ウェントワース女子刑務所シーズン2第12話(最終話)の感想とネタバレ

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ウェントワース女子刑務所シーズン2第12話ネタバレ&感想

第十二話:「恐るべき存在」

脱獄しデビーの墓の前で一夜を明かしたビーは、トニに送らせた銃を受け取るためリズの元へとやって来ます。

銃を使ってブレイデンへの復讐をする気だと察したリズは「復讐なんてやめて」と懇願しますが、ビーはその願いを聞き入れません。

その後、やって来た警察と鉢合わせしそうになりつつも、それを回避したビーは、銃を持ってリズの元から去っていきました。

部屋に残され警察の事情聴取を受けたリズは、白を切り通します。

ビーとの戦いに敗れボスとしての力を失ったフランキーは、他の囚人たちから総スカンを食らいます。

恋人のキムだけはいつもフランキーの見方をしてくれていましたが、そんなキムも仮釈放が決まったと報告しにきました。

「出所したら私の家に一緒に住もう」と言うキムに「約束はしない主義だ」と返すフランキー。

何か言いたげなキムでしたが、静かにその場から立ち去っていきました。

仮釈放されたドリーンの恋人ナッシュはドリーンに面会を希望しますが予約をしていなかったため面会を断られます。面会できなかったナッシュは帰り際、刑務所の塀に向かって大声でドリーンを呼びました。

それに気づいたドリーンも返事をし、2人は久しぶりに言葉を交わします。

「妊娠したの」というドリーンの告白に喜ぶナッシュ。

「来週必ず面会に来る」と約束し、ナッシュは帰って行ったのでした。しかし、他囚人も2人のやり取りを聞いてほのぼのしている中、1人だけ鬼の形相をしていた人物が。

それはいつもニコニコしているジェシカでした。ジェシカの異常なまでの子供への執着心は一体何なのでしょうか。

退職手続きを済ませたフレッチャーは刑務所を出る間際、他の刑務所に移送されるケリーとすれ違います。

フレッチャーはケリーの移送車に無理矢理乗り込み、「看守長の秘密を教えろ」とケリーに迫りました。よく見るとケリーの顔には無数の傷があり、ファーガソンにやられたと言います。

ケリーはそのまま

「ファーガソンには昔ジアナというお気に入りの囚人がいて性的関係を持っていた。

 

ジアナの子供が社会福祉士に奪われた際にはファーガソンはひどく荒れ、その後ジアナは自殺した」

とフレッチャーに語りました。

これを聞き、何か分かった様子のフレッチャーはウィルに電話をかけましたが、必死でビーを探していたウィルはフレッチャーの着信を拒否します。

そのまま刑務所に戻ったフレッチャーは携帯の録音機能をオンにした状態でファーガソンに話しかけました。

「あんたの狙いはウィルだったんだな。

 

日記を盗んだのもお前だろ?ジアナの件についても知っているから矯正省に全てを話す」

と言って部屋を出て行くフレッチャー。

ファーガソンはフレッチャーが出て行った後、ロッカーから携帯を取り出しどこかに電話をかけ始めます。

その後、ウィルの家までやってきたフレッチャーでしたが、ビー捜索中のウィルは不在だったため、フレッチャーは帰ろうとします。

すると突然、猛スピードでフレッチャー目掛けて車が突っ込んできました。勢いよく跳ね飛ばされたフレッチャーですが、命は無事なのでしょうか?

ウィルはバーでジントニックを飲もうとしているリズを見つけ、ビーの居場所を尋ねます。

リズからビーの居場所を聞き出したウィルはそのことをファーガソンに報告しますが、報告を受けたファーガソンは警察に「ウィルとビーが深い関係のあるのは明らかで2人で逃亡する気よ」と嘘をつくのでした。

その頃、ブレイデンが経営する工場に侵入したビーはブレイデンに銃を向けていました。

ビーは「デビーに打った薬をお前の腕にも注射しろ」と言ってブレイデン自身に薬を打つよう命じますが、ブレイデンから「自分には出来ない。殺してくれ」と言われたため銃を構えます。

その時、ウィルがやってきました。

必死なウィルの説得に耳を傾け、銃を下ろすビー。

「立ち上がって向こうに行け」とウィルに指示され立ち上がったブレイデンですが、殺されないと確信したのかブレイデンはビーを見てにやりとします。

それを見ていたビーは即座に銃を構えブレイデンの脳天目掛けて銃の引き金を引いたのでした。

 

 

その後、駆けつけた警察の元へ向かったウィルとビーでしたが、ビーだけでなくウィルにも手錠がかけられます。

「俺は看守で彼女を止めようとしただけだ」とウィルは説明しますが警察は全く聞きません。それもそのはず、ファーガソンのついた嘘によりウィルには脱獄加担の容疑がかかっていたのです。

同じ頃バーにいたリズも警察の迎えを受け、連行されてしまうのでした。刑務所に戻ってきたビーはすれ違いざま、ファーガソンに向かって「サイコ野郎」と囁きます。

独房に収容された後、いつものH2棟に戻ってきたビーに「おかえり」と最初に声を掛けたのはフランキーでした。

新しいボス、クイーン・ビーが戻ってきた」と続けるフランキーと歓迎の拍手を送る囚人たち。正式にボス・ビーが誕生した瞬間でした。

 

最終回はいつも以上に内容盛りだくさんな回でした。ブレイデンへの復讐をやり遂げボスの座まで得たビーですが、犠牲になったウィルとリズが不憫ですね。

恐らくリズの仮釈放は取り消されてしまいますし、ウィルの今後も気になります。また、ファーガソンの恐ろしさには底がありませんね。

フレッチャーの日記を盗んだのも、ウィルに嫌がらせをしていたのも全部ファーガソンの仕業だったなんて…ファーガソン恐るべし。

しかしビーは既にファーガソンに向かって宣戦布告しており、シーズン3はビーVSファーガソンという形になりそうです。

ビーは強敵ファーガソンにどう立ち向かっていくのか今からわくわくします。

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