ゲームオブスローンズといえばとにかく死人が多いことで有名な作品です。
主人公がいない代わりに視点人物が多いという作品の性質上、主要人物だろうと容赦なくバタバタと死にます。
推しキャラが新シーズン開始直後にぽっくり死んでのたうち回った方も多いのではないでしょうか
今回は最終章までに死んだ登場人物と死に方をご紹介していきます。 あまりに死人が多すぎるので各陣営の主要登場人物に絞ります。ご了承下さい
※ネタバレが沢山含まれているので、最終章まで見ていない方は注意して下さい。
スターク陣営の死亡キャラ
とにかくかわいそうな死に方をする人が多い陣営です。
■エダード(ネッド)・スターク
娘の命を守るため民の前で無実の罪を告白した上で首を跳ねられ死亡。 ラニスターの思惑では北を牽制するために生かしておく予定だったので、ネッドが死んだのはジョフリーの気まぐれのせいです。
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■ロブ・スターク
ロブがフレイの娘との結婚を反故にしたため一応その報復っぽいのですが、後にタイウィンがバックアップしていたことが判明。
ちなみに、目の前で妊娠中の奥さんがお腹をめった刺しにされ放心状態のところをルース・ボルトンに刺されて死にます。 見てるだけで痛いシーンの一つ
■キャトリン・スターク
彼女も目の前でロブが死ぬのを見せられた上で首を切られて死亡します。
■リコン・スターク
ラムジーはリコンをジョンの元に走らせ、狩りの獲物を狙うように後ろから矢を放ち、ジョンの前に届く直前に矢を命中させ殺します。
ウィンターフェル奪還の戦いの火ぶたが切られるワンシーンです。
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■シオン・グレイジョイ
最初はロブにくっつくスネ夫のような存在だった彼。流されてスターク家を裏切ってしまいますが、終盤は自分の意思でサンサをラムジーから逃がし、最後はブランを守って死にました。
作中で最も成長した登場人物の一人ではないかと思います。
スタニス陣営の死亡キャラ
この陣営の死人は基本的に全部メリサンドルのせい。
■スタニス・バラシオン
スタニスはメリサンドルの魔術によりレンリーを殺しており、レンリーの王の楯だったブライエニーに報復された形。
全てを失ったスタニスの、最後の「務めを果たせ」という疲れ切った言葉が印象に残っています。
■シリーン・バラシオン
追い込まれたスタニスが取った最後の手段として光の王の生贄に火炙りにされます。
親の目の前で娘が泣き叫びながら火炙りにされるという、視聴者としてもかなりショッキングな死に方をします。まぁゲームオブスローンズだし仕方ないか・・・
結果から言うとこれは最悪の手であり、これにより兵の半数が脱走し奥方は自殺。
スタニスは士気もクソもない状態でウィンターフェルのボルトン軍と戦う羽目になります。
ちなみに当のメリサンドルは一人だけ馬でどっか行きます。この野郎!
ラニスター陣営の死亡キャラ
ぶっちぎりで死人が多いのがこの陣営。シーズン7までは主要人物が全員生き残っていましたが最終的にはほとんどいなくなってしまいました。
■ロバート・バラシオン
人間に殺されてないのこの人だけでは・・・?
従士ランセルがサーセイの命令でワインをいつもより強いものにしたのが直接の原因のようですが、飲まなければいいだけの話ですよね!
■タイウィン・ラニスター
ティリオンに対する過去の言動や命を狙ったことが災いして殺される羽目に。
最後はパンツおろしたまま便座に腰かけた状態で矢で打たれて死にます。第一発見者はどんな気持ちだったんだろう。
■ジョフリー・バラシオン
シーズン4まで生き残ったのが不思議なくらい悪い奴でした。結果的に殺したのはオレナだとシーズン7で明らかになります。
まぁ自分の可愛い孫娘があれと結婚すると思えば誰だって毒を盛るわ。
■トメン・バラシオン
サーセイがマージェリーを聖堂ごとワイルドファイアーで木っ端みじんに吹き飛ばしてしまったため喪失に耐えられず飛び降り自殺します。
恐らくサーセイとしてはハイ・スパローへの復讐のついでくらいだったんでしょうが、嫁姑戦争の一番の犠牲者かもしれません。
■ミアセラ・バラシオン
マウンテンがドーンのオベリン・マーテルとその姉エリアを殺したことによりラニスターへの復讐として殺されます。 完全に巻き添え死です。
■サーセイ・ラニスター
ゲームオブスローンズ界、稀代の悪女として名を馳せた彼女。
最後はジェイミーを伴い王都と運命を共にしました。思えば彼女が人を殺すのはいつだって子供が理由だったような気がします。最後はあっけないものでした。
■ジェイミー・ラニスター
ブライエニーといい感じだったので、こっそり生存ENDあるかもと期待していたのですがやっぱりダメだったか。
サーセイの悪行が子供のためなら、彼の犯した悪行は全て姉のため。彼女への愛のために生きて、そのために死んでしまいした。
■クワイヴァーン
マウンテンの癇癪によりココナッツクラッシュされて死んでしまいました。あっという間の出来事で、もののついでのように退場させられてしまってちょっとかわいそうでしたね。扱いがひどい。
デナーリス陣営の死亡キャラ
陰謀や策略で殺される人はいませんでしたが、最後の最後でアノ人が殺されてしまいました…。
■ヴィセーリス・ターガリエン
妹デナーリスに剣を突きつけたことでドロゴの怒りを買い、溶けた金をぶっかけられて死にます。 この人については完全に自業自得ですね。
■バリスタン・セルミー
反乱の激しいミーリーンにて巡回中、穢れなき軍団を襲撃するハーピーの息子達と戦って死亡します。
この作品では珍しい名誉ある死でしたが、良いキャラクターだっただけにもう少し長生きして欲しかったです。
■ヴィセーリオン
デナーリスの三頭の竜の一頭。デナーリスと共に亡者を捕えに行ったジョン一行の救援に向かい、その先でホワイトウォーカーの投げた槍に刺され死んでしまいます。
しかしヴィセーリオンはホワイトウォーカーの手で復活し騎竜として亡者の軍団に加えられており、シーズン7はヴィセーリオンが壁を破壊するところで終わります。
最終章にて夜の王が消滅したので一緒に消滅しました。
■レイガル
見ていてめちゃくちゃ痛そうだったのがこのシーン。全身に矢を刺され、海中に沈んで死んでしまいます。
ヴィセーリオンのように敵として立ちはだかることはありませんでしたが、彼の死はデナーリスの狂気に拍車をかける要因となります。
■ジョラー・モーモント
愛に行きた男ジョラー、ここに死す。
個人的にかなりお気に入りのキャラクターだったので死んでしまって寂しい。ですがこの後デナーリスがどんどん壊れていくのを見ずに済んだのは、ある意味幸せだったかも知れません。
死に際も格好良かったです。
■ミッサンデイ
デナーリスの相談役であり、一種の友人のような存在だったミッサンデイ。兵器だったグレイ・ワームを人間にしたのも彼女でした。
死に際の言葉「ドラカリス(全て燃やせ)」はある意味予言だったかもしれませんね。
■デナーリス・ターガリエン
彼女は王都に来るまでに多くの腹心たちを失っています。息子である三頭のドラゴンは一頭しか残らず、バリスタン・ジョラー・ミッサンデイが死亡、さらにジョンの心が離れていったのも感じ取っていたようでした。
失ったものの分を、新しい世界を作ることで埋めようとし、その想いはほとんど妄執じみていました。
いつかは死ぬと思っていましたが、恋人ジョンが手を下しただけまだ良い終わり方だったような気もします。
タイレル陣営の死亡キャラ
長らくサーセイのライバルとして君臨していたタイレル家ですが、全員ラニスターに殺されます。
■オレナ・タイレル
二人の孫をサーセイに殺され復讐のためデナーリスに組みしますがジェイミーの軍に敗れます。
サーセイは苦しめて殺すよう命じていましたが、ジェイミーは毒を与え安らかに死を迎えます。 ちなみに、死に際に「ジョフリーは自分が殺してやった」と捨て台詞を吐いていきます。
茨の女王はどこまでも棘のある人でしたね。
■マージェリー・タイレル
審判の日、サーセイに敵が一か所に集まったところを狙われ、聖堂の地下のワイルドファイアーで爆死させられます。
サーセイが来ないことを不審に思い聖堂を出ようとした辺り、頭の回転の速い女性でしたね。
■ロラス・タイレル
父、妹と同じく巻き込まれて爆死します。
その他の陣営の死亡キャラ
正確にどの陣営と決めづらいキャラ達をここにまとめます。みんな最終章で死にました。
■ユーロン・グレイジョイ
この人は「ドラゴンの母と寝る」「女王と寝る」「エッソスまでお遣い頑張ったんだからヤらせろ」と口を開けば誰かと寝ることばかり。
多分ゲームオブスローンズの世界で終始楽しそうだったのはこの人だけだと思います。結局最後はやっぱり女王と寝たことをあげてジェイミーを挑発して殺されます。自由人の鑑。
■グレガー・クレゲイン
宿敵である弟との再会からの死闘。しかしあの不死身っぷりには驚きましたね。少なくとも目と首とお腹を刺されているはずなんですが、クワイヴァーンはどういう治療を施したのでしょうか。
生命力が完全に○イオ○ザードのゾンビのそれです。
■サンダー・クレゲイン
幼少期から憎み続けていた兄にとうとう復讐を果たしました。
マウンテンと戦う直前、アリアに「俺のような復讐者になるな」と言い残したことが非常に印象的でした。彼の人生は復讐と戦いで満ちていましたが、アリアの存在がハウンドに少しでも安らぎを与えていたことを祈りたいと思います。
■ヴァリス
シーズン1より、王のためではなく民衆のために働き続けていた彼。
結局ヴァリスの予言は正しく、デナーリスはドラゴンの炎で王都を焼き払い魔王と化してしまいます。彼が生きていたらどうなっただろうと思わずにはいられません。
■メリサンドル
この人は結局何をしに来たのかよくわかりません。
防柵に火をつけたり、ドスラクの剣に炎を与えたり、一応働いてはいたのですがいずれも大して効果出ず。シリーンを火あぶりにした件があるのでどこかで大活躍して精算してくれるかと思ったのですが、そんなことはありませんでした。
■ベリック・ドンダリオン
シーズン7までに6回も生き返らされていた死ぬ死ぬ詐欺のベリック・ドンダリオン、とうとう本当に死にました。
光の王(ル・ロール)はとにかく人使いが荒いようですね。ずっと戦いづめでしたから、ゆっくり休んで欲しいものです。
*
以上、GOTの死亡キャラと死因を紹介しました。
ここで紹介した以外にも非常に多くのキャラが死んでいます。登場キャラの半分は死んでいるのではないでしょうか。
シーズン1にて主役と思われていたネッドが殺された時点で、このドラマはいつ誰が死んでもおかしくないという緊張感のある作品となりましたね。
沢山のキャラが死んでいきましたが、生き残った面々もいるので良かったです。(ホワイトウォーカー達に負けて人類全滅もありえたので。)
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本日最終章を鑑賞し終えました。
登場人物が多く少し混乱しておりましたが、
頭の中を整理する事が出来ました。
ウオーキングデッドの様にぐだぐだになる事も無く、
終幕は少し寂しいですが綺麗なエンドに満足でした。