SUITS/スーツ シーズン1第11話のあらすじと感想

SUITS/スーツ シーズン1第11話のあらすじ

第十一話:「罪の代償」

ハーヴィーは慈善パーティーでジェシカから顧客でも友人でもあるトーリという女性の相談を引き受けるように言われます。

彼女は会計事務所を経営している成功した女性で、会社の会計士にある疑いがあるというのです。

それが会計士の経歴詐称だったことからマイクはわが身のことのように考えてしまいますが、

ハーヴィーはマイクの同情心を冷徹に切り捨てるのです。

SUITS/スーツ シーズン1第11話の感想

経歴詐称って、きっと想像以上にたくさんあるのかもしれませんね。

就職するときに証拠、例えば学位証明書とか提出しろって言われないのかなあ?

と謎ですが、

トーリという会計事務所を経営している女性の雇っていた優秀な会計士のスタンが、

実は会計士の資格を持っていなかったということで解雇になりました。

マイクは弁護士の経歴を詐称して法律事務所にいるわけですから、気が気ではありません。

しかしハーヴィーの指図で調べたところ、

トーリは5年前にはスタンが会計士の資格を持っていないことを知っていたことになり、

疑問を抱くのです。

怪しいですよね~。

何せ、スタンという男性は本当に優秀な会計士だそうです。

9年も会社で働いてきて、今更何故!?

と彼が言うのはわかるような気がしますよね。

しかもスタンに同情したマイクが秘密情報であるはずの書類を見せ、

5年前には判っていたはずだ、といったから尚更です。

スタンはこれは陰謀だ、と喚いて出て行ってしまいました。

ジェシカにこれはおかしいぞ、というハーヴィーでしたが、

ジェシカはハッキリと彼に言います。

トーリの会社は毎年1000万ドルの仕事をくれているの、この件からは手を引きなさい、と。

少々怪しくても目を瞑れってことですよね。

これにはちょっとがっかりしましたが、ハーヴィーはこともなげに言います。

君は知らなかった、ということにしたらいい、って。

そしてマイクに調べさせるのですね。

マイクはスタンに同情するあまり、

トーリが何かしているのではないかとやっきになって調査します。

トレヴァーの彼女だったジェニーとはいい感じですが、

マイクが多忙で少々すれ違いがあります。

だけどそのことに怒りながらも、

うまくいかないと悩むマイクにジェニーはアドバイスするのですね。


弁護士さんがハーバード出身なら、OB・OG会に出るんじゃないの?と。

卒業記録を改ざんしたことでマイクにもハーバードのパーティーの案内が来ていましたから、

ジェニーはそこを利用したらといいます。

マイクはそれに乗ることにしました。

ジェニーって・・・肝っ玉据わってますよ、この人!!

トレヴァーが麻薬を密輸していたことにはカンカンに怒ってましたけれど、

それはいいの?と思うことを今回もするんですよね。

それはマイクが探っていた弁護士から社員証を抜き取ることです。

パクっちゃったの!!?

と仰天ですが、ジェニーは楽しそうでした。

それはいいのか?

善悪の境界線がイマイチわからない人だ・・・。

マイクの経歴詐称も「すごいわね」で済ませたしな・・・。

とにかくマイクはその社員証を使って忍び込み、

書類を盗み見るのですが、カンの良い警備員に捕まってしまいます。

ハーヴィーに助けを求めたマイク。

ハーヴィーはマイクや彼を脅して金をとろうとした警備員を逆に脅して(見事でした!)

口をつぐませますが、マイクを叱りませんでした。

ハーヴィーもスタンの話を信じ、トーリは何かの犯罪に関わっている、と確信していました。

そしてそれは、トーリはペーパーカンパニーを使って違法にお金を儲けているということでした。

ピアソン&ハードマンの法律事務所からもお金を騙し取っていたことになり、

ハーヴィーはジェシカにも話します。

自分に関わりがなければ友達で顧客でもあるトーリを守りますが、

自分の事務所が食い物にされていたとなれば話は別です。

ジェシカは激怒、スタンを呼び出して、お金の動きを追う手伝いをしてもらうのです。

そして証拠がそろったところでトーリを呼び出し、糾弾するのですね。

ジェシカ、めっちゃ怒ってます~!!

美人の、しかも元々迫力ある人が本気で怒ればすごく怖いですよね。

眉間に皺の一本もよってないのに物凄く怖かったです。

炎立ってた、背後に!

トーリの負けです。

彼女は詐欺を認め、スタンの解雇手当に上乗せしてお金を払うことで手を打ちました。

どちらにせよ首にはなるのか、とがっかりするスタン。

マイクは何とかして慰めようとしますが、

スタンは首を振って一言いいます。

バカなことをした・・・」。

マイクにはきついですよねえ~・・・。

元々この男の人、悪いことが出来ない性質だし。

今回のことでも不安になって、

ハーヴィーに何故自分を雇ったのか、と問いただしてしまいます。

ハーヴィーは答えます。

嫌なら辞めろ」。

その通りなんですが・・・

だって僕を雇わないなんてバカだ、って言ったのはマイク本人ですからね。

だけど、やっぱりちょっと冷たく感じますよね。

そしてそして、ジェニーとマイクはうまくいっていたのですが、

何故か今回、レイチェルが行動に出ちゃうんですよ~!!

 

突然キスです!マイクに!

 

しーかーも、それをルイスに見られてしまうというオマケつき!!

いやあ、もう、タイミング悪いったらないですよね。

マイクだって元々レイチェルに気があったんですから、嫌ではないでしょう。

ちょうどルイスは一人の女性に振られ、

しかもそれをアソシエイト全員にパソコンで映像として見られてしまっていたので、

ちょっと意地悪な気持ちになっていたのでした。

マイクを迎えにきたジェニーに言うんですよね。

ここにはレイチェルがいるから、俺が君ならもっとマイクに会いにくるね」って。

おっさん・・・いらんことを。

マイクは折角ジェニーを大切にしているのに!

まあ、タイミングの悪さでいえばマイクも天下一ですから、

仕方ないことかもしれませんが。

個人的には、ジェニーとうまくいって欲しいです~。

だって彼女はマイクのことを全部知っているし、

付き合いも長いですしね。あああ~。

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