話題沸騰中の人気海外ドラマ、ゲームオブスローンズ。
2019年4月、ファン待望のシーズン8が放送開始されます!
シーズン8公開に当たってストーリーをおさらいしたい方向けに、
主要登場人物のシーズン7までの動向をまとめてお送りしたいと思います。
今回取り上げるのは太后サーセイ・ラニスター。
波乱の道を行く彼女の活躍を一緒に振り返ってみましょう。
ジョン・スノウ、デナーリス、ティリオン、アリアの動向はこちらにまとめています↓
【GOT】ジョン・スノウ 第1章~7章までの動向まとめ 【GOT】デナーリス・ターガリエン 第一章~最終章までの動向まとめ 【ゲームオブスローンズまとめ】シーズン1~7までのあらすじ~ティリオン・ラニスター編~ 【GOT】アリア・スターク 第1章~最終章までの動向まとめ※この記事にはゲームオブスローンズのネタバレが多数含まれているので注意して下さい。
キャプチャ画像引用元:http://nl.fanpop.com/clubs/game-of-thrones/images/33779431/title/cersei-lannister-wallpaper
シーズン1「七王国戦記」サーセイの動向
国王ロバートがネッド・スタークを『王の手』に任命するため北へ下るのに同行し、ジェイミーとティリオンを伴いウィンターフェルへ入るサーセイ。
滞在中、ジェイミーとの情交の現場をブランに目撃され、ジェイミーがブランを塔の上から突き落とします。
その後キングズランディングにてロバート王の子供達の父親をネッドに知られてしまいます。
名誉を重んじるネッドは王に報告する前にサーセイに逃亡の機会を与えます。
しかしサーセイはその温情を逆手に取り、秘密が公開される前にネッドに反逆の罪を着せて捕えます。
新王ジョフリーの気まぐれによりネッドは処刑され、スタークとラニスターの対立を決定的なものとなります。
また、息子が王となったためここから先は摂政大后として政治の実権を握ることとなります。
シーズン2「王国の激突」サーセイの動向
鉄の玉座を狙う王達の争いが本格化します。
サーセイは凶暴な一面を見せ始めたジョフリーを徐々にコントロールできなくなってきます。
対立関係にあるドーンと結束を深め戦争を優位に進めるため、ティリオンは王女ミアセラをドーンのプリンスに輿入れさせます。
これには戦場となるキングズランディングから逃がす意味もあったのですが、
サーセイは自身がロバートと望まぬ結婚を強いられたことから、ミアセラを手放し政略結婚させることに強く反発。
またジョフリーを王都防衛の前線に立たせることも嫌がり、ただでさえ険悪なティリオンとの姉弟関係は壊滅的となります。
その後スタニスの船団がキングズランィングに侵攻してきました。
サーセイは女達と共に城内に籠城していましたが、戦況が悪化するに伴い幼いトメンを連れ出し自決しようとします。
しかしタイウィン率いるラニスターの軍勢とタイレル家の軍勢が到着することで一転、スタニス軍に勝利します。
シーズン3「戦乱の嵐-前編-」サーセイの動向
ジョフリーの扱いづらさに手を焼くサーセイですが、
シーズン3ではジョフリーがタイレル家のマージェリーと婚約したことにより一層コントロールが効かなくなります。
マージェリーは人心掌握に長け、ジョフリーの自尊心をくすぐり操る方法をよく知っているためです。
サーセイはタイレル家がジョフリーを操ることを危惧。父であり王の手、タイウィンにその危険性を進言しに行きます。
しかしタイウィンはサーセイがジョフリーを暴君に育てたことを指摘し、自らの期待に沿うほど聡明ではないと叱責します。
その後タイウィンが王の手としてしばしばジョフリーを諫めますが、サーセイ自身はジョフリーの制御はできません。
そんな中、ブライエニーに連れられスタークの捕虜であった弟ジェイミーがキングズランディングに帰還します。
シーズン4「戦乱の嵐-後編-」サーセイの動向
ジョフリーとマージェリーの婚礼の宴が催されますが、ジョフリーは宴の席で毒を盛られ公衆の面前で暗殺されます。
息子を失ったサーセイは怒り狂い、ティリオンが犯人であると断定して投獄します。
ジェイミーに対しては、ティリオンに同情的であり暗殺も彼の仕業ではないと主張したため苛立ちを隠しきれません。
サーセイの謀略によりティリオンの裁判は元から有罪が決めこまれており、
ティリオンの秘密を公衆の面前で暴露し辱め、処刑するためのものでした。
ジェイミーが王の楯を辞任しタイウィンの跡継ぎとなるのを条件に、
タイウィンはティリオンの助命を約束しますがティリオンは納得せず決闘裁判を要求します。
決闘裁判にはティリオンの擁護者としてオベリン・マーテルが名乗りを上げますが、
サーセイはマウンテンを自身の代理として指名し、決闘にはマウンテンが勝利します。
ティリオンの処刑の前日、サーセイはタイウィンを訪ね、自身のロラスとの結婚について再度抗議します。
トメンを置いてキングズランディングを離れないと主張しますが、タイレル家との同盟を維持したいタイウィンは聞き入れようとはしません。
しかしサーセイは自身とジェイミーの関係を暴露し醜聞を世間に晒すと父親を脅迫します。
その後ティリオンがシェイ・タイウィンを殺害したためロラスとの結婚は白紙となります。
シーズン5「竜との舞踏」サーセイの動向
タイウィンの葬儀が行われます。
サーセイはティリオンを逃がしたジェイミーを責め、自分の行いを肝に銘じろと詰めよります。
そんな中オベリンを失ったドーンより知らせが届きます。中身は蛇の牙にかけられたミアセラの首飾りと脅迫状でした。
サーセイはミアセラの身を案じ激昂し、ミアセラに何かあれば街ごと燃やすと激怒。
ジェイミーに対しても、自分の子であるにも関わらず何もしてこなかったとなじりますが、
ジェイミーはドーンに行きミアセラを救出してくると約束します。
即位したトメンはマージェリーにコントロールされ、次第にサーセイの意に従わなくなります。
サーセイは市下に影響力を持つハイ・スパローを取り込み利用しようと企みます。
しかし武力を与えられた七神聖教は徐々に行動をエスカレートさせ、市民から始めロラス、マージェリーをも捕えます。
マージェリーの投獄までは良かったのですが、サーセイは以前関係を持っていた従弟、
ランセル・ラニスターより不倫の罪を告発され自身も投獄されてしまいます。
牢獄での過酷な状況下で徐々に精神を摩耗していくサーセイ。
始めこそ生来の気の強さでもって持ちこたえていましたが、それも次第に萎えていきます。
最後には耐えかねて完全に心が折れ、城への帰還をハイ・スパローに懇願し許されます。
しかし城への道のりは、群衆の中汚物を投げつけられ嘲られながら全裸で歩かされる「贖罪の道行き」でした。
城へ戻ったサーセイはハイ・スパローへの復讐を固く心に誓います
シーズン6「冬の狂風」サーセイの動向
ドーンよりジェイミーが戻り、サーセイはミアセラの死の知らせを受けます。
再びサーセイの身を七神聖教に拘束されることを危惧したトメンにより城に軟禁され、葬儀に出ることはできません。
また叔父ケヴァンにより小評議会からも席を奪われ、王城での立場は弱くなっていきます。
しかしここで諦めるサーセイではありません。
審判の日、七神聖教の勢力が全て大聖堂に集まった際、大聖堂の地下にワイルドファイアーを蒔き、聖堂ごと吹き飛ばしてしましました。
敵を一掃することに成功したサーセイですが、審判のため大聖堂に居たマージェリーを一緒に吹き飛ばしてしまったため、
息子トメンは寝室の窓から飛び降り自殺してしまいました。
王位継承者が全て死亡したため、サーセイが国王として即位します。
シーズン7「氷と炎の歌」サーセイの動向
即位したサーセイとウェスタロスに上陸したデナーリスとの戦いが本格化します。
サーセイは戦力増強のため鉄諸島の王、ユーロン・グレイジョイとの同盟を求めます。
ユーロンはサーセイに対する贈り物としてミアセラを毒殺したドーンのエラリア・サンド、その娘タイエニーを差し出します。
サーセイは二人を牢へ監禁し、タイエニーにミアセラを毒殺したのと同じ毒を盛ります。
娘が毒で死に、腐っていく様子をエラリアに見せることで復讐を果たします。
ジェイミーがデナーリスと交戦し、その結果をサーセイに伝えます。
ドラゴンとドスラク人の強さを目の当たりにしたジェイミーは彼我の戦力差を訴え負け戦になると説得しますがサーセイは聞き入れようとはしません。
また、サーセイはこのときジェイミーの子を妊娠しています。
ホワイトウォーカーの脅威に備えて休戦を求めるため、デナーリスがキングズランディングにやってきます。
サーセイは北部の中立を保つのなら休戦に応じるとしますが、
ジョンは既にデナーリスに忠誠を誓っていると返し交渉は決裂してしまいます。
その後ティリオンと二人で話し、父を殺し子供達が死ぬ原因を作ったとして強くなじりますが、
お腹の子を守るため休戦は必要だと諭され、最後には休戦に同意します。
しかしこの休戦協定は偽りであり、デナーリスと北部がホワイトウォーカーの軍団と戦っている間に、
ユーロンにエッソスの傭兵団を迎えに行かせ、弱ったところをまとめて叩く算段でした。
この決断はジェイミーを落胆させ、最愛の恋人の離反を招くことになります。
シーズン8でサーセイはどうなる⁉
ここまでシーズン7までのサーセイの歩みを紹介してきました。
エラリアやハイセプトンへの仕打ちを見ると分かるように、彼女は敵に対してはどこまでも冷酷な人物であり、恨みや屈辱は決して忘れません。
その一方子供達には愛情深く、またマウンテンやクァイバーンなど信頼する部下に対しては寛容で懐の広い一面を覗かせます
まさに『ラニスターは借りを返す』を地で行く性格であると言えるでしょう。
敵をことごとく叩き潰し、恋人ジェイミーにまで去られてしまったサーセイ。
あとは日和見のユーロンとゴールデンカンパニーの傭兵くらいしか残っていませんが、最終シーズンでは一体どうなってしまうのでしょうか。
シーズン8は2019年4月公開です!サーセイの動向も是非注目してみてください!
April 14. #ForTheThrone pic.twitter.com/Mzy22yxM6Z
— Game of Thrones (@GameOfThrones) January 14, 2019
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