ゲームオブスローンズシーズン8(最終章)第6話(最終話)のネタバレあらすじ&感想です。
これが最終回、つまりゲームオブスローンズ最後のエピソードとなります。
最終章第1~5話のあらすじ&感想はこちらです↓
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【ゲームオブスローンズ シーズン8第6話(最終話)のネタバレ・あらすじ&感想
シーズン8第六話:「鉄の玉座 The Iron Throne」
壊滅した王都
瓦礫の山となり灰が舞い散る王都を歩くティリオン。
子供の死体、全身に火傷を負って歩いている人間、嘆き悲しんでいる兵士などを見て、険しい顔をします。
その後ろにはジョンとダヴォスの姿が。
アリアを助けた母娘の死体の前で立ち止まり、ここからは一人にしてくれと言うティリオン。
危ないから兵士を連れていった方がいいというジョンに、一人で行きたいんだと告げ、一人で崩壊したレッドキープへ向かいます。
処刑される捕虜たち
先を進むジョンとダヴォス。
捕虜となったラニスターの兵士たちがグレイワームに処刑されようとする場面に遭遇します。
処刑を止めるように言うジョンでしたが、女王デナーリスからサーセイに従っていた者は全員処刑する様に言われていると言い、ジョンに歯向かいます。
力づくで止めようとするジョンでしたが、周りのアンサリード達もジョンに対し槍を構えます。
ダヴォスは女王と話すべきだとジョンをなだめ、ジョンもしぶしぶその場を離れます。
グレイワームはラニスター兵たちの処刑を始めます。
ラニスター三兄弟
ティリオンは城から浜辺へ続く道に向かいます。
崩壊した地下道の瓦礫の中からジェイミーの金の義手を発見し、その場にあった瓦礫を掘り返すと、そこにはジェイミーとサーセイの死体がありました。
泣き崩れるティリオン。
デナーリスの展望
ジョンはデナーリスの元へ向かいます。
そこには勝利を喜ぶドスラキ軍。そしてアンサリードの軍勢が揃っていました。
デナーリスは皆の前で勝利とその活躍を讃えます。
そして、グレイワームを最も勇敢で忠実な戦士として、陸軍大臣に任命。
王都だけではなく、ウィンターフェルなどに残っている権力全てを破壊しに行こうと言います。
その話を聞き、デナーリスを睨みつけるアリア。
捕らえられるティリオン
デナーリスの元にティリオンが近づきます。私を裏切って兄を逃がしたなというデナーリス。
私は兄を助けようとしました。そして貴方は人々を虐殺した。
そう言うと、”王の手”の証明するバッジを投げ捨てたティリオン。
デナーリスから反逆罪を言い渡され、そのまま兵士たちに連れていかれます。
デナーリスもその場を後にします。
その様子を見ていたジョンの元にアリアがやってきます。
傷だらけのアリアを見て驚くジョン。ここで何をしている?と訊きます。
サーセイを殺しに来たが、先をこされたと答えるアリア。
そして、デナーリスは危険だとジョンに言います。ジョンはそれでも我々の女王だと言いますが、
サンサが納得するとは思えないし、デナーリスの一番の脅威はジョンだと言います。
デナーリスがこのままジョンを無事にすませるはずがない、私には人殺しの顔が分かるとジョンに警告します。
ティリオンとジョン
ティリオンが捕らえられている部屋に向かうジョン。
正しい裁きなのかもしれない俺は裏切り者だ、やはりヴァリスは正しかった、
彼女を統率できると思いあがっていたと言うティリオン。
なんにせよ、これで戦争は終わったというジョンに対し、戦いが終わった様に思えるか?
彼女は自らの正義を盾に様々な虐殺を行ってきた、ずっと信じてきたが、やはりターガリエンである女王の気質は”炎と血”であったと言うティリオン。
それなら同じターガリエンである俺だったそうだろと言うジョン。
お前は違う。お前は同じドラゴンに乗れるが、デナーリスと同じように街を破壊したか?
お前はそんな虐殺をする様な人間じゃないと言い、そんな性格のお前はデナーリスにとって邪魔になる、彼女が処刑するのは俺が最後だと思うなと警告します。
デナーリスと愛している事は分かるが、人々にとって最大の脅威はなにか考えろとジョンに言います。
こんな結末で残念だと言い残し、部屋を後にするジョン。
鉄の玉座とドラゴンの女王
ジョンは城にいるデナーリスの元へ向かいます。
城の入り口の前にはドロゴンがいますが、ジョンの姿を確認すると何もせず城に通してくれます。
鉄の玉座を眺めるデナーリス。感慨深く鉄の玉座を触り、玉座に座ろうとしたところでジョンの姿を見つけます。
鉄の玉座について嬉しそうに話すデナーリスに、ラニスターの兵が処刑されていた事を怒るジョン。
そして、罪もない幼い子供たちまで焼け死んだことを責めます。
講和を結ぼうとしたのに従わなかったサーセイが悪い。慈悲より先に問題に対処する必要があったと言うデナーリス。
ティリオンを許して欲しいと言うジョン。
それはできないと答えるデナーリス。
”必要なのは慈悲深い世界だけだ”というジョン。
まだ存在のしない世界を見ようとするのは難しい、正しい善の判断ができる私たち二人で慈悲の世界を作っていこうと言うデナーリス。
今の世界で生きている、自分たちで善を見極められると思っている人々の気持ちはどうなるんだ?と問うジョン。
”彼らに選択肢はない”と言い切るデナーリス。その言葉を聞きジョンは悲しみの表情を浮かべます。
デナーリスはジョンにキスをし、ジョンもそのキスに応え、「君は今もこれからもずっと俺の女王だ」と言い、
キスの最中にデナーリスの胸を剣で刺します。
そのまま崩れおち、デナーリスは死亡します。
デナーリスの亡骸を抱きしめながら悲しむジョン。そこへ母の異変に気付いたドロゴンがやってきます。
死亡しているデナーリスを見つけ、怒り狂うドロゴン。ジョンは死を覚悟します。
ジョンのいる方向に向かって炎を吐きだすドロゴン。
しかしドロゴンの狙いはジョンの後ろにあった鉄の玉座でした。
ドロゴンの炎を浴び続けた鉄の玉座は溶けて無くなります。
ドロゴンはデナーリスの亡骸を掴むと、そのまま空へ飛び立ってしまいます。
ティリオンとジョンの処遇
数週間後、捕らえられているティリオンの元にグレイワームがやって来ます。
連れられてやってきたのは過去にデナーリスとサーセイが初めて顔を合わせた竜舎の廃墟でした。
そこにはサンサ、アリア、ブラン、ブライエニー、ダヴォスなどの他、エドミュアやロビン・アリン、など諸名家の面々が並んでいます。
それはデナーリス亡き今、ティリオンの処遇をどうすべきか決める会合の場でした。
サンサはなぜジョンがいないのかグレイワームに問いただします。
ジョンは女王殺しの罪で処刑するからここには連れてこないと言うグレイワーム。
ジョンもここにいるべきだとサンサは言いますが、デナーリスに忠誠を誓ったヤーラをはじめ、ジョンは処刑するべきだと言う声も上がります。
頑なにジョンの処刑を譲らないグレイワームに対し、ダヴォスはアンサリード達に戦争での感謝を示し、またそのお礼にアンサリードが住める土地を提供し、事態を丸く収めようとします。
しかし、グレイワームは”賠償はいらない。必要なのは正義だ”と突っぱね、話は平行線を辿ります。
ティリオンはジョンの処刑についてはお前が決める事じゃないとグレイワームに言います。
ティリオンの発言に激高するグレイワームでしたが、それであれば決断を下す人間、すなわちこの世界の王を選べばいいと言います。
新たな王
王を選ぶ、という状況に沈黙する面々。エドミュアが立ち上がり立候補しようとしますが、サーセイが座って下さいとたしなめます。
また、僕たちだけではなく、民の意見も聞くべきだとサムが言いますが、そんな事は不可能だと笑われてしまいます。
そしてティリオンが口を開きます。
この数週間、この世界の王になるのは誰がふさわしいかずっと考えていた。
傷ついたこの世界の王と認められるのに一番重要なのは「物語」である事に気づいた。
そして、そんな物語をだれよりも持っているのはブランであり、ブランこそこの世界の王にふさわしいと言います。
ティリオンはブランに王になって欲しいと言い、ブランはその為にここにいると答えます。
そして一同ブランが王になる事に賛成しますが、ブランが王になる事は賛成だが、北部は今まで通り独立した王をたてるとサンサは言います。
そして、ブラン王一世が誕生します。
王となってブランは、ティリオンに”王の手”になるよう言います。
自分は女王を裏切った罪びとであると辞退するティリオンでしたが、
残りの人生で償えばいいと言うブランの言葉で、王の手となることを決意します。
新たな王の手
王の手となった事で、捉えられているジョンの元へやってきたティリオン。
解放してあげたかったが、お前を自由にすれば戦争が起こるし、アンサリード達によって処刑されても戦争が起こってしまうので。
ジョンはカーセルブラックに送り、ナイツウォッチになる様に言います。
俺がした事は間違いだったののかと問うジョンに、10年後にまた聞いてくれと言うティリオン。
もう二度と会う事なないだろうなと言うジョン。
そんな事は無い、数年も王都にいたら、また壁の上から小便でもしたくなるさと冗談を言うティリオン。
スターク兄妹の別れ
ナイツウォッチに連れられ城を出るジョン。港にはアンサリードを乗せた船があります。
アンサリードを率いるグレイワームはミッサンディの故郷である”ナース”に向かいます。
そしてジョンが乗る小船の近くでは、サンサ、アリア、ブランが待っていました。
解放してあげられなかった事を謝罪するサンサに、サンサのおかげで北部が解放された、北部の王にふさわしいなと言うジョン。二人は抱き合います。
アリアにはカーセルブラックでいつでも会えるぞと言うジョン。
しかしアリアは北部には戻らず、ウェスタロスの西部に何があるのか冒険に出ると言います。
その話を聞いて驚きながらも”針(ニードル)は持ってるか?”と笑顔で訊くジョン。
持ってるよと答えるアリアを抱きしめます。
そして王となったブランには、”必要な時に不在で申し訳ありません”と言います。
ブランは”あなたはいつもいるべき場所にいた”とジョンに言います。
そしてジョンは船に乗ってカーセルブラックへと旅立っていきます。
ジェイミーの功績を記すブライエニー
ブライエニーは、”王の盾”に所属していた騎士を記録する「白の書」のジェイミーの項を探します。
”「王殺し(キングスレイヤー)」と呼ばれる”で終わっていたジェイミーの項にブライエニーは、
・捕虜となりキャトリン・スタークに解放される
・手を失う
・ターガリエンの軍勢をハイガーデンに突撃させる様に出し抜く。
・ドラゴンの炎から辛うじて生き延びる。
・人類の軍団への誓約を守り、一人で北部へ駆けつける。
・死者の軍団に立ち向かい、城を守り抜いた。
・王都を守るため、脱走して南へ向かう。
・彼の女王を守り死亡した。
と、ジェイミーの名誉が後世に残るように追記します。
新たな小評議会
王の手となったティリオンは、初めての”小評議会”と開きます。
そこにはグランドメイスターとなったサム、財務大臣となったブラン、海運大臣となったダヴォスがやってきます。
さらに王の盾となったブライエニーとポドリックがブラン王と一緒に現れます。
ドロゴンに行方を気にするブランは、自分だったら探せるかもしれないと言い、その場を後します。
そして各大臣たちにで、今後の王都に再建について話し合います。
それぞれの道-ゲームオブスローンズ完結
カーセルブラックにやって来たジョンは、そこでトアマンドと自由の民、そしてダイアウルフのゴーストと再会します。
*
船に乗り込み新たな冒険に出るアリア・スターク。
北部の女王となるサンサ・スターク。
そして自由の民を率いて壁の向こう側へ向かうジョン・スノウ。
これでゲームオブスローンズは完結となります。
第6話のメイキング映像
HBO公式による第6話のメイキング映像になります。
【ゲームオブスローンズ】シーズン8最終回の感想
ゲームオブスローンズがとうとう終わってしまいました。
これ以上、もう先を見ることができないのかと思うと非常に悲しいですが、
記念すべきGOTの最終エピソードを順に振り返ってみます。
ティリオンどこにいた?
壊滅した王都を歩くティリオンのシーン。
死体もそうですが、全身に火傷を負って歩いている人が衝撃的でした。
実際の戦争もあのような状況なのかと思うと色々と考えさせられます。
その様子を茫然としながらティリオンが歩いているわけですが、今までどこにいたんでしょうか。
前話では王都の門の手前くらいでうろちょろしていましたが、ずっとその辺りにいたのかな。
後にジョンに「戦場にいなかった人間には分からない」的なことを言われますが、やっぱずっとどこかに隠れてたのかな。
もう少しこう、民を救助したり、戦いを止めるように呼びかけるシーンとかあると良かったです。
死が確定した二人
もしかしたら、ジェイミーがうまいこと覆いかぶさってサーセイは何とか生きてたって展開を期待してましたが、ダメでした。
泣き崩れるティリオンが切なかったです。ラニスターも彼一人になってしまいましたね。
※死体が出てきていないハウンドは、まだ生きていると信じてます。
ぶっとんだ表情のデナーリス
デナーリスが自軍の兵士たちの前でスピーチを行うシーン。デナーリスの表情がいっちゃってましたね。
鐘が鳴った時は、表情から心の葛藤が見て取れましたが、一旦暴走し虐殺を行った彼女の表情は完全にマッドクイーン。
“狂王”と呼ばれたエイゴン・ターガリエンもきっと同じような表情をしていたんでしょう。
このシーンで気になったのがグレイワーム。
捕虜を処刑するシーンでジョンと言い争って、そのまま女王の元に向かったジョンより早くあの位置にいたわけですが、
グレイワームが瞬間移動したのか、ジョンが遠回りをしてきたのか、どっちでしょう。
ジョンは初めて入る王都で迷子になってしまったのかもしれません。(いつの間にかダヴォスも消えてるし)
ティリオン、女王の手やめるってよ
あれだけ「鐘鳴ったら勘弁してくれ」ってお願いしたのに、虐殺ですからね。そりゃ辞めますよ。
デナーリスはティリオンがジェイミーを逃がした事を知ってましたが、それでもここまでそれを追求しなかった、
さらに大勢の前で女王の手の印を捨てるという侮辱行為を働いたにも関わらずドラカリスしなかった、という事を考えるに、
デナーリスの心の奥にはティリオンを殺したくないという思いが残っていたのだと思います。
それでも悩むジョン・スノウ
捕らえられたティリオンとジョンの会話のシーン。「ワイン持ってきたか」と小ボケるところ、ティリオンらしさが溢れてて好きです。
ティリオンは自分の判断が間違っていた事、ヴァリスが正しかったことを認め、ジョンにお前も危険だよって伝えてるのに、
それでも「いや、忠誠を誓った女王だから」と言い出すジョン。
お前まだ言ってるの?って感じでした。
愛してるのは分かるけど(ティリオンも言ってましたね)、もうそんな事言ってる場合じゃないだろ。
ウィンターフェル含め世界中の権力を破壊するって言ってましたからね。完全にヤバい女ですよ。
「愛は義務を殺す」というメイスター・エイモンの言葉を語りましたが、分かってるならしっかりしろよ!!
灰が雪すぎる
城の入り口前でドロゴンに出くわすシーン。灰の中からばぁーっと出てきますけど、あれ灰だよね?
火山灰が雪みたいに降り積もったニュース見た事ありますが、あそこまで雪みたいになるもんでしょうか。
夢見る少女デナーリス
鉄の玉座に少女の様に興奮するデナーリス。
玉座のうんちくをジョンに楽しそうに喋るシーンの表情を見て思ったのは、デナーリスのジョンに対する愛情は消えてなかったという事。
あれだけの虐殺を行った後だから、ジョンに対しても警戒心を頂いているのかと思いきや違いました。
キスを拒むなどジョンの冷たい態度が虐殺に繋がった要因でもあったはずですが、
目をキラキラさせながらジョンなら理解してくれると最後まで信じている様子でしたね。
ジョンまで闇落ちかと思った
そんなデナーリスでしたが、ジョンの”人々の気持ちはどうなるんだ?“という問いに、
「え?何言ってるの?当たり前じゃん」と言わんばかりの表情で”彼らに選択肢はない“と言い切ったデナーリス。
ここでとうとうジョンも悟ってしまったんですね。「こいつはもうダメだ」と。
“今もこれからもずっと俺の女王だ“と激しくデナーリスとキスし始めたときは、
ジョンまで闇落ちして世界滅亡エンドか!!
という不安が一瞬頭をよぎりましたが、さすがにそうはなりませんでした。
あっさりと逝ってしまいまたね。サーセイもそうですが、最終章は皆あっさり死にます。
怒り狂いながらもジョンを殺さず鉄の玉座を燃やし溶かすドロゴン。母親よりよっぽど理性的なのが印象に残りました。
やっぱりブランは知っていた!?
民をまとめるのは「物語」だとかいう話は少し無理矢理感がいなめなかったものの、うまい事あの場が収まって良かったです。
グレイワームが王を選べば良いと言いましたが、あれってグレイワームもうまい落としどころをずっと探していた様にも思えます。
ジョンを許す事はできないけど、処刑するのも違う気がするって。
そして、ブランが王に任命されたワケですが、ティリオンに”王になってくれるか“って言われたブランの返事が、”その為にここにいる“でした。
まるで”最初からそのつもりだった”とも思える返事を聞いた時に、ブランはこうなる事を知っていたのではと思いました。
第4話の感想でも書いたんですが、ブランはティリオンに北部の領主を薦められた際、「もう何も望んでいない」と答えます。
すでに何かを手に入れているかの様な回答を不思議に思ったんですが、もしかしたら自分が六王国の王になる未来が見えていたので、
あの時の台詞は「北部の王」までいらないというニュアンスだったのかなと思いました。
憶測の域を出ませんが、ブランの持つ「グリーンサイト」の力は過去だけでなく未来のビジョンを観測する事もできるはずなので、可能性はあるかもしれませんね。
男前すぎるアリア
ヤーラがジョンを処刑するべきだと言ったシーン。
たしかにヤーラからしてみれば忠誠を誓った女王が殺されたワケですから、しっかり裁いて欲しいと思うのは当然ですね。
ヤーラは王都の惨状を見ていませんし、ジョンの事もよく知りませんから。
ただ、そういったヤーラに対し、アリアのこの一言。
ナイトキング・スレイヤー(夜の王殺し)様にこんな脅しかけられたら、さすがにビビりますよ。
ずっとそれ気になってました。
スターク兄妹別れのシーン。
アリアがウェスタロスの西部に冒険に出ると言いました。
ずっと思ってましたけどね、ウェスタロスとエッソス以外にも大陸あるだろって。
どこの星の話か分かりませんが、仮に地球だったとしてまだまだ他の大陸があるはずですよ。
鉄の玉座もホワイトウォーカーの事も何も知らない人々がいても全然不思議じゃないですよね。
逆に今まで冒険に出た人はいなかったのかなと思わざる負えない。
ただ、ブランなら調べられる(もしくは知ってる)んじゃないかっって思いますが、それは言ってはいけません。
良かったなジェイミー
キングズガードの総帥がまとめられている白の書。そういえばそんなのあったなと。
過去にジョフリーがジェイミーの項を読んで馬鹿にしてましたが、本人も不本意な事しか書かれていなくて不満だったはず。
ジェイミーの人となりを知っているブライエニーが、ジェイミーの名誉を守る為に彼の真実を残してくれたのは嬉しいですね。
いきなり帰ってきたブロン
小評議会でいきなり財務大臣となって帰ってきたブロン。
約束どおりハイガーデンもブラックウォーターも与えるとかティリオン太っ腹ですね。
というか、ティリオンの一存であげられるものなのだろうか。
デナーリスもサーセイもいなくなって新しい王がいるわけなので、いくら「ラニスターは借りを返す」とはいえ、
ハッキリ言って今回の戦争で何一つ活躍していないブロンに城と領地を与えるなんて、周りは誰も止めなかったのだろうか。
7章まで大好きなキャラでしたが、最終章でもっとも好感度を下げてしまったのは彼といっても過言ではない。
小評議会が楽しそうだった点は◎
ナイツウォッチはどうするの?
処刑の代わりに終身刑という事でナイツウォッチ行きになったジョンですが、
トアマンド&ゴースト+自由の民と一緒に壁の向こう側へ行ったしまったジョン。
これっていいの??グレイワーム怒らない??
ジョンをカースルブラック送りにする=壁の向こう側に行けって意味だったのだろうか。
ホワイトウォーカーの脅威もなく、野人の脅威もほとんどない今となっては壁とナイツウォッチが存在する意味って、
罪人と落とし子の受け皿という意味合いが強いので、それであればジョンは自由の民の王となって壁の向こう側を統治する事の方が、全方位に一番良いという事で向かったのかな。
なんにせよトアマンドとゴーストがまた出てきたのは嬉しいですね。
GOTが終わるのであれば言いたい
これで終わってしまうという実感がまだ無いのですが、これで終わりです。
ハッキリ言って駆け足が凄かった最終章。これで終わってしまうのであれば、最後に言いたいことが幾つかあります。
※否定的な事を書いているので、気分悪くする可能性があります。あくまでも私個人の感想です。
まず、
・光の王ってなんだったの?
人を生き返らせたり、炎を付けたりとなにかと奇跡起こしてきた光の王。
で、結局なんだったのかと。役割ってなんなの??
ついでに言うと、5話でアリアの前に神々しく出てきた白馬どこ行った?
てっきり光の王がデナーリスの倒すという役割をアリアに実行させる為に出てきたのかと思いましたが、
アリア普通に歩いてましたからね。デナーリスもジョンが殺すし。
光の王=ナイトキングみたいな展開も期待していただけに、かなり消化不良です。
・緑の目って誰だったの?
光の王にも関連しますが、メリサンドルが意味深にアリアに言った予言「緑の目」って結局誰のことを言っていたのでしょうか。
サーセイとデナーリスが緑系の目をしていたので、ファンの間では予言通りアリアが仕留めるのが通説となっていました。
サーセイ亡きあと、やはりデナーリスはアリアが殺るんだと世界中が考えたはず。
緑目の目は既にアリアが殺した中にいたのであれば、それが誰だったのか教えて欲しい。
・ジョンの出生問題が軽い
第7章の最後まで引っ張って真実が明かされたジョン・スノウの出生問題。
当サイトでもこの問題は最終章の最も重要な位置づけになると予想していましたが、
最終章ではデナーリスとジョンの恋仲が複雑になってしまったくらいの問題で扱われてしまいました。
もちろん出生問題のせいで
恋仲複雑⇒周りもジョンの方が王じゃね?と騒ぐ⇒デナーリス暴走
のきっかけではありましたが、そうじゃなくてスタークとターガリエン、
つまり「最初の人々」の血脈であるスターク家と「ドラゴンの子孫」と呼ばれるターガリエン家との間に生まれたジョンは、
なにか特別な能力を持っていても不思議ではなく、7章までの彼には特殊能力はなくともカリスマ性みたいな力は備わっていたはず。
最終章の1話でドラゴンを一人で操ったのもターガリエンの血族であり、最後ドラカリスされなかったのもドロゴンは炎では焼けないと考えたのでは?と思うわけです。
政治的な問題よりも、大きな力を期待していたのですが、何にもありませんでした。
・やっぱり6話じゃ足りないよ問題
これは最初から心配されていた事ですが、結果としてやはり6話じゃ全然足りませんでした。
デナーリスがマッドクイーンに堕ちていく心理描写が雑過ぎて、女子供容赦なく虐殺するデナーリスに対してこれっぽっちも同情できません。
レイガルが殺されたのは辛いですよ。ミッサンディが殺されて辛いのも分かります。
ただね、GOTって誰だって大切な人が殺されたり痛めつけられたりしてるじゃないですか。
だから虐殺行為を起こす動機が弱すぎて、あれじゃいきなり暴走したヒステリー女に見えてしまいます。
サーセイの死もそう。GOTってジョフリー然りラムジー然り、どうしようも無い悪役って必ず誰かの手で殺されてきたじゃないですか。
最後に死が待っているから、それを楽しみにヘイトを溜めてきたんです。
シーズン1から出ているキャラなので、サーセイにはサーセイの事情があるのも良く分かってますが、
北部の戦争に参加しないどころか弱ったところを叩きに来る悪魔ですよ。最後はやはり誰かの手によって殺さるのを期待してました。
さらにサーセイがデナーリス達を裏切って戦争をしかける心理もよく分からない。
結果ボロ負けして涙流して死亡じゃサーセイがただの馬鹿じゃないですか。
何はともあれ最高だったGOT
制作会社であるHBOも原作者のジョージ・R・R・マーティンも話数を増やした方が良いと言っていたみたですが、
結局クリエイターである二人(デビッド&ダン)が6話に決めてしまった様ですね。
個人的にはホワイトウォーカー編として1シーズン、デナーリス編としてもう1シーズン欲しかったですが、、、
ただ、何はともあれGOTが最高のドラマだった事は間違いありません。
複雑に練られたシナリオ、バイオレンスすぎる描写、容赦のない演出、凄まじい戦闘シーンなど、
どれを取っても最高のドラマでした。登場人物が多すぎて覚えられなかった時代が懐かしいです。
既にスピンオフ作品の制作が複数決まっていて、その内の一つは今年撮影が開始されるそうです。(確か「最初の人々」の時代の話だったかと)
西部に旅したアリア編もスピンオフとして是非制作して欲しいですね。
ゲームオブスローンズは終わってしまいましたが、当サイトではこれからもGOT関連の記事を公開していくので、
ゲースロ・ロスになってしまった人もまた見に来て下さい。
それでは、また来週‥ではありませんがまた会いましょう。
Valar morghulis
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って感じでしたな
個人的にはジョンが鉄の玉座について欲しかった。
結局スターク家の壊滅から始まりスターク家の勝利で終わった。
ひとまずブランが玉座にいる限り、王国は安泰かな(グリーンサイトですべてお見通しですもんね)
ブロンは確かにどこにいたんでしょう…。
ワイルドファイアがどこかにあって王都侵攻中に引火しないのかと気にもしてましたが、結局そんなことなかったですね笑
私は夜の王がウィンターフェルとキングスランディングの2正面作戦を仕掛け、ドラゴングラスとヴァリリア剣を集め、大量のワイトを倒すにはホワイトウォーカーを倒すのが効果的と理解してるウィンターフェルかわ激戦しつつも快勝する。しかし夜の王の本体はキングスランディングを遅い王都は壊滅。何とサーセイはホワイトウォーカーにされ夜の女王となる内容を期待したのですが。
デナーリスやジョンが王位についたらファンとしては満足感はあるけど、ありきたり過ぎてやっぱり失望してたと思うね。
ブランが王になって一応の大団円を迎えられたのは、唐突感はあるが、いい終わり方ではあったかな。
思い出起こすと1話はブランが主人公っぽい扱いだったので、最終回で本来あるべき形に収まったかな?という気もする。
まあ細かい部分では描き込み不足や矛盾も感じるけど。
ついにシーズン完結でめちゃめちゃワクワクで見ました~
前シーズンで、ジョンが鉄の玉座の真の後継者と分かった辺りで、デナーリスがこうなるのは少し予想してたのと合ってたので納得でした。ちょっと残念なのが夜の王へのとどめがアリアだったのは予想外でした。
ジョン何やってんだよ!って思いました(笑)
サーセイの最後もまさか岩に埋もれるとは予想外でしたーもうちょっと遊びが欲しかったなーと思いましたー。
自分的に、最後はジョンが七王国の王を想像してましたが、、、まさかのナイツウォッチ行きとは・・・
ま、しょうがないですけど(笑)
ただ、最後のジョンが馬に乗って森へ入ってくシーン、ジョンの表情が、、、「俺何やってんだよ」って顔してたもんで、見てるこっちもモヤモヤでした。
結局ティリオンはまた王の手(笑)
一番気になるのが、ティリオンがジョンに言った「10年後にまた聞いてくれ」が凄く気になる。結局物語はこう言う結末で終わったけど、スターク家は復活を遂げて、物語はハーピーエンド。
だけど、ジョン自身の物語はひどすぎる結末。だからこそティリオンのあの言葉で10年後のジョンがどんな立場に居るのかを、製作者達は物語には入れず、この物語を見終えた観客たちの「想像」で話が終わるようにしたんじゃないかな~
それがもう一つのエンドストーリーとかね。
何よりシリーズが完結して本当良かったです!最高の作品でした!
ブランが玉座っていきなりで驚いた。まあ、誰が主人公か分からないゲームオブスローンズらしいと言えばらしい。ジョンの出生を早めに明かしていれば混乱状態のデナーリスはいなかったのかも知れませんね。役者さん達が見事に演じてくれた事と画像の繊細さは素晴らしかったです。