束に教職すると申し出ますが、

なんとこの事態は彼が命令したものだということが明らかになります。

無実の人々を人種だけで取り締まっているという事実に驚くトム。

止めるように言いますがロイス知事は責任者は自分だと一方的に電話を切ってしまいます。

ホワイトハウスにトムを訪ねて女性がやって来ます。

彼女はキンブル・フックストラテン議員

もう一人の指定生存者です。

共和党にも指定生存者が居たんですね。

すごく頭の切れそうな女性ですが、彼女はトムの味方になってくれるのでしょうか?

ハンナは議事堂跡で見つかった不発弾を解析していうる現場に赴きました。

爆弾はイランやロシアからの部品を寄せ集めて作った、

テロではよく使われる種類のものでしたが、

ハンナは意図的に不発のまま見つけさせたのではと推測します。

ホワイトハウスでは軍部の大将がやって来て、爆撃犯が分かったとトムに伝えます。

FBIの見解は使用した爆弾から、犯人はテロ組織アルサカールだと言うことでした。

しかし75%の確証しかないと言います。

公表を迫る好戦的な大将に対峙し、あと25%の確証があれば攻撃をすると言い放つトムでした。

ここ、威厳があって格好良かったです!

しかも捨て台詞に「Damn it!!!」って、ワザとでしょ!(笑)

FBIでは犯人はアルサカールという説で捜査を進めるよう副長官が皆に指示を出していました。

長官も爆撃で死んでしまったんですね。

しかし、ハンナは違う見解を進言していました。

ホワイトハウスではトムとアレックスが爆撃現場を訪れるための準備をしていました。

シークレットサービスから防弾チョッキを着るよう言われ戸惑うトム。

しかし彼から

「大統領が官邸を出る方法は正面玄関から防弾チョッキを着て出るか、

 

裏口から野球帽で出るかの2つです。」

と言われ渋々受け入れます。

部屋を出る時にシークレットサービスが「フェニックスが向かう」と言っているのを聞き、

ふとトムが「以前は何と呼んでた?」と聞くと答えは“メガネ”!!!めっちゃウケる!

ほぼ悪口!いかに彼が軽んじられていたかわかります。

現座に到着し、凄惨な風景に息を飲むトムとアレックス。

FBI副長官から爆弾の分析結果の報告を受けます。

彼らの見解は当初のとおりアルサカールでした。

防弾チョッキを脱ぎ、瓦礫の上に立ち現場の捜査隊員や救急隊員、

集まった遺族らに拡声器で語りかけるトム。

その最中、ミシガンから新たなニュースが入ります。

イスラム系の青年が警官から暴行を受けている映像でした。

ニュースを見た群衆はざわつき始めます。

さらに、群衆の一人が胸ポケットに手を入れ、

近づいてきたのを拳銃だと思ったシークレットサービスたちが慌ててトム達を非難させたり、

現場は大混乱です。

結局彼が持っていたのは携帯でしたが、紛らわしいですよね・・・。

ホワイトハウスに戻ったトムは専門家を呼んでミシガンの事態収束のアドバイスを求めますが、

良い案は得られませんでした。

更に犠牲者の少年が亡くなったと悪い知らせが入ります。

居留守を続けて電話に出なかったミシガンのロイス知事ですが、

キンブルの仲介によりようやく電話が繋がりました。

改めて警察にイスラム系住民への嫌がらせをやめさせるように言うトム。

しかし知事はその行動は私の市民を守るためのものだと譲りません。

さらに、逮捕者の中には潜入捜査官が含まれていたと告げます。

それでも逮捕者の解放を拒否る知事に「連邦捜査の妨害になる。」と畳みかけると。

ようやく知事の顔色が変わり、取り締まりの中止と逮捕者の解放を約束したのでした。

ほっとするトム。捜査官の件ははったりでした。嘘も方便ですね。

帰路に着いたセスはホワイトハウス前で花やメッセージを手向け追悼する人々を見かけます。

そばに行くと白人警官がじろりと彼を見ます。

今朝の件もあり、一瞬警戒するセスですが、彼はセスに蝋燭を渡し、共に祈るのでした。

犠牲となった少年の両親にお悔やみの電話を入れたトムは、

シークレットサービスのマイクの元に行き、「野球帽はあるか?」と尋ねます。

野球帽をかぶって裏口から出たトムは再び現場に行き、現場の救急隊員たちを労いました。

その様子を見守っていたハンナ。

彼女は皆がテロがアルサカールであると決めつけていることを危惧していました。

突如現場に「生存者だ!」の声が響きわたる場面で今回は終了です。

生存者、いたんですね!

その人こそサバイバーな気がしますが・・。

ジャックと違って家族思いで、優しいトムもだんだん大統領らしくなって来ました。

彼を取り巻く人物たちもそれぞれの思惑を抱えているようですが、

これから徐々に明らかになっていくのでしょう。

個人的には熟女ヴァージニア・マドセン演じるキンブルがどのように化けるか楽しみです。

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