ウェントワース女子刑務所シーズン1第2話のあらすじ&感想
第二話:「ここから連れ出して」
看守長メグの死体に躓き転び、血まみれになってしまったビー。
死体の近くで血まみれのまま佇んでいたとくれば犯人として疑われるのは当然で、ビーは警察の事情聴取を受けることになります。
以前メグから麻薬に関する取り調べを受けたことがきっかけで、衝動的に殺害したのではないか?と尋問されたり、
過去に夫に殺害未遂を仕掛けたことを持ち出してきたりと警察はかなり嫌な聞き方をしてきますが、
ビーはっきりと「自分は殺していない」と主張します。
全面的に疑われていたビーですが、メグの死体から出た血の量などから不審な点も多く、
ビーが殺したという確固たる証拠がないことから無事に一般棟に戻されます。
そんな殺伐とした日々の中、ジャンキー囚人トムの娘であるカイヤの誕生日がやってきます。
トムやよく世話をしているドリーンだけじゃなく、囚人仲間が集まってささやかなバースデーパーティが開催されました。
ドリーン、リズ、ブーマーが歌い踊っているシーンでは、
ブーマーだけがダンスが苦手なのか気後れなのかとにかくワンテンポ遅れているところが個人的にツボです。可愛いかよ。
皆でバースデーパーティをして和やかな雰囲気でしたが、突如ドス黒いオーラを纏った人物が現れます。
メグの夫でウェントワース女子刑務所の看守であるウィルがたった一か月休職しただけで復職してきたのです。
ウィルは元々温厚で人間味があり、囚人たちにも親身に接していたため皆歓迎しますが、
戻ってきたウィルは妻を殺した犯人を捕まえることだけを考える鉄仮面になっていました。
メグが亡くなったことに対しビーがお悔やみの言葉をかけても無表情でそっけなく返し、
カイヤが描いた、復職を祝う絵を目の前で破り捨てました。これは普通に酷い。
悲しみが深すぎて完全に自分を見失っています。
そしてウィルはドリーンに対しビーを徹底的に調べろ、真相を突き止めなければカイヤを取り上げると脅します。
ドリーンには元々一時だけの感情で行動を起こしてしまいがちな性質があるので、
カイヤを取り上げられたくない一心でビーに襲い掛かりますが、我に返りすぐに謝罪します。
そんなドリーンは入所前、妊娠中にも関わらず薬と酒でハイになったまま車を運転したことで人身事故を起こし、その事故が原因で妊娠中の子供を亡くしたという過去があります。
ある日育児放棄気味のトニを叱ったドリーンですが、トニから「カイヤを亡くした子供の代わりにしているくせに」と言い返されてしまいます。
しかしそこでドリーンは初めてしっかり自分や自分の母性と向き合って考え、
カイヤを自分の娘の代わりとして扱うのではなく、1人の女の子として扱うようになりました。
カイヤの幸せを最優先させたいと考えたドリーンは薬でベロベロになったトニを看守に引渡し、カイヤを祖母の元に預けます。
自分の娘は事故で亡くしてしまったドリーンですが、カイヤためを思って行動する彼女はこの時母親の顔をしているように見えました。
そしてビーも母親であるが故の苦悩を抱えています。
DV夫から「娘デビーへ連絡はするな」と言われたことが原因で、自分の家に連絡するのを躊躇うようになっていたのです。
しかし最後はドリーンに背中を押されたこともあり無事に電話をかけ、タイミングよく電話に出たデビーと話すことができました。
こんなに喜ぶビーの顔は初めてです。
一方、囚人以外の人間関係にも動きが生じます。
メグが殺害された後、副看守長だったヴェラが一時的に代理として看守長を務めましたが、
結局正式な看守長の座をもぎ取ったのはエリカ・ダビッッドソンという看守ではなく囚人の生活更生係をする女性でした。
このエリカという女性、今はまだ素性がよく分かりませんが中々の曲者のようです。
裏の手を使って市民から支持を得ているという内容の新聞記事をでっち上げたり、
刑務所内に薬を流している男と知り合いだったりと不思議な闇ネットワークを持っています。
まだまだ謎が多い人物であることは間違いありません。
そんな新看守長エリカは今後どんな刑務所作りをしていくつもりなのでしょうか?
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