サバイバー:宿命の大統領 シーズン1 第17話のあらすじ&感想
第十七話:「9人目の候補者」
銃規制の8180議案が無事に下院を通過し一安心のトムですが、次は最高裁判事の人選が待っていました。司法が成り立たないと大変ですよね。特にアメリカは訴訟大国ですし。
トムと旧知のジュリア・ロンバウアーが候補者9名のリストを作成してくれたようです。
セスの部屋に突然記者のレナードが現れます。
“ティーン・モード”からニューヨーク・スタンダード紙に移った彼は、自らイラクに取材に行き、議事堂爆破にアルサカールが関与していないことを取材して来たのでした。
明日には記事にすると言い残し部屋を出るレナード。そっか。この件はトムとマイクとハンナ達しか知らないんですよね。
せっかく選出した最高裁判事の人選にボウマン議員がケチを付け出します。既に各党で協議されたいたはずの内容だったため議員たちは騒然とします。
議事妨害だとボウマンを諫めるトムですが彼も下がりません。結局年配の議員の提案もあり9人目の判事候補を再考するはめになりました。
コロラドで爆弾を見つけたハンナ達は最寄りの街を捜査します。
他州からの車が多いことに気付いた2人は酒場に入り店主に「何かあるの?」と聞くと年に数回私有地で集まりがあるとのこと。
トラックやヘリの目撃も見られ、何かあることは間違いありません。
今度はキンブルのもとを訪れたレナード。キンブルがマクリーシュの承認を引き延ばしたことを嗅ぎつけ、ハンナからの証拠を待っていたのかとストレートに聞きます。
キンブルは「国の安全に関わる。」と答えませんでした。
この人はいつも堂々としてますね。
同席していたアーロンからレナードのことを聞いたフォアステルはトムに報告します。
マクリーシュや爆撃犯のことを公にされると捜査に支障が出るとしてレナードを連行することを提案するフォアステルですが、それは避けたいトムは様子を見ることにしました。
ハンナは他州から来ていると見られる男に声をかけ、ドサクサに紛れ彼の持つ冊子を手に入れます。
そこには“パクス・アメリカーナ”と書かれていました。
ボウマンの妨害により判事候補を再考することになったトムとエミリーはその9人目をジュリアに打診しますが、断られます。
彼女は若年性認知症に侵されていたのでした。
私有地を監視するハンナとアトウッドは車両が格納庫に向かっているのを目撃します。冊子には新たな帝国主義国家の指針ともいえる内容が記載されていました。
アルサカールやマクリーシュ、そしてロサーノについての記事を書いたレナードですが信憑性に欠けると突き返されてしまいます。
憤りを感じた彼がPCで「ロサーノ/陰謀」で検索をかけると謎のメールが送られて来ます。そこにはトム暗殺時にロサーノを止めようとするハンナが写っていました。
9人目の判事についてジュリアが名案を思い付きました。人選で揉めるよりはいっそ8名のままで進めてしまうというものでした。
実は9名という人数は法律で決められたものではなく、過去には7人や10人の時もあったということです。
これにはさすがのボウマンも賛成し、トムの政策は高い評価を得ました。
ジュリアと祝杯をあげるトム。若年性認知症に冒されながらも前向きに生きて行こうとする彼女の姿に秘かに涙するトムでした。
レナードの車に謎の封筒が置かれていました。中には携帯電話が入っており着信が。
電話の男は「ロサーノに興味があるようだな」と時間と場所を指定しました。
私有地を監視するハンナとアトウッド。集まった人々は武装しており焚火を始めました。その焚火を目印に一基のヘリが降り立ちます。
ヘリから降りて来たのは死んだはずのロサーノでした!
えぇっ???
マクリーシュの命令で殺されたんじゃなかったの??
じゃあ、あの時の作戦遂行時にロサーノの協力者がいたってことかな?
レナードとの待ち合わせに現れた情報提供者も政府関係者のようですし、闇が深そうですね。
最近、政策に関する内容が多くて陰謀の核心に触れることがなかったので展開が心配でしたがまた面白くなって来ました!
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