サバイバー:宿命の大統領シーズン1第21話(最終話)あらすじ&感想

サバイバー:宿命の大統領 シーズン1 第21話のあらすじ&感想

第二十一話:「 衝撃に備えて」

遂にシーズン1最終回です!しかし21話って半端じゃないか?

FBIの地下駐車場で爆弾を積んだ車に取り残されたハンナ。何者からか通報を受けたFBI職員に取り囲まれますが説明している暇はないと自ら爆弾を積んだ車に乗って駐車場を出ます。

ワシントンDCの街を疾走するハンナはポトマック川に車ごと爆弾を沈めました。

ハンナは現場に駆け付けたフォアステルと共にトムに会いに行きロイドの件を報告します。

トムの命令によりハンナを中心としたロイド捕獲作戦が展開されました。しかしパクス・アメリカーナの拠点があちこちにあり、なかなか捕獲には至りません。

テレビではボウマン議員が真実を隠蔽しているとトムを糾弾しますが、アーロンが

「カークマン大統領ほど正直な方はいない。公表しないのは国民のためだとわかる。」

とボウマンに反論します。

アーロン、教育長官になったキンブルのところを辞めたんですね。トムが嬉しそうに画面を見つめていました。

ロイドの自宅に到着したハンナのチームですが、時すでに遅く、彼は抜け道を使って脱出した後でした。

セスの元にレナードがやって来ました。アトウッドがナサール殺害容疑で逮捕されてた事実を官邸が隠蔽していると記事に書くのでコメントが欲しいと言うのです。セスがトムにこの件を報告すると、トムはレナードと直接話すと言いました。

官邸内でPCを起動し作業を始めるウィテカー。その動きにチャックが気づきマイクに連絡します。

ウィテカーが作成した偽のIDで国防総省に侵入したロサーノ。その知らせを受けたハンナもペンタゴンに向かいます。海軍将校に扮したロサーノはサイバー室に入り、持ち込んだ装置で作業を始めていました。

トムはレナードを部屋に招き入れ、記事を出さないようお願いしたいと率直に申し出ます。

レナードの記事は不完全だが、国の安全に関わるので今全てを発表することは出来ないのだと正直に語るトム。彼の言葉はレナードの心を動かし、とりあえずはトムの提案を受け入れることにしました。

ペンタゴンに向かうハンナはロサーノを見つけ、追跡します。カーチェイスの末、空き家に逃げ込むロサーノ。追って来たハンナと肉弾戦を繰り広げます。

つーか、何でムキムキの男とほっそいハンナが武器もなしに殴り合いなのよ。とも思いますがハンナに突き飛ばされたロサーノは串刺しになり息絶えます。

実行犯はみんな死んじゃうんですね。

ホワイトハウスに戻ったハンナはチャックから未読のメールの中にアトウッドからのものがあることを聞き、受信箱を開きます。そしてそこにはロイドとウィテカーの画像と音声が・・・・!

アトウッドがあの時送ったメールはハンナ宛だったんですね!!

ホワイトハウスを出ようとするウィテカーをマイクが止めます。背後にはハンナとフォアステル。

アトウッドの命懸けの行動が実を結びました!!

内通者が明らかとなりようやくエミリー達に真実を告げることが出来たトム。黙っていたことを誤ります。

彼らはもちろん理解を示します。

部屋を去ろうとするアーロンをトムが呼び止め、戻って欲しいと頼みます。エミリーが首席補佐官を立派に務めていると遠慮するアーロンですが、どうしてもと言われ喜んで戻ることになりました。

トムの就任後初となる政府が一同に会する議会が開催されます。トムは指定生存者をモスにやって欲しいと頼みます。その重要性をよく知る彼は光栄だと引き受けてくれました。

トムは議員達を前にしてアルサカールが犯人ではなかったこと、ロイドが真犯人であることを発表します。

「彼らはアメリカが偉大さを失い、自分たちが国を再建すると考えていたが間違いだ。

自分たちは彼らの脅しにも決して倒れることはなかった。

我々を結び付けるものは愛国心や、自由と幸福を求める愛だ。

我々が時代をつくるのだ。 」

などと力強く演説するトムの姿はテレビで放映され、アメリカ中の人々が見ていました。議員たちも深く感動し立ち上がって拍手と賛辞を送ります。

 

ホワイトハウスに戻ったトムを職員たちが温かく迎えます。それはトムが議事堂爆破の直後に大統領としてやって来た時の反応とは全く違ったものでした。

トムは持ち前の誠実さと判断力で大統領としての信頼を身に着けたんですね。

ペニーやレオと再会し喜んだのもつかの間、トムは危機管理センターに呼び出されます。そこにはフォアステルやハンナの姿。国防総省でロサーノがサーバーに侵入し米国の防衛体制が丸裸にされていたことが判ったのです。

データはロイドに送られていますがロイドは依然行方不明。国家の危機はまだ続く・・・というところでシーズン2に続きます。

この終わり方、なんというかあまり終わった感がなくて個人的には好きじゃないですが、次のシーズンが気になると思わされることは確かです。

シーズン後半は政治色が強くなり、トムがジャックに見えることが少なくなりました(笑)

主要キャラクターが基本的に皆善人で好きなドラマでした。

次のシーズンではアーロンとエミリーの恋が進展したり、セスにも恋愛がらみのことがあるといいな~と思います。

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