SUITS/スーツ シーズン1第12話のあらすじと感想

SUITS/スーツ シーズン1第12話のあらすじ

第十二話:「ルールの遵守」

ハーヴィーが検事局にいたころの上司で彼のメンターでもあるキャメロンが、

証拠を隠匿して有罪を勝ち取っているという疑いで訴えられる寸前です。

キャメロンの不正を知っているかどうかでハーヴィーは証言を取られるかもしれませんが、

不正はしないことを信条にしているハーヴィーは悩みます。

レイチェルとの仲をジェニーに疑われているマイクは、

ジェニーの希望通りにレイチェルとのダブルデートをすることに。

そこに彼女の相手役であらわれたのはカイルでした。

ジェニーはマイクのレイチェルへの好意を確信します。

SUITS/スーツ シーズン1第12話の感想

ジェニーは本当にマイクが好きなんですね・・・。

マイクもジェニーを好きですが、

やっぱり好意を持っている女性が同じ会社内でいて、

仕事を一緒にしているのは中々環境的にも辛いことでしょう。

ダブルデートをすることでレイチェルへのマイクの好意を確信してしまったジェニーは、

きちんと決めて。どうするのか」と言います。

散々悩んだ末、マイクはレイチェルと会社内でも話さないように決めました。

だけど今回もっと可哀相だったのは、

ジェニーではなく、ハーヴィーでしょう。

かつての恩師が現れ、ハーヴィーを夕食へと誘います。

元上司のキャメロンは地方検事で優秀な人ですが、

不正をしてでも裁判に勝つことが多く、

それが嫌でハーヴィーは検事補を辞めた過去があるのですね。

なのに、今回、

ハーヴィーはキャメロンが訴えられたら裁判で彼が不正をしていたかどうかを証言するように求められるのです。

何とハーヴィーが担当したケースでも不正があったと思われ、

証言を断ればハーヴィーの弁護士資格も剥奪されてしまうのです。

ハーヴィーは、自分はキャメロンの味方だが、

不正も偽証もしない、とキャメロン本人に断言します。

証言をすすめるジェシカにも、

ジェシカを裏切らないのと同様に、キャメロンも裏切らない

というのですね。

いやあ、格好良いです~。

ジェシカもこの言葉で、全力でハーヴィーを守ると決意するのです。

同時進行で、

長年法律事務所の顧客だった新聞社の社長が亡くなり、

彼の二人の娘に財産が残される話が舞い込みました。

ルイスは姉、ハーヴィーは妹のほうへついて交渉をすることになりましたが、

姉は妹を嫌悪するあまりに彼女が大切にしている新聞社を潰したい、と願い、

妹は父と一緒にやってきた新聞社さえくれればそれでいいといいます。

ルイスとハーヴィーはルールを決めてお互いに交渉を始めますが、

キャメロンのことで忙しいハーヴィーはこちらのケースはマイクに任せるのですね。

マイクは頑張りますが、

ルイスのほうが悪知恵も経験もはるかに上ですから、

マイクは完全に振り回されてしまいます。

う~~~ん・・・。

ルイスって、本当に味方の弁護士だったら頼りになるんでしょうけれど・・・

とっても嫌なやつです。

彼が最初にルールを破ったことでマイク達は罠をしかけるんですが、

それも結局はルイスにはばれており、最後はルイスの勝利という形になるんですよね。

姉は新聞社を売り、妹はそれを買収してやりなおす、という形をとったのですが、

ルイスはそれを見越して更に買収しなおしをしていたのです。

嫌なやつですよ、ほんと。

まあ一応姉妹それぞれの願いは叶ったという形にはなりますが、

勝負としては妹サイドの負けです。

ハーヴィーとルイスは勝敗の結果で、

マイクを10日間借りれる、という賭けをしますが、

負けたハーヴィーにルイスは口元を歪めながら吐き捨てるんですよ。

負けたやつなんか、必要ない

って。

マイク・・・踏んだり蹴ったり殴られたりです。

可哀相なやつめ。

元上司キャメロンの結末は、ちょっと意外でした。

ハーヴィーはキャメロンを売らない、と頑張っていたのに、

キャメロンは自分にたてつくようなことを言ったハーヴィーをあっさりと切り捨てることにしたんですね。

だけどそれを阻止したのは、ハーヴィーを大切に思うドナとジェシカでした。

ドナは検事局をやめるときにキャメロンの悪事の証拠を持ち出していたのでした。

それをこっそりとジェシカに渡しながら、

ハーヴィーを助けてください。キャメロンは許せません

というのですね。

ジェシカはドナの期待に見事にこたえます。

堂々と乗り込んでいって、面とむかってキャメロンを脅してましたよ~!

格好良い~!!

ドナも、本当にハーヴィーのことが好きなんですね。

文字通り縁の下の力持ちな秘書です。

賢く、冷静で、優秀。

ハーヴィーに心配しなくても良い、証言もなしよ、

といいに言ったジェシカですが、

昔の記録を見返していたハーヴィーはそこであることに気がつくのです。

自分が担当して、ある若者を刑務所にいれたケースでした。

その証拠をキャメロンが隠匿しており、

結果、ハーヴィーは無実の若者を刑務所に入れたことになっているのでした。

愕然とするハーヴィー。

彼は、無実の罪で刑務所へといれてしまった若者を救い出すことを決意するのです。

あらららら~・・・。

こんなシリアスなハーヴィーは初めてでしょうかね。

いつでも余裕があるのが彼なんですが。

どうなるんでしょう、これ。

だって無罪の人を刑務所に入れたのも自分だしね。

ごめんね、ではすまないですよね。

さて、次はいよいよシーズン1のラストです~!

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